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株式会社アグレックス の特集

「えるぼし」3つ星に認定!!女性活躍推進は50年以上前から。制度が機能している会社で自分らしいキャリアを積む

現在では、「女性活躍推進法」が広く認知され、さまざまな会社が取り組みを始めている一方で、制度が社内でうまく機能しないという声も聞こえてきます。そんな中、株式会社アグレックスは、1965年の創立から現在まで女性の管理職登用を積極的に行ってきた会社です。そのため、すでに女性管理職も多く、ロールモデルとなる女性もたくさん働いています。2017年には女性活躍推進の優良企業認定マークである「えるぼし」の最高段階の3つ星に認定されました。どんな取り組みをしていて、職場はどんな雰囲気なのか。同社の企画本部 人事部部長の木崎綾さん、コンタクトソリューション事業部 ビジネステクノロジーサービス第2部 チーフの小保内稚奈さん、システムソリューション事業部 金融システム第1部 プロジェクトリーダーの広瀬有美子さんの3人にお話をおうかがいしました。

多岐にわたる情報サービス業務を手がける会社

- 株式会社アグレックスでは、クライアントの業務を一括受託するビジネスプロセスアウトソーシングや、パッケージソフトで課題解決を支援するソフトウェアソリューション、システム構築から運用までを支援するシステムインテグレーションなど、情報サービス業における様々な事業を展開されていますが、そのなかで、皆さんはどのような部署で働いていらっしゃるのでしょうか。

小保内:クライアント企業の業務を受託するコンタクトソリューション事業部で働いています。現在は、某生命保険会社でヘルプデスク業務に携わっています。主に、お客様からの受電の応対ですね。チーフになってからは、社内会議へ出席するために月に一回は本社へ行きますが、それ以外ではクライアント企業に常駐しています。

広瀬:私は、金融システム第1部に所属しており、クライアント企業である保険会社でシステム開発に携わっています。具体的な業務は、保険の申し込み内容を反映させる入口部分のシステムを担当していますが、分析から設計、テスト、リリース、納品と一連の流れにはすべて携わっています。また、小保内さんと同様に、基本的にクライアント企業へ常駐しています。

木崎:人事部で採用活動、人材育成、人事制度企画などに携わっています。現在は、働き方改革や女性活躍推進についての施策策定も行っています。

- 皆さんそれぞれ業務内容が異なりますが、どんな時にやりがいを感じますか?

小保内:対応したお客様から「ありがとう」と直接お礼を言ってもらえることですね。現在は、20人くらいのアドバイザーを抱えるリーダーを任されているので、受電業務よりも現場の運営や管理を担当しています。ヘルプデスク業務は、主に応答率で評価されるのですが、人員配置を考えて、高い応答率を出せた時には達成感がありますね。また、アドバイザーの日々のモチベーションを上げながら育成をすることは難しい部分でもありますが、やりがいを感じられることでもあります。

広瀬:システム開発をしているので、チームで関わった案件が無事にリリースできた時や、納品をしてクライアントに感謝された時にやりがいを感じます。現在はプロジェクトリーダーを任されているため、チームメンバーの教育もしていますが、育てたメンバーの成長を感じた時はすごく嬉しいです。反面、全員が同じ方向を向いて仕事をしないと業務がスムーズにいかなくなりますから、メンバーのフォローなどにはとても気を使います。

木崎:人事部という仕事柄、入社した社員の成長過程を見守れることですね。我が社は中途採用も多いので、採用を通して新しい人たちと関わりが持てることも楽しく感じます。

創立から変わらない女性管理職の積極的な登用

- 木崎さんは現在、部長をされていますが、管理職を意識したきっかけを教えてください。

木崎:自分の仕事を一通りこなせるようになり、人の面倒も見られるようになってきた頃、「自分の次のステップは?」と考えたことがありました。我が社はもともと女性の管理職が多く、先輩もたくさんいるんです。彼女たちの背中を見ているうちに、私も同じようにバリバリ働いていくのかな、と思ったのがきっかけでしょうか。
実際に管理職に就くと、見える景色が変わりました。仕事の範囲が広くなるのでそれなりに責任も重くなりますが、ステップアップするごとに景色が変わることは面白く、またやりがいがある部分でもあります。

- 小保内さん、広瀬さんも順調にキャリアを積んでいらっしゃいますが、そのなかで大変だったことや変化などはありましたか?

小保内:私は人前に出るのも話をするのも苦手なタイプなので、積極的にキャリアを積んでいこうという気持ちはありませんでした。当社に魅力を感じたのも、ヘルプデスクという裏方でコツコツ仕事ができる業務だったからなんです。ですから、SSV(サブスーパーバイザー)への打診があった時にも一度は断ろうと考えていました。しかし、上司から「チャンスをつかめるかどうかで変わるんだよ。逃してしまえばチャンスは二度と訪れないかもしれない。だから、どんどんつかんでいきなさい」と言われて、気持ちに変化が起こりました。その後、PL(プロジェクトリーダー)を任されることになった時には、「失敗してもいいから全力でやってみなさい。何かあった時には責任はすべて私が取るから」と言われたんです。そこから消極的だった性格も改善されて積極的になりました。これが一番の転機だったと思いますし、管理職も意識するようになりましたね。現在は、チーフとして人を育成する楽しさも見えてきました。

広瀬:私の場合は、自分からリーダーを目指したわけではなく、せざるを得ない状況になったからです。プロジェクトリーダーになってすぐにリーマンショックの影響で人員が削減され、リーダーは私一人になってしまったんです。どうしようかと悩みましたが、性格的にもぐいぐいと引っ張っていくタイプではないので、メンバーのサポートに徹することにしました。かなり大変でしたが、そのぶん自分の成長を実感できましたし、できないことができるようになったいい機会でした。現在は、リーダーを任せられるメンバーも育っているので、それぞれの得意分野を担当しながらプロジェクトをまとめています。

- 女性管理職が多いとのことですが、何か理由はあるのでしょうか。

木崎:当社の女性管理職は15.2%ほどで、IT業界の平均を大きく上回ります。我が社はもともと入力業務を扱っていて、当時はタイピストという職種の社員が存在していました。タイピストには女性が多く、また、生産性も高かったんです。そこから優秀な人材をどんどん管理職にしていったという経緯があります。ですから、社風として女性管理職に抵抗がないのではないでしょうか。今でこそ、女性活躍推進が世の中で叫ばれていますが、当社の土壌はすでに整っているので、今後は女性管理職をさらに拡大していきたいと思っています。

- 木崎さんは1人のお子様がいらっしゃいますが、子育てと仕事の両立はどのようにされているのでしょうか。

木崎:当初から、子育ては夫と協力してやると決めていました。管理職ということもあり、仕事が遅くなることもありますから、曜日で分担するようにしています。最初は気持ちに余裕が持てずにパニックになってしまうこともありましたが、夕食を朝や前日、週末にまとめて作ったりして時間の効率化をするなど工夫することで乗り切りました。

- 両立を支援するための社内制度などはありますか?

木崎:制度はいろいろありますが、一番は周囲の人たちのサポートが充実していることです。また、女性の先輩社員がたくさんいるので、仕事や育児の悩みを聞いてもらうこともできます。出産前の女性社員向けにセミナーを開催しており、制度の説明をしたり、家庭と仕事との両立のコツなどを伝えていますが、ロールモデルがいて、さらに自然とフォローもする体制ができあがったため、あえて伝えなくても広く認知されている状態です。

- 制度は作ってもうまく機能しないことがありますが、制度が当たり前のように認知され、機能しているというのは素晴らしいですね。しかし、クライアント企業への常駐が多いと、融通がきかないこともあるのではないでしょうか。

広瀬:クライアント企業へ常駐している女性が、育休から復帰した事例はたくさんあります。むしろ、クライアント企業から「時短勤務でもいいから、ぜひ戻ってきてほしい」と言われるほどです。勿論、本人が働いていた時に実績があり、高く評価されていたということも理由ですが。

働く人間を大切にする会社。社会の変化に応じた今後の取り組みとは

- すでに女性が働きやすい環境が整っている御社の今後の取り組みが気になりますが、いかがでしょうか。

木崎:我が社は約4割が女性社員なのですが、女性管理職をどんどん増やしていきたいですね。部署によっては、女性管理職が少ないところもあるので、まだまだマイノリティという雰囲気があるんです。しかし、すでに会社の雰囲気も変わってきているので、そう遠くない将来、実現すると思います。

- 小保内さん、広瀬さんのキャリアの話をお聞きすると、それぞれすごくいいタイミングで役職を与えられていると感じます。何か取り組みはしているのでしょうか。

木崎:女性は自身を控え目に評価している人が多く、積極的に声を上げることは少ないかもしれません。しかし、上司は部下をよく見ているため、実力があって能力がある人は、どんどん評価されるのではないでしょうか。

- 利用してよかった制度はありますか?

小保内:母性健康管理セミナーです。後輩が妊娠したのを機に参加したのですが、そこで産休育休の事例の紹介などをしていて、今後起こる生活の変化をイメージしやすいと感じました。さらに、驚いたのは、このセミナーが19回目だったということ。10年前くらいから今までずっと存在しているセミナーだったんですね。

広瀬:カミングホームという一度退社しても戻ってこられる制度です。女性は結婚後に夫の転勤などで辞めざるを得ない場合があります。この制度を使えば、転勤から帰ってきた時に、以前の処遇のまま復帰することができますし、特に有効期限もありません。

木崎:IT業界は人材も不足していますし、再び一緒に働いてくれる人は大切にしたいという思いがあるんです。

- 今後描いていきたいキャリアを教えてください。

広瀬:私はものを作るのが好きなので、システム開発の現場にずっと携わっていきたいです。そして、自分の持っている経験やスキルを後輩に伝えて、その成長を見届けていきたいと思います。また、システムの技術は常に進化しているので、新しい技術も学んでいかないといけません。部署では、さまざまな技術研修があるので、これを活用してさらにスキルアップしていきたいです。

小保内:入社して8年ほど経ちますが、業務に関わる知識はかなりついてきたと感じます。これを活かして、新しい業務の立ち上げをしてみたいです。現場は若くても能力が高いメンバーが多いので、最近では、後輩をどんどんステップアップさせたいという思いも強くあります。上司からは、マネジャー職、もしくは新規顧客を獲得する営業職なども打診されているので、そういったところへも挑戦していきたいですね。

木崎:人事部は、人材育成という面で会社の成長を支える仕事をしています。これからの社会の変化に応じて、会社のさらなる発展に貢献していきたいと思います。

- 最後に転職を考えている女性へメッセージをお願いいたします。

広瀬:入社した頃は、こんなに長く勤めるとは思っていませんでした。それだけ働きやすい環境がそろっています。女性はライフステージの変化でキャリアも左右されてしまいがちですが、当社なら産休や育休など、本人の都合に合わせた選択をすることができ、さらに周囲がサポートしてくれます。

小保内:私がこの会社を選んだきっかけは、人間関係のよさです。なかには退社する人もいますが、それは新しいことにチャレンジしたいなどの理由がほとんどで、人間関係でやめることはめったにありません。また、女性が多い職場ですから、妊娠や出産に理解があります。長く働きたい人にはおすすめしたい会社です。

木崎:私はこの会社が2社目ですが、とにかく働きやすいです。ライフイベントを経験しながらキャリアを積むことが充分に可能です。制度があるだけではなく、しっかり機能している。
前例にこだわらず新しいことにチャレンジしたいという人は、ぜひ当社に入社してほしいですね。

※本記事は、2018/3/13に公開されています。記事の内容については掲載時点のものとなりますので予めご了承ください。