株式会社サイバーエージェント

「1から10まで自分たちで作り上げる」サイバーエージェントの技術力の秘密

サイバーエージェントでは、Ameba事業拡大、グローバル展開のため、優秀な開発者を積極的に募集しています。「広告のサイバーエージェントから、技術・メディアのサイバーエージェント」へ。今回は技術責任者 佐藤真人様にサイバーエージェントの技術の強みとその秘密についてお話を伺いました。

「自分たちの作るサービスをすべて自分たちで作れる」ことが最大の強み

サイバーエージェント

サイバーエージェント技術の強みとしては、まずはネットワークです。当社では、EGP(Exterior Gateway Protocol)というルーティングを使用しています。これは通常は通信キャリアが管理するもので、事業会社で使用している事例は日本ではほぼありません。世界で考えてもトップレベルに入るネットワーク環境を自社で用意しています。

2点目はサーバーの開発・管理体制です。サーバーも導入されるハードの8割は自分たちで組み立てています。パーツの購入なども自分たちで行いますし、サーバーを分解して、パーツを組み立てなおしたり、CADを使って設計しているエンジニアもいるほどです。自社開発のサーバーを活用することでイニシャルコストやメンテナンスコストを削減することにもつながります。

3点目は最新機器を調達できる体制です。パロアルトとサンフランシスコに支社があり、現地のベンダーと直接コミュニケーションが取れる体制をとっています。オレゴン州に倉庫も持っており、直接輸入出来る体制をとっています。これによって、まだ日本に代理店がなく通常では調達できないような最新の機器も、自社で調達することが可能です。

「自分たちで作るサービスはサーバーやネットワークも含め、1から10まで自分たちで作る」という方針を持ち、それを実践できている組織であるというのが、サイバーエージェントの最大の技術の強みです。

エンジニアの市場価値を高めることに組織として取り組む

サイバーエージェントの技術の強みを維持していくための取組みのひとつとして、エンジニアが自分の市場価値を高めていことに対し、組織としてバックアップをしていることがあげられます。会社の制度として、アプリコンテストを行ったり、勤務時間内に研究レポートを作成する時間を設けたりして、組織として新しい技術を学んでいるのです。

研究レポートに関しては、半年のうち最低48時間は研究課題に取組むよう制度化されています。テーマは業務と直結していないテーマを選んでもらうことも可能です。当初は個々のエンジニアがテーマを考えることは難しいかもしれないと、キーマンたちでいくつかテーマ案もリリースしていましたが、そういったテーマが使われることなく、各自がテーマを考え、研究を進めています。

レポートの最優秀者には賞品としてアメリカ旅行が与えられます。この旅行では、刺激を受けてもらえるようにアメリカの各種最先端の技術に触れてもらうようなコースも会社として用意しています。

「管理」という言葉はサイバーエージェントでは存在しない

サイバーエージェント

エンジニアの働く環境としては、自由度の高い環境で、「管理」という言葉はサイバーエージェントでは存在しません。各プロジェクトごとにPM、PLはいますが、人事的なマネージャーやリーダーはおりません。私も管理職と思われていますが、エンジニアの1人でもあります。手を動かす人が偉く、そういった人を尊重したい、という思いから、無理に縦組織を作らずこういった方針をとっています。

仕事の進め方も現場に任せる側面が大きいです。例えばですが、「夏くらいまでにサービスインして」というミッションだけで、あとは現場に任せる、というようなケースもあるくらいです。現場で考えたほうがいいことも多いですし、サービスを生み出しているとエンジニアに実感してほしいからです。これが結果として、いつまでも技術を磨ける環境につながっていると思います。

実はAmeba事業での明確な中長期計画というのはありません。時流にのって成功したものを組み合わせたり、マネタイズしたりして事業を拡大していこうと考えています。そのため、現場に裁量を持たせていくことが事業の成長にもつながっていくのです。

エンジニアの市場価値を対価として支払う

評価における基本的な考え方ですが、「成果」にだけではなく、「成果」から類推される「市場価値」に連動して評価が行われます。つまりは、ご自身がエンジニアとして積極的に技術を身につければ、その分対価として報酬も支払われる仕組みになっています。会社として技術を磨く環境も用意していますし、その対価も支払われる。エンジニアにとっては本当によい職場環境だと思っています。

日本という軸ではなく、世界に対してみんなで成長していきたい

サイバーエージェント

サイバーエージェントでは、ほぼすべての箇所でオープンソースを使っています。社内で活用することで溜まったノウハウは、隠すことなく公開しています。その一例として、MySQLやActonScriptの本を社員が執筆しています。

社内で培ったノウハウを外に出すことに怖さはないのか、と聞かれることもありますが、そういったことは全くありません。私達の視野は国内にとどまらず、世界に向いています。世界に対して、日本のエンジニアたちが成長していくことにつなげていきたいですね。

転職をお考えの方へメッセージ

サイバーエージェントの新規開発局の離職率は2%と非常に低く、業界でもトップクラスの離職率の低さです。新卒で入社された方の退職者はこの4年間一人もおりません。こういった事実は、本当にエンジニアが働きやすい環境のうらづけだと考えています。 みんながサービスを作り上げていくことに対して本気で考え、非常に前向きでな社員が多く、働いていて楽しいと思える職場です。こういった環境で挑戦してみたい、スキルを伸ばしていきたい、とお考えの方、ご応募をお待ちしています。

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