お知らせ
2016.07.11

【イベント報告】パソナキャリアカンパニー主催 企業の人事・ダイバーシティ担当者対象 『社員発信による女性活躍推進の風土作り』セミナー開催

107社135名にご参加いただきました

株式会社パソナで人材紹介・再就職支援サービスを行うパソナキャリアカンパニーは、企業の人事・ダイバーシティ担当者を対象に、女性管理職・管理職候補の活躍を支える風土醸成や女性社員の意識改革に繋げるための企業の取り組みを紹介する『社員発信による女性活躍推進の風土作り』と題したセミナーを2016年6月14日(火)に開催いたしました。

今年4月から女性活躍推進法が施行され、企業内での女性の活躍により一層期待と関心が高まっています。一方で、女性の積極的登用の課題として、社内の風土醸成や意識改革の進め方に関する相談が多く寄せられ、本イベントを開催する運びとなりました。イベントには107社135名にご参加いただきました。

イベントでは、パソナキャリアカンパニー 女性活躍推進コンサルティングチーム マネージャーの岩下より、女性活躍推進に伴う各企業の課題意識や取り組み等を説明いたしました。続いて株式会社ディー・エヌ・エー ヒューマンリソース本部 人材企画部 DeNA Women's Council 運営責任者 渡辺様と、昭和シェル石油株式会社 ソーラーフロンティア株式会社出向 グローバル事業本部 部長補佐の福井様をお迎えし、女性活躍推進に関する取り組みについてお話いただきました。

第一部 女性の労働環境や働く女性の意識について

株式会社パソナ パソナキャリアカンパニー 岩下純子
2016年4月から女性活躍推進法が施行され、企業における女性の活躍に関する関心は日々高くなっています。また、1997年より共働き世帯が専業主婦世帯を上回り、現在は共働きが夫婦の働き方の主流となるなど、働く方々のライフスタイルや女性を取り巻く環境も変化しています。パソナキャリアが2014年と2015年に実施した企業向けアンケートの回答では、女性の雇用に関する課題として「育児との両立支援」が過半数を超えましたが、次点に「意識改革」という回答が出ています。2014年と2015年の結果を比較した際には「意識改革」の増加率に大きな変化が出ており、制度面での整備から「意識改革」に課題がフォーカスされている状況が見られています。意識改革を推進するため、企業でもトップからの発信に加え、一般の社員のアイデアで施策を考え、推進するケースも増えてきました。

第二部 女性活躍推進に関する企業の取り組みについて

株式会社ディー・エヌ・エー
ヒューマンリソース本部 人材企画部
DeNA Women's Council 運営責任者 渡辺真理 様

株式会社ディー・エヌ・エーでは、「働くを応援する」というコンセプトのもと、各種サポート活動を行い、現在は復職率ほぼ100%を達成しています。大きなきっかけは、2012年頃から産休に入る女性社員が増えたことでした。また、女性社員より「結婚後に両立して働くイメージがわかない」「そもそも両立支援制度についてあまり知らない」と声があがったことです。当時既に両立支援の制度はある程度整っており、社内に活用している社員は存在していたことから、社員が捉えているイメージと現状にギャップがあることに気付きました。優秀な社員が社内で長期的なキャリアを築いていくイメージを持てないことは企業にとってリスクであると感じ、経営陣に打診をしたところ、『各自がおかれた状況に応じて仕事を設定できることは大切であり、男女問わず支援していきたい。環境の変化で誰も働くことを諦める必要はない』と前向きに考えてくれました。当社は仕事において性差はないという考え方が浸透しています。そのため、世の中のトレンドであるから制度整備を行うのではなく、事業にとって重要であるから行うというスタンスを明らかにし、「働くを応援する」というコンセプトのもと社員の仕事とライフイベントの両立をサポートしています。具体的には、制度や福利厚生を新たに導入したほか、産休前面談や復職ワークショップ、マネージャー研修、復職前三者面談等、産休・育休サポートを一気通貫で行っています。さらに社内全体への啓蒙活動も続け、現在では仕事とライフイベントの両立がしやすい企業という認識が社員に根付いたと感じています。株式会社ディー・エヌ・エーは、今後も社員の「働きたい」気持ちを全力で応援してまいります。

昭和シェル石油株式会社
ソーラーフロンティア株式会社出向
グローバル事業本部 部長補佐 福井美佐子 様

昭和シェル石油株式会社では、人事関連部署ではなく一般部署の社員が主導で運営し、構成している「昭和シェルWomen'sネットワーク」により組織の風土醸成が行われています。当社は早い時期より社員が働きやすく、能力を発揮しやすい職場環境作りに取り組んでいましたが、2014年に女性社員の中長期的なキャリア形成支援の検討を目的として、女性社員対象のアンケートを実施した際に、83%の女性が「上位資格を目指したい」と答えたのに対し、「管理職になりたいか」という質問に過半数以上が「なりたくない」と回答しました。アンケート結果の課題を踏まえ、2015年に経営陣の強い後押しのもと、「昭和シェルWomen'sネットワーク」が設立され、女性管理職で構成された「リーダーズ」を中心とした活動を行ってきました。
具体的には、女性管理職と女性社員が交流する機会として分科会の実施や女性役員の講演会、リーダーズミーティングを開催しました。これまで一般の女性社員にとって女性管理職は「自身とは違う存在」と捉えていた人も多かったようですが、実際の触れ合いの中で自身と同様の悩みを持っていたことなどを知り、刺激を受けたという社員が増加し、参加者のほぼ100%から『参加して良かった』という声を聞くことができました。また、女性社員同士だけで仕事について議論・啓発し合う場は通常あまり多くありませんが、分科会・講演会でグループディスカッションを実施したことで、色々な気づきとモチベーションアップを果たすことができたと認識しております。
現在の激しい事業変化の中で、企業として生き残るためには、多様な価値観を受け入れることが必要です。そのため、当社は2016年より活動の第2期として、男性社員も含めた全社的な活動を展開しています。女性が最大限能力を発揮している状態にすること、そして5年後にダイバーシティで日本のリーディングカンパニーになることを目標に掲げ、お互いの価値観の違いを尊重し合える企業文化を醸成してまいります。

パソナキャリアカンパニー主催
『社員発信による女性活躍推進の風土作り』セミナー概要

実施日時 2016年6月14日(火) 14:00~16:00
実施場所 パソナグループ本部(東京都千代田区大手町2-6-4)
参加人数 107社135名
対象者 企業の人事・ダイバーシティ担当者
実施内容 【第一部】「女性の労働環境および働く女性の意識について」
株式会社パソナ パソナキャリアカンパニー 女性活躍推進コンサルティングチーム マネージャー 岩下純子
【第二部】「女性活躍推進に関する企業の取り組みについて」
株式会社ディー・エヌ・エー ヒューマンリソース本部 人材企画部
DeNA Women's Council 運営責任者 渡辺真理 様
昭和シェル石油株式会社 ソーラーフロンティア株式会社出向
グローバル事業本部 部長補佐 福井美佐子 様
【第三部】質疑応答

(参考)パソナキャリアカンパニーについて

パソナキャリアカンパニーは、正社員・契約社員での転職を支援する転職エージェントです。2015年9月から女性管理職・管理職候補者を対象に『キャリア支援付女性管理職人材紹介サービス』を開始し、求人企業の紹介だけでなく、転職後のキャリア形成を支援する研修や女性管理職交流会などを実施しています。転職先で活躍し続けるための継続的なサポートを行うことで、女性管理職の育成や企業の女性活躍推進を支援しています。
また、2016年3月には、女性に特化した人材紹介サービスをはじめ、女性が活躍しやすい風土の醸成や研修サービス等を提供する『女性活躍推進コンサルティングチーム』を発足しました。
パソナキャリアカンパニーは、女性が長く活き活きと働き続けられる社会の実現に向けて、今後もキャリア形成を支援する研修や女性管理職交流会などを実施し、女性管理職の育成や企業の女性活躍推進を支援してまいります。

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