【職務内容】1.財務報告に係る内部統制 金融商品取引法が求める財務報告に係る内部統制の評価を行います。(1)内部統制評価 以下の項目について当社およびグループ会社に対して整備・運用状況のモニタ リング評価の実施。 - 取締役会、経営計画、各種規程 - 受注・売上・棚卸資産 - 決算・財務報告作成 - 財務報告への影響が大きい仕訳勘定作成 - ITインフラ、アクセス制御、開発(2)内部統制整備支援 グループ会社とコミュニケーションを取りながら、内部統制の整備の支援。 - 受注・売上・棚卸資産に係る業務のプロセス整理の支援 - 同上の業務のRisk Control Matrix(リスクの特定、リスク低減に向けた統 制内容)作成の支援2.グループ会社の経営管理・統制状況のモニタリング(経営管理モニタリング) GRIスタンダードに基づき設定した当グループの重要項目について、 国内外の グループ会社に対してモニタリングの実施。(1)各グループ会社による自己評価 ①管理・統制の重要項目についての質問表(自己評価票)の依頼・回収・確認(メ ール) ②自己評価結果の解析・評価報告の策定(取締役会議案作成)(2)各グループ会社に対する現地監査(またはリモート監査) ①現地監査の実施案内(メール) ②現地監査の実施(対面もしくはTV会議) ③現地監査結果の解析・評価報告の策定(取締役会議案作成)【業務内での英語使用について】業務で英語を使用する割合は、全業務の5割程度となります。さらにそのうち、メールや証憑書確認など文書に関わるものが7割、現地監査(もしくはリモート監査)における会議進行、質疑応答が3割です。基本的には、海外グループ会社のナショナル経営層やスタッフとのメールでのやりとりが主体となります。今後、海外事業会社の内部統制整備を強化する必要があるため、海外事業会社とのやり取りはより一層増加する見込みです。【魅力】「同社の経営層や担当者」、「国内外グループ会社の経営層や担当者」ならびに「監査法人(公認会計士)」など、多くの関係者とコミュニケーションを図り、グループ全体のガバナンス・リスクマネジメント・コントロール(内部統制)を支援することを通じて、経営層の判断や監査対象部門の目標達成に向けた業務改善に貢献できます。・経営全般にわたる知識、特に財務・会計、IT、内部統制(ガバナンス)、リスクマネジメント等の知識を得ることができます。・実際の現地監査やグループ会社経営者とのやり取りを通じて、問題点・課題の発掘能力を磨くことができます。・組織を俯瞰し、改善をリードする役割を担うことにより、経営者の視座を体感できます。・経営者に対する報告や諸調整を通じて、コミュニケーションスキル、コンサルティングスキルを得ることができます。【募集背景】コーポレートガバナンスに対する外部要請の強度が高まる中、「M&Aによる海外グループ会社の拡大」、「指名委員会等設置会社への移行」が行われ、当グループにおいても内部統制の仕組み・体制の強化が求められております。他社での内部統制業務にかかわった知見を取り入れたい、グローバルな視点から内部統制業務に携わっていただきたいという思いから募集に至りました。【組織構成】監査室:全6名(50代 3名,30代 3名)【働き方】在宅勤務も併用いただけます。(週3~4日程度)※業務都合により変動あり
東京都
700万円~1130万円※経験に応ず
内部監査・内部統制