IT・Web業界
2013.09.25

【IT業界の未来を考える:第1回】Javaは過去のもの!?

アプリケーション開発をされている転職希望者の方と面談した際に「今後、どういう言語が流行るんですか?」、「○○言語の仕事は今後もあると思いますか?」という質問をよく頂きます。その中でも「Java」の将来性について質問されることが多い状況です。将来のことを確定的にお話をすることは出来ませんが、転職エージェントの立場だからこそ分かることを述べさせて頂きます。

オブジェクト指向プログラミング言語であるJavaは1990年代にサンマイクロシステムによって開発されました。Javaの特徴はオブジェクト指向プログラミングに基づいて作られた言語であるため、近年の大規模化傾向にあるシステムの開発において、開発効率や保守性といった面で強みとなっています。その他にもガベージコレクション等の機能はプログラミング時の負荷軽減に役立っています。

基幹系システムの開発においてJavaが選択されることが多くなった昨今、システムインテグレーターやソフトハウスの新入社員研修でも「C言語」や「C++言語」では無く、「Java言語」で研修をすることが多くなったと人事の方からよく伺います。つまり企業としてはシステムエンジニアのベーススキルとしてJavaを習得することが良いと考えていると読み取ることが出来ます。

下記はパソナキャリアで取り扱っている求人におけるJavaの経験で応募可能な求人数の推移です。ご覧頂ければ分かる通り、求人数は増加傾向にあります。

Java系求人数推移


この背景には求人企業がシステムエンジニアを採用する際、特定言語のプログラミング経験だけでなく、オブジェクト指向を中心とした設計スキルを求めている点にあります。

今回のまとめとして10年後にどのような言語が主流となっているかは予測することは出来ても確かな答えは誰にも分かりません。しかし、10年後であっても高い設計スキルはシステムエンジニアのスキル評価において、重要な要素となると考えます。そのため取り扱い言語について悩んでいるシステムエンジニアの方は一度、目線を変えて、設計スキルについて考えてみると良いのではないでしょうか?

キャリアアドバイザー
IT・Web業界担当
田中 大介

IT・Web業界のその他の転職コラムIT・Web業界の転職コラム一覧

転職活動の悩みをキャリアアドバイザーに相談してみませんか?