2015年下期のIT・Web業界の転職動向

モノづくり産業におけるインダストリー4.0など、各国がIoT時代を見据えたITプラットフォームづくりを進める中で、国内企業でも、従来のビジネスモデルの変換や、ITの活用による攻めの経営が求められています。さらに、2015年10月に導入されたマイナンバー制度導入や金融機関の大型システム改編に伴い、企業のIT投資は運用や二次開発のフェーズに移行するため、基幹システムからWeb開発に至るまでのコンサルティングやシステム開発などでIT人材不足は否めず、人材獲得に関するニーズは依然として高まっていくことが想定されます。また、クラウドを通じたCPU、ストレージサービスの大容量化・低廉化により新しいビジネスモデルを提唱するITベンチャー企業も対等しており、ITベンチャーへの人材のシフトも活発化しています。

<ポイント>
●IT・通信業界では開発案件増加による需要拡大
●インターネット業界・Web業界は異業界からの転職も増加

IT・通信業界

IoT、M2M、ウェアラブルといった技術系のキーワードに加え、今秋以降は上述の大型プロジェクトが運用フェーズに移行してからの二次開発や新たなプロジェクトが動きだすことも想定され、開発案件増加に伴うIT人材への求人は引き続き増加しています。 また、クラウドの普及によるミドルウェアやアプリケーション領域での市場が拡大しており、ビッグデータ活用の活発化に伴うHadoopの採用企業の増加など、統計解析、ビッグデータなどに関連したコンサルティング系のスキルが求められる求人も多く発生しており、IT人材の転職市場は引き続き拡大していくと考えられます。

インターネット業界・Web業界

UI/UXといったサービス設計を支える分野でのニーズ、DevOpsをキーワードに開発環境を整備するための技術者など、IT人材のニーズは高まるばかりです。中でも自らも開発ができるPM・PLのニーズが高まっており、今後ますます専門性プラスαが求められる傾向はありますが、コンシューマー系からコンサルタントへ、メーカーからモノづくり業界へなど、異業界からでもポテンシャルを感じる人材にはオファーが出ており、活躍の場が広がっていることが特徴です。またIT企業からWebビジネス企業への転職も増加傾向にあり、依然として活発な市場といえます。

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