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ニッセイ情報テクノロジー株式会社は、日本生命グループのIT戦略を担う会社として、1999年に誕生した企業。日本生命との長期的なパートナーシップの中で培ったノウハウと実績を基に、多くの保険会社や金融機関などに多様なシステムソリューションを提供しています。今回お話を伺ったのは、ニッセイ情報テクノロジー株式会社の販売チャネルソリューション事業部 フロント開発ブロックに所属する川沼利英氏。実際にパソナキャリアを利用して転職に成功した川沼氏から、入社の決め手になった点や現場にいて感じる同社の強み・やりがいなどをお聞きしました。
新卒では独立系SI企業に就職しました。最初はコーディングなどの開発の仕事に専念し、8年目くらいから徐々に管理系の業務にシフトしていきました。今まで自分が作業していたものをレビューしたり、パートナーの進捗を管理したり作業を依頼したりといった仕事ですね。この業務へのシフトが、今の会社を選ぶきっかけにもなったんです。管理業務に注力したいのであれば、ユーザーに近いところ、つまり「プライマリーベンダー」と呼ばれる会社で働いた方が、望むキャリアに近づけるのではないかと考えました。それまでは、いわゆる「二次請け」で開発リーダーをするのが私の役割だったのですが、一次請け側の事情で自分も含めた開発現場の人々が難しい局面に追いやられるといったこともありました。その経験から、自分がもっとユーザーと近しいところへ行って、うまく案件の舵取りをすればいいのではと思うようになっていったんです。
「ユーザーにより近いポジションで働けるかどうか」です。もともと金融系サービスの会社の開発業務を行っていたので、転職活動でも生命保険会社のシステム部などを受けていました。SIerはニッセイ情報テクノロジーのみです。自分が発注側になって、舵取りをするつもりで転職活動をしていました。実は、他にも事業会社のシステム部などいくつか内定をいただいていたのですが、最終的にはニッセイ情報テクノロジーを選びました。
一番の決め手は、面接で聞いた業務内容が、自分がやりたいことに一番マッチしていたという点です。生命保険のシステム業務は、契約管理などさまざまな分野があるのですが、私は顧客面前業務などフロントに近い部分の仕事がしたいと考えていました。今はまさに、日本生命の大規模プロジェクトのフロント側の案件に携わることができています。お客様からの反応がダイレクトに分かる領域ですので、ユーザーインターフェイスにはかなり気を使っていますね。デザインの部分にも携わっていて、先方からも特にきめ細やかな要望をいただいているので、要件調整はもちろんシビアな部分もあります。契約をするお客様が実際に目にする部分でもありますし、お客様の中には高齢者の方もいらっしゃいますから。ここまで精密な仕事だとは想定していなかったですが、プロジェクトの難易度も高く、大規模な案件でもあるのでそれだけでもチャレンジングですね。
「使う頭の筋肉が違う」と感じています。前職では一次請けの会社に「決めてください」と伝えていた領域に、今度は自分が関わることになります。私自身、どういう表現で伝えたら良いのか分からない状況に陥ることもありました。二次請け、三次請けの企業で要件定義に関わってきたという人であっても、いざプライマリーベンダーで要件定義をするとなると、全然違う仕事だと実感できると思います。「お客様から要望をいただいて始まる仕事」と、「そもそもなぜそのシステムが必要なのかを考える段階から関わる仕事」の違いですね。前職では、開発するシステムのそもそもの意味を深掘りすることはあまりなかったんです。ニッセイ情報テクノロジーは、管理業務をする人もシステムのそもそもの意味や中身の話ができる人ばかりですね。お客様と直接、仕様書の細かい部分の話もしています。
変わりましたね。二次請けとして仕事をしていた頃は、最終的に労働時間を増やし、稼働を上げてカバーせざるを得ないことも多かったのですが、ニッセイ情報テクノロジーでは、「数あるリソースと時間の中でどうやって質を担保すればいいか」を考えて実行することが評価されるんです。管理業務を学びたかった私にとっては衝撃でしたね。力業でない交渉術を知ることもできましたし、「管理」に対する考え方も私の中で変わりました。なので、働く時間も減りましたね。
グループ会社向けの内販だけでなく、外販もしている点です。内販の良さは、親会社との関係が強くなりノウハウが貯まっていくことですが、見方を変えれば、「井の中の蛙」状態になる危険性もあると言えます。外販をしている会社だと、外から知恵やノウハウを得て吸収する場が生まれますよね。ユーザー系SIerの中で外販をしているという点は、ニッセイ情報テクノロジーの強みです。実際に売上も外販がおおよそ3~4割で、5割くらいを占める年もありました。外販向けの営業部もあるので、グループ会社以外からの仕事を請け負う体制も確立されているんですよ。
システムの中身の話をすることも多いので、今までに積んできた開発経験を存分に生かせる環境です。Javaなどのオープン系の言語の経験があれば、即戦力として活躍できるはずです。もともと上流工程に携わっていたという方も即戦力として活躍できるでしょう。ですが、プライマリーベンダーと二次請け、三次請けの仕事の仕方は、要件定義一つとってもかなり違うので、「より上流へ」と考えて転職される方は、自分がやってきたこと「だけ」を盾にするのではなく、新しいやり方を積極的に学べるタイプの方が成長は早いと思います。
私は、一緒に働く人が外に目を向けている人たちなのか否かは、転職活動でとても重視しました。外を向いている人の方がストイックですし、常に危機感を持って働いてもいます。しかし、内販をやっている会社にも良い点はありますから、一概に良し悪しは言えないですよね。なので、私はどちらもやっている会社を選びました。ユーザー系のSI企業に転職したいと考えている人は、「内販と外販の比率を見る視点」を持つことをおすすめします。
また、ニッセイ情報テクノロジーは発注元に近い「一次請け」として仕事の舵取りをしたいと考えている方、かつユーザーに近いサービスに携わりたいと考えている方には向いている環境だと思います。ニッセイ情報テクノロジーは、「ITで商売をしている会社」なんです。事業会社のシステム部門も転職活動の際に検討しましたが、事業会社のシステム部門は、「コスト部門」と見られてしまう場合もあります。私は新卒時代から「自分の仕事がどう売上になったか」の視点で仕事をしているタイプなので、「システム部でコストがこれだけかかりました」と報告をされるのは寂しいと感じました。なので、「自分が作ったシステムを導入したことでどう利益に貢献できたか」が分かる環境が向いていると判断しましたね。今やっている案件をリリースした後のお客さんの反響も楽しみです。安定稼働が必須ですので、リリース後も携わっていきたいですね。
※本記事は、2019/3/1に公開されています。記事の内容については掲載時点のものとなりますので予めご了承ください。
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