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ホンダが女性取締役(芝浦工業大学教授の國井秀子氏)を起用するとの人事を発表しました。同社創業以来、初の女性役員の誕生です。同時に、初の外国人取締役も起用するそうです。
日本の大手自動車メーカーとしては、他社に少し遅れての起用です。日産自動車やトヨタ自動車にはすでに女性役員、外国人取締役も複数存在しています。男女共同参画白書(平成25年版)によれば、日本の就業者に占める女性管理職の割合は10%強で、比較対象12カ国のうち11位という低さです。
ホンダの決算資料によれば、昨年4月-12月の地域別売上高の割合は、北米が50%弱、アジアが20%強など海外事業が大半を占め、日本は全体の約15%。このまま今後も海外比率は増えていくと見られます。
製造業は歴史が長い企業も多く、なかなか従来の枠組みを壊す、あるいは変えることは簡単ではないかもしれません。しかし、取引相手、競争相手が大きく変化していく中で、変えるべきものと変えずに守っていくものとの選別を迫られている時期と言えるでしょう。
「枠にはまるな。」昨年の東京モーターショーでホンダが提示したメッセージです。今回の役員人事が、そのメッセージを実行した一つなのかもしれません。日本のメーカーが世界で戦うためには、女性だから、とか外国人だからという従来の枠組みにはこだわってはいられません。
女性を積極的に採用したいという企業も増えています。属性によらない、企業発展のための人材起用に期待大です。
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