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応募条件から企業のホンネを読み解く

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求人にはさまざまな応募条件がありますが、これらの項目はあくまで目安です。見慣れない言葉や表現もあり、情報をつかみにくいこともありますが、企業分析のひとつの手法として企業のホンネを応募条件から読み解いてみましょう。

<3つのポイント>

  • ●経験や実績次第では年齢が高くても転職可能
  • ●若ければ多少業界経験年数が少なくても審査に通過することがある
  • ●リーダー募集は未経験でも素質や根拠を示せれば大丈夫

年齢制限のホンネ

現在は雇用対策法によって労働者の募集および採用における年齢制限禁止が義務化されていますが、同法が施行される以前は「年齢○歳まで」「若手歓迎」などと、ほとんどの求人で年齢制限が設けられていました。

企業が年齢制限を設けたいホンネは、年齢が若いほどコストがかからないところにあります。経験も実績もほとんど変わらないのならば、将来性があり長期間働ける若い人を採用したほうが実利的です。年齢が高い人は、組織に溶け込めるかどうかの不安要素もあることから雇う側にとっては大きなリスクを伴います。

また年齢が高い部下を入れると、若い上司たちが嫌がるという点もあります。社内の雰囲気が悪くなるのならば、ある程度スキルが不足していても若い人を育てたほうがよいと考える企業が多いようです。

このような理由から現在も若手を歓迎する企業が多くみられますが、すぐに前線で活躍できる即戦力を欲している企業も少なくありません。年齢が気になって応募を迷っている方は転職エージェントに相談してみましょう。実績が豊富な人や、専門性の高いスキルを持っている人は、多少条件に合致しなくても書類通過する可能性がありますので積極的にチャレンジしてください。

経験者採用のホンネ

転職において即戦力が求められる昨今、「業界経験○年以上」というように経験者採用を行っている企業が目立ちます。経験年数の制限で最も一般的なのは3年で、多くの業界では3年ほどの業務経験があれば一通り対応できると判断しているようです。

経験年数を設ける企業のホンネはいろいろありますが、根底には応募者を厳選したいという思いが強いようです。求める人材と違う人からの募集が殺到してしまうと、選考や面接にも影響が出てしまいます。そういったことを防ぐためにあえて経験年数を設定することで、ミスマッチを避ける狙いがあるのです。

ただし、年齢制限同様に経験年数も企業が独自に決めたものであり、経験やスキルによっては経験年数に満たなくてもチャンスはあります。特に若さは大きな武器で、多少経験が足りなくてもポテンシャルを買われて採用されるケースもあります。気になる求人があるならばぜひ応募してみましょう。

リーダー募集のホンネ

「リーダー募集」や「幹部候補募集」など、指導者の転職求人を多く見かけます。この手の求人は文字どおり「プロジェクトを任せられるリーダー」を欲しています。仕事や人員は充足しているのにそれを束ねる人材がいない企業であることが多いようです。

人を束ねるスキルがあれば多少経験年数が少なくてもいい、というのが企業のホンネであり、プロジェクトを成功に導いた実績や経験があれば、リーダー年数に満たなくても書類選考を通過することがあります。まったくの未経験の場合でも、素質や根拠があれば評価されるかもしれません。興味がある人はアプローチしてみましょう。