面接マナーのNG項目をチェック!採用担当者が気になるポイントとは?

面接官は話の内容だけでなく、面接中の態度も評価の対象にしています。面接に挑むにあたって、特に注意すべきマナーとはどんなものか、NGポイントをまとめました。面接前におさらいしておきましょう。

<目次>
1. 面接時の身だしなみのNGポイント
2. 面接室に入室するまでのNGポイント
3. 入室後の行動のNGポイント
4. 面接官との会話でのNGポイント
5. 面接終了後のNGポイント
6. 面接はマナーに始まり、マナーで終わる


面接時の身だしなみのNGポイント

第一印象に大きく影響するのが身だしなみです。「髪型」「服装」「持ち物」の3点について、それぞれのNGポイントを見ていきましょう。


<髪型>
●清潔感がない

ビジネスシーンにふさわしい清潔感のある髪型で面接に臨みましょう。
男女を問わず、前髪は左右に流すなど工夫し、額を適度に出すと、清潔感が出やすいでしょう。

女性でお辞儀をした際に髪型が崩れる人は、ピンで留めたりゴムなどを使って後ろで一つに束ねたりして髪の乱れを防ぐことも大事です。
ピンやゴムは、ビジネスシーンでも違和感のない落ち着いた色のものを使いましょう。

また、寝癖、フケ、脂ぎった髪の毛は清潔感のなさに加え、自己管理能力の欠如も感じさせます。「寝癖がついた状態で朝一番の面接を受けてしまった」ということのないように、面接当日は出発前に髪型をチェックしてください。
スタイリング剤をつけすぎて髪をべっとりさせるのも避けたほうが良いでしょう。

茶髪も基本的にNGです。黒もしくは自然な髪色で面接を受けましょう。「茶髪OK」と求人広告に謳っている会社でも、派手な髪色は避けてください。


<服装>
●汚れやシワが目立つ

くたびれてシワの目立つスーツは、だらしない印象を与えます。
クリーニングに出すことが望ましいですが、時間がない場合はシワ取りスプレーを使うとシワを目立たなくできます。
ワイシャツもシワが目立つと印象が悪いので、事前にアイロンをかけるか、シワ取りスプレーを使い、きれいな状態を保つようにしましょう。

汚れたりかかとがすり減ったりした靴もNGです。かかとを修理するか、靴を買い替えたほうが良いでしょう。面接官は、足元までしっかりチェックしています。なお、革靴の色は、黒か焦げ茶がスーツに合わせやすく、おすすめです。


●色や柄が派手
ワイシャツは色・柄ともに数多くのバリエーションがありますが、清潔感のある白無地がベストです。男性のネクタイも目立ちすぎる色や柄を使うのは避けましょう。

スーツは黒、グレー、紺などの明るすぎない色で、無地か品のあるストライプのものが定番です。女性はパンツスーツとスカートのどちらでも大丈夫ですが、スカートの場合、夏場でもベージュのストッキングを着用しましょう。


<持ち物>
●カジュアルなバッグを持参する

リュックなどのカジュアルなバッグはNGです。定番はA4サイズの書類が入るビジネスバッグかショルダーバッグで、色は黒か焦げ茶。面接会場に入ったらバッグを床に置くため、底のマチが広く、倒れにくいものが良いでしょう。
また、当日の持ち物が少ないからといって、手ぶらで面接に行くのはNGです。面接時に企業から書類を受け取る可能性もありますので、必ずバッグを持つようにしましょう。


●スマホを腕時計代わりにする
面接には腕時計をして行きましょう。最近ではスマートフォンを時計代わりに使って腕時計をしない人もいますが、面接官のなかには違和感を覚える人もいます。
おすすめの腕時計は、ビジネスシーンに合ったシンプルなデザインのもの。メタル素材、もしくは黒か茶色の革素材のベルトに黒や白のシンプルな文字盤だと、スーツに合わせても目立ちすぎず良いでしょう。


面接室に入室するまでのNGポイント

面接室への入室前からマナーはチェックされています。面接が始まる前から悪い印象を与えないようNG項目を確認しておきましょう。


●遅刻や早すぎる受付
指定時間に間に合わずに遅刻するのは論外ですが、受付への到着が早すぎるのも面接官の都合を考えない行動として評価を落とす可能性があります。指定時間の5分前に受付を行うのが理想的です。
道に迷って遅刻することがないように事前に地図などで場所を確認し、当日は早めに会社の近くに到着しておくと、気持ちを落ち着けることができます。
やむを得ず遅れてしまう場合は、必ず電話で連絡しましょう。電車の遅延など遅れる理由と、到着見込み時刻をお詫びの言葉とともに伝えることが大事です。


●ドアのノックが2回だけ
面接での入室時は、3回ドアをノックするのがマナーです。ノック2回は空室確認で、面接の場では失礼にあたります。
ノックは手を軽く握ってゆっくり行いましょう。一度ノックして応答がないときはもう一度3回ノックします。5秒ほど待っても応答がなければ「失礼いたします」と言ってドアを少し開けても大丈夫です。


●入室前にあいさつしない
面接官に「どうぞ」といわれてドアを開けたら、「失礼いたします」と言って15°程度の角度で会釈をしてから入室します。許可がなく入室するのは失礼にあたりますので、必ず返事を受けてからドアを開けるようにしましょう。
入室の際は面接官とアイコンタクトを取るのを忘れないようにしてください。


入室後の行動のNGポイント

面接室へ入室してから面接が始まるまでのNG項目を見てみましょう。


●指示される前に着席する
面接官から「どうぞお座りください」と指示がある前に勝手に着席するのはマナー違反です。
着席の指示があったら、「失礼いたします」と言って軽く頭を下げます。バッグは床に置き、コートなどの上着があれば畳んでバッグの上に置きましょう。


●一人で勝手に話し始める
面接官からの質問に答える形で話をするのが面接の基本。面接官から質問される前に勝手に話し始めるのはNGです。そんなことをしても積極性や熱意は伝わらないどころか、基本的なマナーも知らない人だと認識されてしまいます。また、例え面接官から話を振られたとしても、雑談に対して長々と一人で語ることは避けましょう。


●勧められる前にお茶を飲む
面接時にお茶を出す企業もあります。お茶を出されたら、まず運んでくれた人に「ありがとうございます」とお礼を言いましょう。
ただし、すぐには飲まず、面接官に「どうぞ」と飲むことを勧められてから、「いただきます」とお礼を述べ、飲むようにしてください。
例え喉がかわいていたとしても、一気に飲み干さず、タイミングを見計らいながら少しずつ飲むのがマナーです。


面接官との会話でのNGポイント

面接官との会話中に避けるべき行動パターンをお伝えします。


●面接官と目を合わせない
面接官と目を合わせられなかったり目が泳いでいたりすると、自分に自信がなく、人と接するのが苦手な人だと思われてしまいます。目を合わせるのが苦手な人は、面接官の口元や鼻、ネクタイの結び目を見るようにしましょう。話している相手へ視線を向けることが大事です。
また、じっと相手を見続けるのではなく、5秒ほど経ったら一度視線を外すといったバランスをとるように心がけてください。
面接官が複数の場合は、質問者を中心にしつつ、全員に満遍なく視線を向けると良いでしょう。


●話すスピードが速すぎる
早口で話すと面接官に言いたいことがうまく伝わらない可能性があります。日頃から早口だという人は普段より少しだけゆっくりと話すようにしましょう。その際、わざとらしくない程度に大きな声で、語尾までハキハキとした話し方を意識することが大事です。はっきりとした話し方を心がけるだけで、コミュニケーション力が高い印象を与えやすくなります。


●回答が長すぎる
面接時の回答は、1問につき30秒から1分以内にまとめるのが一つの目安です。
話が長すぎると面接官が質問しづらくなりますし、「話をまとめられない人」「独りよがりな人」と思われる可能性もあります。
また、質問に対して間を開けすぎないことも大切です。質問されてから「う~ん」と考える時間が長いと、応募職への適性を疑問視されかねません。


●面接官の話を途中で遮る
面接官の質問が終わってから話し始めましょう。人は話を遮られると、多かれ少なかれ不快に感じるものですし、「最後まで話を聞けない」「コミュニケーション能力に難がある」と判断される恐れがあります。面接では、「聞き上手」を意識しましょう。


面接終了後のNGポイント

面接が終わってからも、最後まで気を抜かずにマナーに沿って行動しましょう。面接終了後にやってしまいがちなNG行動をお伝えします。


●お礼のあいさつがない
面接官から面接の終了を告げられたら、椅子に座ったまま「本日はお忙しいなか、お時間をいただきまして、ありがとうございました」とお礼を言いましょう。
立ち上がったら椅子の横に立ち、「失礼いたします」と言って一礼します。
ドアの前に来たら、再度面接官のほうへ体ごと向き直り、「失礼いたします」と言って会釈し退室します。
退出時のあいさつは忘れがちなので、最後まで気を抜かないようにしましょう。


●退室後すぐに気を緩める
コートなどの上着類は、会社の外に出てから着るのがマナーです。
また、会社を出てすぐに電話をしたり、たばこを吸ったり、ネクタイを緩めたりするのも避けましょう。
近くにその会社の社員がいて、その行動を見ている可能性もあります。


面接はマナーに始まり、マナーで終わる

面接は、志望企業の社員に向けて自分の意欲をアピールするせっかくのチャンスです。基本的なマナー違反で減点ポイントを増やさないようにしましょう。
面接官は応募者のマナーを見て、「採用後に会社の代表としてお客様の前に出しても恥ずかしくない人物かどうか」を判断しています。
緊張している面接前はもちろんのこと、緊張が緩みがちな面接終了後まで注意すべきポイントを今回お伝えしました。大事な面接前にこの記事を読んで、マナーを確認しておくことをおすすめします。


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