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はたラボ

意外と見られてる! 相手に好印象を与える名刺入れの選び方

営業職 コラム 名刺入れ 名刺交換 ビジネスマナー 印象 セルフブランディング プロから学ぶ

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訪問先や交流会での名刺交換。マナーは完璧でも、そこでチラッと見える名刺入れがザンネンだったら、せっかくの好印象が台無しになってしまうかもしれない。 そもそも、世のビジネスパーソンは、どんな基準で名刺入れを選んでいるのか。「お気に入りのブランドだから」「やっぱり革じゃないと」など、こだわりがある人もいれば、「何となく」なんて人もいるだろう。

 

「名刺は自分の顔のようなものですから、それを持ち運ぶ名刺入れは、相手にどう見えるかを考えて選びたいですね」と話すのは、ビジネスパーソンが相手に与える印象についての企業研修や講演、セミナーを数多く手掛ける印象戦略家・ちとせさん。ビジネスマナー上、どんな名刺入れを持つのが正解なのだろうか。

「ビジネスパーソンにとって、洋服や小物に気を使うことはマスト。特に名刺入れは、思った以上に相手に見られています。自分の好みだけを理由に選んでしまうと、相手に失礼に当たることも。選び方は、誰と名刺交換をする機会が多いかをまず考えましょう。例えば、目上の方との名刺交換が多い場合は、安定感や信頼感を得られるような、上質な革素材を選ぶと間違いありません」

 

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一方で、アルミやプラスチックなどの軽やかな印象の素材は、それを選んだ明確な理由やどうしても譲れないこだわりがある場合以外、あまりおすすめしないそうだ。いったい、なぜ?

 

「名刺交換のとき、自分の名刺入れの上に相手の名刺を置きますよね。名刺入れにはお客様をお迎えする座布団の役割があるんです。最悪なのはボロボロの名刺入れ。そこに自分の名刺が入ると思うと、『名刺と同じく、私も大切にされないんだろうな』とガッカリされてしまいます」

 

たしかに、自分の名刺だけではなく、相手の名刺も預かるのが名刺入れ。「自分の好みだけでは決められない」ということか。では、色やデザインについては、どのようなポイントに気をつけるべき?

 

「派手な色やデザインを選ぶのは避けましょう。ただし、コーポレートカラーと合っていればその限りではありません。また、有名ブランドのロゴが大きく入るような名刺入れも、あなたではなくブランドの印象が残りがちなので、立場によっては控えた方がいいですね」

 

他にも、例えば金融系のビジネスパーソンのスーツはネイビーやグレーが多いので、名刺入れもブラックやブラウンなど定番の色が合うように、職種によっても相応しい名刺入れが変わってくるそうだ。

 

「IT系の職種はファッションの自由度が高いので、逆に上質な素材の名刺入れにしてしっかりした印象に見せてもいいでしょう。アパレルやクリエイター系の方の場合、その仕事をしているからこそのこだわりを感じさせる名刺入れを持つのも有効です」

 

「先日、木を使ったプロダクトデザイナーさんにお会いしたのですが、木製の名刺入れを持っていて、さすがだなと感心しました」とちとせさん。なるほど、いつでも持ち歩く名刺入れがセルフブランディングのアイテムになっているというわけか……。

 

「そもそも、名刺入れがボロボロの人は、靴や身だしなみなど、ほかでもだらしないことが多いんです。ビジネスパーソンの必須条件は清潔感。名刺入れから印象戦略を始めてみましょう」

 

最後にグサッときた、ちとせさんの一言。スーツや靴、時計などに比べて安価なので、名刺入れの新調は身だしなみを見直すきっかけになりそうだ。

 

(岡本 英子)

<取材協力>
▼印象戦略家 ちとせ
http://chitose.shinbi.cc/