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日産自動車株式会社の特集

日産の取り組み(2)

特にプロジェクトや組織のリーダーとなる女性が活躍することが重要で、日産自動車は、意思決定層におけるジェンダーダイバーシティの促進を、経営戦略として取り組んでいます。
SCM本部 車両物流部 主管 柏原 恭子様にお話を伺いました。

「物を買う側」から「物の作り手側」へ

前職では、外資系企業の日本代表窓口として、「物を買う側」の物流やSCM※を手がけてきました。SCMを極めるために、「物の作り手側」の仕事も経験したい。 そう考えて私が転職活動を開始したころ、日産はSCMをグローバルに展開し始めるため変革の時期を迎えていました。自動車についての知識はありませんでしたが、日本を代表するメーカーで貴重な経験ができる又とないチャンスを逃してはいけないと、思い切って日産に飛び込みました。

※Supply Chain Management(サプライチェーンマネジメント) 生産・物流といった供給プロセスを、「お客さまから受注して、お届けするまで」というお客さまや販売会社までを結んだひとつの「チェーン」と見立て、そのチェーン全体が一貫した戦略を実行し、全体最適を実現することを目指す経営管理手法。

ダイバーシティが根付いた風土

私が入社したのは、SCMだけでなく、ダイバーシティへの取り組みについても、大きく変わるタイミングでした。

入社2年目に、管理職へ昇進するための社内試験を受けるチャンスをいただきました。積極的な女性登用などの目標を掲げた全社を挙げてのダイバーシティ活動が浸透するにつれて、性別に関係なく意見をぶつけ合うことも、さまざまなことに挑戦することもできる風土が育ってきたと感じます。女性の管理職も当たり前になり、中には、子育て中の女性もいますし、私自身にも娘がいます。

挑戦できる文化や環境

実は、日産独自の育児支援制度の中には、私が改善の要望を出したものもあります。ベビーシッター利用料を補助する制度があるのですが、最初に会社が提携していたベビーシッターの派遣会社よりも安くて使い勝手の良いサービスがあるのでそちらに換えてはどうかという提案をしたことで、現在の形に制度が改善されました。

改善後は、社内でも1、2を争うヘビーユーザーとして制度を活用させてもらいました。自分で率先して制度を利用するだけではなく、自分の部下や他の部門の方にも制度の利用を広めています。これらの制度は何も女性のためだけのものではありません。男性の部下にも、ファミリーサポート休暇(通常の有給休暇以外に取得可能な、育児・介護などのための家族サポート休暇)を取得して子どもの行事に出席することを勧めたりもしています。

キャリアアップを目指したければ、性別に関わらず挑戦できる文化や環境、そして実績が今の日産にはあります。どうか積極的にチャンスに挑み、ベストを尽くしてください。

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