管理部門
2014.03.11

MBOの達成要件として重要なセルフコントロールとは。

社員人事評価の指標として今や多くの企業で取り入れられているMBO評価制度ですが、もともとはピーター・ドラッカーによって提唱されたものだということをご存知の方は意外と少ないようです。
MBOとはあらかじめ評価者(上司)と被評価者との間で目標を設定して、被評価者が自ら設定した目標達成のために努力をすることで、結果として会社組織としての目標を達成させるためのシステムですが、ドラッカーはこの目標管理を「MBO-S(Management by Objectives and Self-Control)と提唱しており、それはマネージメント、オブジェクティブズ(目標)、セルフコントロール(自己統制)の3つのキーワードから構成されています。MBOでたてた目標の達成にはセルフコントロールは不可欠な要素ですので、年度末を迎え次年度のMBOについて考え始めるこのタイミングでセルフコントロールの大切さについて改めて考えてみたいと思います。

セルフコントロールとは言葉の通り自己管理になります。企業にとって業績を上げるためには社員が自主的に目標達成させるプロセスを作ること、つまりモチベーションを保つことが大事ですが、モチベーションを保つことは非常に難しく、例えば評価基準を決める際の目標設定ひとつにしても、基準を高めに設定してしまうとそれは達成できないもの、ノルマとして会社からやらされているものと捕らえられてしまい、簡単にモチベーションをさげる結果になります。それでは被評価者のモチベーションを高くもたせながら目標達成に取り組ませるにはどうすれば良いでしょうか。

まず目標をコミットさせるためには自主的な行動が必要であり、評価者は被評価者自ら設定する目標の動機づけがしっかりとできるよう導かなくてはなりません。
そして達成プロセスの中では、問題解決に向けそういう方法もあるのかといった気づきや、自分の役割としてどうしても達成せねばならぬ目標だということ、目標を達成すると結果として会社業績にどのような結果がもたらされるのか、といったMBOの本来の意味をしっかりと説明できることが重要です。

被評価者が納得感や責任感をもって取り組むことができるよう、年度末・次年度を迎えるこの時期に再度面接の大切さについて考えてみてはいかがでしょうか。

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