面接でわかる採用・不採用のサインとは?面接官の反応に注意しよう

中途採用の面接を受けた後、採用・不採用の連絡が来るまでは落ち着かないものです。連絡がすぐに来ないと「不採用かもしれない」と不安に思ってしまう人もいるでしょう。
面接を何社も経験しているうちに、だんだんと面接官の質問内容や態度によって、面接中に採用か不採用かが判断できるようになってきます。それはどこでわかるのでしょうか?
この記事では、面接官が面接中に出すことが多い採用・不採用のサインや、面接官の反応の読み取り方、採用を勝ち取る方法についてご紹介します。

<目次>
1. 「面接結果の連絡が遅い=不採用」ではない
2. 合格が期待できる採用サイン
3. 面接官が出す不採用サイン
4. 面接官の反応を読み取って採用を勝ち取る方法
5. 面接官の反応を見ながら冷静なアピールを

「面接結果の連絡が遅い=不採用」ではない

面接が終わって何日も結果を待っていると、不安になってしまうのは当然です。しかし、結果がなかなか来ないからといって、必ずしも不採用というわけではありません。

面接結果の連絡が遅れてしまうことについては、企業側にさまざまな事情があります。たとえば、応募者が多いと選考期間が長くなりがちですし、上長の承認に時間がかかる会社もあります。また、転職希望者は平日の日中に仕事をしている人も多いので、面接の日程を夕方以降に指定する人が重なると、全員の面接を終えるまでに期間が長くかかってしまいます。

一方、何度か面接を重ねるうちに、だいたいの結果が予想できるようになることがあります。あらかじめ面接官が出すサインを知っておくことで、合否連絡を待つ間の不安が軽減されるだけでなく、次回への反省点が明確になり、面接官の反応を見ながら落ち着いて面接を進められるようになるでしょう。

合格が期待できる採用サイン

「採用サイン」の多くは、面接官からの質問内容によって読み取れます。面接官の言葉に注意深く耳を傾けてみましょう。

●入社可能日を聞かれる
わかりやすい採用サインの例は、入社可能日に関する質問です。面接の時点で不採用にする予定の応募者に、入社可能日を聞くケースは少ないと考えられます。

●具体的な職務内容や勤務地などの希望を聞かれる
面接中に具体的な職務内容や勤務地の希望を面接官から聞かれたら、採用の可能性が高まっていると考えられます。入社後に関する質問は、会社が配属先を検討していると考えられるからで、入社可能日の質問と同様、不採用にする予定の人にはあまり尋ねない質問です。

●面接時間が予定よりも長い
面接時間が予定より長くなったときも、合格が期待できる採用サインです。面接時間が長くなるのは、面接官が興味を持っているからで、もっと応募者の話を聞きたいと思っている可能性があります。

●次の面接のアドバイスをもらえる
面接官から次の面接のアドバイスをもらえたら、それも有力な採用サインです。応募者にアドバイスをするということは、面接官が応募者を入社させたいと考えている可能性があるからです。「次は、自己PRをもう少し簡潔にしたほうがいいですよ」「もう少し入社後のキャリアプランを明確にしたほうがいいですよ」などと具体的なアドバイスをもらえたら、次の面接までに改善できるようにしておきましょう。

●自社の魅力を伝えてくる
面接官が自社の魅力をアピールしてきたときは、採用に前向きな気持ちの表れと言えます。面接官も内定を出す人には、内定承諾をしてほしいと考えます。そのため、面接時に興味をもった応募者に対しては、会社の成長性、社内の良い雰囲気、希望する業務に携わることができる点などを伝え、入社してもらうための努力を行うからです。

面接官が出す不採用サイン

面接時に面接官が見せる不採用サインは、採用サインと異なり、発言ではなく、対応や態度からも読み取ることができます。

●不採用の可能性が高い面接官のサイン
面接官の興味なさそうな態度は、不採用の可能性が高いサインです。具体的には、質問に答えても面接官の反応が薄かったり、応募者の回答を掘り下げるような質問がなかったりする場合です。応募者の答え方や内容に問題があることもあれば、単に面接官と相性が合わないだけのこともあります。

面接時間が短すぎる場合も要注意です。「これ以上、聞く必要がない」と受け取られた可能性があります。

また、応募者が次の面接の予定や選考結果の連絡日について尋ねたときに、「来週か再来週には連絡します」「多分、メールで届くと思います」などと曖昧な返答を受けたときは、不採用サインかもしれません。採用予定の人は次回のスケジュールを決める必要があるため、「週明けの月曜日までにご連絡します」などと日程を具体的に示すことが一般的です。不採用の連絡は採用連絡よりも後回しにされやすいため、期日が曖昧になりがちです。

●合格だと勘違いしやすい不採用サイン
面接で話が盛り上がると合格と考えやすいですが、終始良い雰囲気で面接が進んだからといって、必ずしも採用されるとは限りません。応募者の素を引き出すことを目的に、あえてリラックスした雰囲気を出す面接官もいます。さらに、すでに他の人の採用をほぼ決めているため、面接官が採用に真剣になっていないことも考えられます。

また、自分が思い通りのアピールを面接官にできたときも、つい合格と思ってしまいがちですが、重要なのは面接官がどう受け取るかです。十分アピールできたつもりでも、実は自分が一方的に話してしまっていただけかもしれません。面接官と会話のキャッチボールができているかどうかを確認しながら話すように心がけましょう。

面接官の反応を読み取って採用を勝ち取る方法

面接官からのサインは、あくまでも目安です。正式な選考結果の通知が来るまでは、採否はわかりません。面接の途中で「不採用かもしれない」と思っても、まだチャンスはあります。面接官の反応を見ながら、内定を獲得するためにアピールをしましょう。

まずは、面接官が求めている質問に的確に答えられているかどうかを見直しましょう。面接では自分をアピールすることに夢中になった結果、一方的なコミュニケーションになってしまうことがあります。面接で自分をアピールすることは大切ですが、一方的にアピールするだけではコミュニケーションが取れない人と思われる恐れがあります。面接官とうまく会話のキャッチボールができているか、質問に正しく答えられているか、的はずれな回答をしていないかなどを自問自答しながら面接を進めましょう。

また、面接に臨む前に企業が求めている人材像やスキルをあらかじめ把握し、事前準備をしっかりと整えておくことも大切です。面接の途中で「不採用かもしれない」と感じたときは、事前準備の内容をもとに態勢を立て直してアプローチすることで、面接官に「決め手に欠ける」と受け止められることを避けられ、自分の印象を変えることも可能です。

面接官の反応を見ながら冷静なアピールを

選考結果は、他の応募者と比較したうえで決まります。面接で不採用のサインが見えたとしても、最後まであきらめたり落胆した表情を見せたりせずに、冷静に面接を続けましょう。面接官が合否を悩んでいたとしても、他の応募者と比較して優位と判断されたり、上長が気に入ったりして採用になる場合もあります。
合格だと信じていたのに不採用の連絡が来ると、ショックを受けるのは仕方がありません。そのときに落ち込まず、面接を振り返りながら採用サイン・不採用サインが出ていなかったかを思い出してみましょう。そのうえで、反省を踏まえて次の面接に挑むことが大切です。

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