IT・Web業界
2013.10.30

クラウドの現在と未来とキャリア(4):アプリケーションエンジニア

クラウドの普及によって仕事がどう変わるのか?今回はアプリケーションエンジニアについて考えます。アプリケーションエンジニアの仕事で大きく変わる点は主に二つ上げられます。

第一に小規模なシステムであればアプリケーションエンジニア自ら環境構築、整備をするケースが増えることが想定されます。
例えば、AmazonのAWSであればELB(Elastic Load Balancing)というロードバランサーのサービスを利用し、対象となる仮想マシン(インスタンス)を紐付ければ、簡単に負荷分散が実現可能です。設定も数分で完了します。以前であればサーバーエンジニアやネットワークエンジニアが担っていたタスクも簡単なものであれば、十分にアプリケーションエンジニアが実行することが可能になっています。その他にも冗長化、スケールアップ、スケールアウト等も同様に対応可能です。

第二にクラウド特有のAPIがあります。主なクラウドサービスでは各種クラウドサービスの機能を利用するためのAPIが準備されており、便利な機能が容易にアプリケーションに組み込むことが可能となっています。例えば、AWSで用意されているAPIにはインスタンスの起動・停止やストレージのボリューム作成等があります。そのためクラウド上でアプリケーションを開発する場合、これらのAPIの利用はほとんど必須であると言って良いと考えます。

以上のようにアプリケーションエンジニアの仕事は環境構築等の業務領域の拡大、API等による開発内容自体の変化も含み、クラウドの影響は大きいと言えます。もし、現在の仕事でクラウドを利用する機会が無い場合には大手のパブリッククラウドサービスが一定量のクラウドサービスの利用を無料化するキャンペーンを行っていますので、まずはクラウドに触れてみることをお勧めします。また時間が確保出来るのであれば、リファレンスを見ながら、APIを利用してみるのも良いと思います。

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