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こんにちは。ライターで、だし愛好家としても活動している梅津有希子です。食べることが大好きで、『終電ごはん』(幻冬舎)、『だし生活、はじめました。』(祥伝社)などのレシピ本を出しています。
フリーランスのわたしは、主に自宅で仕事をしています。朝昼晩の食事は家で簡単なものを作ることが多く、簡単に済ませたいからこそ、1日に何度もまな板を洗うのがとにかくイヤ。気が付けば、スーパーでまな板不要の「切らずに済む食材」をパトロールするのが趣味のようになりました。2012年に出した『終電ごはん』は、そんな行動がきっかけで生まれた「10分で作れて洗い物少なめ」というコンセプトのレシピ本です。
今回は、仕事がうまくいった日に食べたい「ごほうびごはん」、疲れたときにしっかり栄養が取れる「お疲れごはん」、胃に優しい「すぐ寝るごはん」という3つのコンセプトで、まな板いらずの簡単レシピをご紹介します。
食材を切る必要がないので、料理初心者の人でも作りやすいと思います。仕事から帰ってきたら、ぜひ心がほっとするおうちごはんを楽しんでくださいね。
プレゼンがうまくいった夜や昇進したときなどに、ささっと作れてちょっぴり豪華な気分に浸れるだし茶漬けです。会社帰りにスーパーに立ち寄って半額で買ったお刺身が、料亭風の一品になります。
お刺身の種類は何でもOK。今回はサーモンとホタテで作りましたが、サンマでもマグロでも白身魚でも、何でもおいしく作れます。
<簡単なのに、味わいは本格的なだし茶漬け>
現在“だし愛好家”としても活動しているわたしは、とにかくだしが大好き。本物のだしを口にすると、気持ちがほっとするもの。香りにも癒やされます。
「半額のお刺身で! プチ贅沢なだし茶漬け」は、大好きなだしを使いたくて考えたレシピです。具は定番の鮭やたらこでもよかったのですが、ちょっと贅沢なおうち茶漬けがいいなあと、お刺身を使うことにしました。最初は、以前お店で食べておいしかったゴマだれ風味の鯛茶漬けを再現してみようと思ったのですが、ゴマだれを作るのが面倒そうだったので(笑)、しょうゆとめんつゆで“手抜きの漬け茶漬け”に仕上げました。
夫に感想を聞いてみたところ「うまい! よく漬かってる。最初は漬け丼で食べて、後からだし茶漬けにしたい」と、2杯おかわり。普段はなかなか手が出ないお刺身も、半額なら惜しみなく使えますよね。夜食にもぴったりです。
「あ〜……疲れた……」というときは、疲労回復が期待できる食材を積極的に取っていきましょう。中でも、ビタミンB1が豊富な豚肉と、滋養のある食べ物としておなじみの山芋は、疲れているときにぴったりです。
豚肉と相性のよいキムチを中華麺と一緒に炒め、焼きそばにアレンジしました。フライパン1つで手軽に作れるのが魅力ですよ。そのままでも十分おいしいのですが、仕上げにとろろをトッピングすれば、食べやすく、疲れも吹き飛びそうですね。
「山芋をすりおろしてとろろを作るのは面倒」という人におすすめなのが、スーパーやネットでも買える、1食分ずつパックになっている冷凍タイプのとろろです。流水解凍ですぐとけるので、手軽に使えます。
<つるんと食べられてボリューム満点の焼きそば>
「豚キムチとろろ焼きそば」は、以前お好み焼き屋さんで食べたソース焼きそばを参考にしたレシピです。とろろがかかっていておいしかったので、キムチを使った焼きそばにアレンジしました。夫からも「しっかりめの味付けで、男性にもぴったりのパンチの効いた焼きそば。とろろでつるんと食べられるのもいい」と好評でした。
わが家の冷凍庫では1食分ずつパックされた冷凍とろろを常備しています。とろろごはんやとろろそばがすぐに作れて便利ですよ。
くたくたになって帰宅した夜は「ごはんを食べたらすぐ寝たい……!」というのが本音。このスープは、冷凍餃子とカット野菜を使うので、包丁いらずのレシピです。鍋に材料を入れて火にかけるだけですぐ作れるボリューム満点のスープなら、胃にも優しくおなかも満足。生姜入りで、体もすぐにポカポカ温まります。
冷凍餃子は、焼き餃子でも水餃子でも、どちらでもOKです。最近のカット野菜はきのこが入っていたりと種類も豊富なので、お好みでどうぞ。
<食べ応えがあって野菜もしっかり取れる、優しいスープ>
「餃子とたっぷり野菜の生姜スープ」は、冬に鍋をするとき、よくお肉の代わりに冷凍餃子を入れていたのをヒントに思いつきました。「野菜も取れてすごく温まる。これだけでおなかいっぱいになるし、すぐにポカポカ。生姜はすごい。冬にぴったり」と、夫も気に入った様子でした。
焼き餃子って、焼かなくても使えるんですよね。ボリュームが出るので、スープの具にもおすすめなんです。そして今回スーパーで買い物していて気付きましたが、多くのお店で冷凍の水餃子も売られていました。焼き餃子の方が入手しやすいと思いますが、水餃子だとよりもちもちしてさらに食べ応えが増すと思います。
ちなみにうちでは、餃子の皮やワンタンの皮も鍋の具の一つとして入れたりします。「ぶっというどん」みたいな感じで、つるんとしておいしいですよ。
それにしても、最近のカット野菜の進化はすごい! スーパーの野菜売り場をじっくり見ると驚くと思います。定番の野菜炒め用や千切りキャベツ以外に、10種の野菜がセットになったサラダ用や、シチュー用、きのこMIXなど種類も豊富。一人暮らしでも使いやすい量なので、「野菜を買っても使い切れない」という人にもぴったりです。
毎日ごはんを作っていてつくづく思うのは「人間は自分の選んだ食べ物でできている」ということ。当たり前のことですが、仕事に明け暮れていた20代の頃は、そんなふうに考えたこともありませんでした。
簡単なごはんでも、自分で作ることで「自分に手をかけている。体を気遣っている」という実感が持て、わたしの場合、精神衛生上とてもいいと感じています。
仕事は自分の思い通りにいかないことも多いけれど、食べるものは自分で選べる。こういう小さなことの積み重ねで、10年後の体調やライフスタイルに大きな差がつくのではないかと、今となっては思います。
「自分で作って自分で食べる」
このささやかな達成感が、明日の自分を作るんだな……と、40歳を過ぎてしみじみと感じます。
ささっと作れてほっとするおうちごはん。「自炊している」というと、離れて暮らす家族も安心するかもしれません。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
著者:梅津有希子
編集者・ライター、だし愛好家。北海道出身、東京在住。「終電ごはん」と題した料理写真を、深夜にツイッターで発信していたことがきっかけで書籍化された『終電ごはん』(幻冬舎)や、『だし生活、はじめました。』(祥伝社)など、著書多数。春と夏の甲子園シーズンは、高校野球ブラバン応援研究家としても活動し、『ブラバン甲子園大研究』(文藝春秋)というマニアックすぎる著書も持つ。
公式サイト:梅津有希子公式サイト
(編集:はてな編集部)
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