徹底した企業研究が転職活動の成否を分ける!情報収集のポイントは?

転職活動を成功させるためには、企業研究をしっかりと行い応募先の企業について理解を深めることが大切です。
企業研究は面接対策になるだけでなく、「新しい職場でどのような仕事をするのか」「どのようなキャリアを築くことが可能なのか」といった入社後の自分をイメージするうえでも大切なステップです。
今回は、転職活動中の人や転職に向けて準備を進めている人のために、企業研究の効率的な進め方や、企業研究で得た情報を活かす面接のコツについてご紹介します。

<目次>
1. 転職活動における企業研究の目的
2. 企業研究の方法
3. 企業研究で見るべき情報
4. 情報を面接に活かすポイント
5. ポイントを押さえた企業研究で、転職活動を有利に進めよう


転職活動における企業研究の目的

企業研究はただ面接対策のためだけに行うのではありません。まずは具体的な企業研究の目的について知っておきましょう。

●目的
企業研究を行う目的は、企業の特徴を知ることです。取り扱う商品やサービスなど詳しい事業内容や企業理念、業態といった基本的な情報をきちんと調べ特徴をつかむことで、ほかの企業と比較ができるようになり、企業選びや求人探しの軸ができます。
転職の軸が明確になったら、企業との相性を見極めます。たとえ大企業や知名度の高い企業であっても、自分に合っていなければスキルを活かしきれず、転職後に「想像していた仕事と違う」というミスマッチを引き起こすことになりかねません。
調べればすぐにわかるような一般的な情報だけでは、企業にとってのマイナス面が見えづらく、実際に仕事をする環境をイメージしにくいことがあります。ミスマッチを防ぐためには、昇給や転勤・出張の有無、時間外労働など気になる要素を確認し、自分が希望する条件を満たす企業かどうかを調べましょう。

●転職で重要なポイント
転職をきっかけに改善したいと思っていることをクリアできる企業かどうかという点も大切です。たとえば、転職しようと考えるきっかけのなかには、「今の会社では実績に見合った収入が得られないので、成果を反映した給与が欲しい」「不定期に土日出勤があるため、土日は完全に休める会社で働きたい」などさまざまな事情があるはずです。
今の仕事のどこに不満があるのかを洗い出し、企業研究で得た情報を基に「希望する企業に入社したら不満を改善できるのか」をしっかりと考えるようにすると、転職後のミスマッチを防ぐことにつながります。


企業研究の方法

企業研究は、まずベースとなる情報の収集から始まり、競合調査、分析というように段階を踏んで進めていきます。

●公開されている情報から調べる
事業内容や企業理念、代表者の経歴など企業が公開している情報は、応募前に最低限知っておくべき知識です。インターネットを活用すれば、多くの情報を簡単に集めることができます。
ただし、大企業など情報量が多い会社の場合は、必要な情報を取捨選択する必要があります。企業が直接発信しているコーポレートサイトなど信頼性の高い情報源から情報を収集するのが望ましいでしょう。

●業界動向を調べる
企業の情報だけでなく、業界の将来性やトレンドなど、業界全体の動きを知っておくことで、希望する企業の業界内での位置付けや方向性についての理解をより深められます。
業界動向を調べるためには、生産量や販売額などの統計、業界展望、マーケットシェアなどの情報が必要です。官公庁や業界団体の統計など、知りたい業界のキーワードから検索してインターネット上のデータベースを閲覧するか、出版社・新聞社が刊行している雑誌や書籍などの資料のなかから最新の情報を調べると見つけやすいでしょう。

●競合他社を調べる
競合他社について調べると、希望する企業の業界内での位置付けや特徴がより客観的に見えてきます。他社よりも勝っている点・劣っている点について知ることで、志望理由を見つけるヒントにもなりますし、面接で企業理解度をアピールする際の材料にもなります。企業のWebサイトを比較して調査するほか、転職情報サイトや新聞・雑誌などに掲載されている調査・ランキングなども参考になります。

●情報をまとめて分析
情報収集が基本とはいっても、膨大な量の情報をただ集めるだけでは企業研究とは言えません。データや統計は単なる数宇です。集めた情報をまとめて分析することで、入社してからの働き方や仕事内容など、自分が実際に働くイメージが湧いてきます。また、「自分が本当に働きたいと思える企業なのか」「企業にとって自分は求められている人材なのか」といった点も自ずと浮き彫りになります。

企業研究で見るべき情報

企業研究でチェックしておきたい、おすすめの情報収集先をご紹介します。企業研究を充実したものにするためにも、すべて押さえておきましょう。

●コーポレートサイト
コーポレートサイトとは企業の公式サイトで、ブランドイメージや事業内容をアピールする場として活用されています。また、サイトでプレスリリースを閲覧できれば、力を入れて取り組んでいる企画や重視するテーマについても知ることができ、経営戦略や企業の方向性を把握するのに役立ちます。
製品やイベント情報などについての記載がある場合は、更新された日にちを必ずチェックし、最新の情報を取得しておきましょう。

●求人情報
採用を行っている企業はコーポレートサイト内に採用ページをもっていたり、求人情報サイトに求人募集を掲載していたりもします。これらのサイトでは、求職者向けに事業内容や募集している職種の概要を説明しています。基本的な情報や採用担当者からのメッセージなど、求職者向けの情報は必ずチェックしておきましょう。自分の希望する企業がどのような人材を求めているのかがわかります。また、新卒者向けのページにも、知っておくべき情報がまとめられていることが多く、情報収集に役立ちます。

●新聞・ネットニュース
新聞やネットニュースの強みは、最新情報をいち早く取得できるということです。企業側からではない、第三者から発信されている情報を見ると、企業側が発信していない情報も知ることができたり、業界全体の動きを客観的に見られたりします。時事問題に敏感になっておくことは面接対策にもなりますし、業界動向を追うことは企業選びの軸を決めるうえでも役立ちます。

●実際にサービスを見る
消費者向けの商材を扱っている場合は、店舗に出向き、実際に商品またはサービスに触れてみると、顧客目線で改善点を考えることができます。インターネットや紙媒体から得られる情報よりも肌感覚で企業のことが理解できるため、履歴書の作成や面接対策に役立てられるでしょう。

情報を面接に活かすポイント

企業研究で調べ集めた情報を活かし、面接での受け答えで他の人と差をつけましょう。

●企業の特徴を知る
競合他社との比較や、業界全体での位置付けについての調査から、希望する企業の特徴を分析しましょう。企業研究で得られた情報をうまく活かせば、「対面でのサービスを重んじて、効率よりも顧客からの信頼や満足を得ることを重視する考え方に、他社にはない魅力を感じました」「業界内で最も早く○○の良さに着眼して開発を進め、技術面でも○○業界をリードする存在である御社で、自分もチームを盛り上げたいと考えました」というように、なぜこの企業で働きたいのかを明確に打ち出した、インパクトのある志望動機を言うことができるでしょう。

●仕事で活かせる経験を見つける
企業のサービス内容を理解し、これまでの自分の経験と照らし合わせて、どのような点で貢献できるのかを具体的にアピールすることが大切です。たとえば、「前職での○○の経験」「△△を扱って、××の成果を得た」というように、相手に伝わりやすい例を挙げてアピールすれば、即戦力として働いて利益を上げられる人材であるという評価につながるはずです。

●わからないことは質問する
企業研究を進める段階で、疑問に思ったことや調べてもわからなかったことについては、面接の際に直接聞いてみましょう。質問することも、企業の担当者に良い印象づけをするために有効な手段です。面接官に「よく調べてきているな」と思わせることができれば、企業に興味を持っているアピールにもつながり、採用にまた一歩近づくことができます。


ポイントを押さえた企業研究で、転職活動を有利に進めよう

企業研究の方法がわからずに行き詰まってしまった経験のある人でも、今回ご紹介した方法で調べていくことで、今までよりも充実した情報を得られるようになります。在職中の転職活動で、転職のための準備にあまり時間をかけられないという場合は、すべての情報を頭に入れようとはせずに、自分が興味をもてることや転職で改善したいと考えている部分についての情報収集を強化すると良いでしょう。
転職を成功へ導くために、企業研究にぜひ力を入れてみてください。

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