ネガティブな退職理由をポジティブに変える方法

「退職理由について教えてください」この質問は採用面接の場において、まず間違いなく出てくる質問です。一般に「転職しようかな」と考えるのは何らかの不満を感じたときが多いでしょう。「収入が低い」「やりがいが感じられない」「社風が合わない」…。これらは立派な退職理由ですが、これをそのまま伝えてもよいのでしょうか。

<3つのポイント>
●前職の不平不満はマイナス評価
●退職理由はポジティブに言いかえるのが鉄則
●不満をひもとくと前向きな転職理由が見えてくる

ネガティブな退職理由を言ってはいけない理由

結論から言ってしまうと、面接で前職の不満をそのまま伝えては採用されるのは難しいでしょう。不平不満を言う人は、企業から「我慢が足りないのでは」「また辞めるのでは?」「周囲に良い雰囲気を与えないのでは?」と思われてしまうからです。仕事に対する前向きな気持ちを企業は評価します。
仕事に対する不満は、仕事への前向きな気持ちが叶えられなかったことから生じるもの。仕事に対する不満をひもといてみれば、自分の仕事やキャリアに関する考え方が見えてきます。そこから、前向きな退職理由を引き出すことができるでしょう。では、具体的にどのように伝えるのがよいのでしょうか?

給与への不満

給与への不満はそのまま伝えると「お金のことしか考えてないのでは」とマイナスに受け取られてしまいます。給与への不満は努力が報われないから生まれているのではないでしょうか。そこで「自分の努力や成果が正当に評価される環境で、成果を実感しながら働きたい」という風に言いかえてみるとよいでしょう。

「残業が多い」「仕事量が多い」という不満

仕事に終われて、毎日残業。そんな職場で疲弊して転職を決意する人は多いです。面接で退職理由を聞かれたときも仕事のつらさを訴えたくなるでしょう。しかし、その気持ちはグッとこらえて「一社で長く働くためにもより良い労働環境で意欲的に仕事がしたい」「メリハリを持って業務に取り組める職場で働きたい」などとポジティブな退職理由に変換しましょう。

人間関係が原因で退職

人間関係を退職理由に挙げるときは注意が必要です。「人間関係で何かもめごとを起こすのではないか」と面接担当者が不安に思うからです。また、パワハラが原因で退職した場合、その理由を正直に伝えてよいものか迷うかと思います。
基本的に話さないですむ場合は話さないほうがいいでしょう。面接時は自分のスキルや経験、企業のために貢献できることを中心にアピールしましょう。ただ、面接官から退職理由について深く追求されることがあります。人間関係について触れるのはそのときです。
人間関係のトラブルは多かれ少なかれどの職場にもあるものなので、実は判断が難しいところがあります。重要なのは起きた事実を正確かつ客観的に説明することです。加えて、その状況を改善するために自分がどんな努力をしたのか伝えましょう。
そして、「周囲とコミュニケーションをとって気持ちよく働きたい」「チームで団結して一つの目標に向かって働けるような職場で働きたい」とポジティブな退職理由でまとめると、面接担当者も納得するはずです。

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