はたラボ

外食をしながらでも節約できる? 食費月額2万円生活を続ける秘訣


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総務省統計局が2017年4~6月に実施した調査によると、一人暮らし世帯における1カ月の食費平均額は3万8,532円。しかし、仕事が忙しくて外食が続いたり、ついつい飲みに行ってしまったりと、つい出費がかさんでしまうビジネスパーソンもいるだろう。

 

忘年会シーズンの今だからこそ、無駄な食費を抑えるノウハウを押さえておきたい。『おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活』を出版し、外食をしながらも1カ月2万円の食費を守る生活を3年以上続けている漫画家のおづまりこさんに、自炊初心者でも実践できる食費の節約術を教えてもらった。

 

食材購入のポイントは?冷凍庫のストック術も伝授

 

おづさんが「貯金をしよう」と思い立ったのは派遣社員時代に遡る。家賃や光熱費などの固定費以外で家計を見直してみると、食費だけ月によって2~5万円と大きな変動があることに気づいたという。

 

「改めて自分が生活するうえで必要な食費を計算してみたところ、外食1万円、自炊1万円の計2万円が自分にとって無理なく生活できる食費だったため、食費2万円生活を始めました。まずは、自分にとって無理のない範囲の食費額を設定するのが大事だと思います」(おづさん、以下同)

 

しかし、いざ食費を節約しようとしても、一人暮らしの自炊初心者は食材を余らせてしまうことも少なくないはず。ファストフードで外食したほうが安上がりなんてこともありそうだが、自炊でうまくやりくりするコツはあるのだろうか。

 

「一番よいのは、使う分を使うたびに買い出しに行くことでしょうか。食材を余らせてしまうと、自炊のモチベーションが下がって苦手意識が芽生えてしまうので。週に何回もスーパーに行くのが大変という人は、傷みやすい葉物野菜を避けて、日持ちするじゃがいもや玉ねぎ、にんじんなどの根菜類を買っておきましょう」

 

どんなに安くても量が多くて使い切れそうにない場合は、使い切れる量を買うことが大切というわけだ。さらに、自炊を続ける上で重要なのは「調味料」。ここはケチらず、おいしいものを買うことがポイントだという。

 

「調味料がおいしくないと、出来上がる料理もイマイチで、そのせいで料理が下手だと錯覚する場合もあります。ちょっと値段が高くても、使い切れる小さめのサイズがおすすめです。自炊初心者は、塩やコショウ、しょうゆ、みりん、酒、味噌などの定番以外に、コチュジャンやめんつゆ、食べるラー油もあると、簡単にもう一品作ることができるので便利ですよ」

 

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さらに自炊初心者が心得たいのは、冷凍庫のストック術。冷凍できる食材はすべて冷凍してしまうのが、自炊を上手に続けるコツだ。

 

「パンやうどん、白米などの主食系はもちろん、ネギやニンニク、ショウガなどの香味野菜、さらにお肉、お魚なども冷凍保存できます。主食類は一食分ごとにラップで小分け、香味野菜も皮をむいて1かけごとに、お肉は1回分の量を小分けにしています。こうしておけば買い物に行くのが億劫な時でも、冷凍庫のストック食材で自炊できてしまいます」

 

自炊初心者&忙しくてもできる簡単レシピ

 

さらに、忙しいビジネスパーソンにも簡単に作れるおすすめレシピを教えてもらった。

 

  • 疲れて帰った夜の簡単レシピ「トマトとサラダ菜のフォー風うどん」

 

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(参照元:http://odumariko.blog.jp/archives/19399139.html

 

「仕事に疲れた夜は、消化の良い麺類はいかがでしょう? 300ccの水と鶏ガラスープ小さじ1を入れた小鍋を沸騰させて、家にある肉や野菜とうどんを2分ほど茹でます。あとは、ナンプラー小さじ1と塩コショウ少々で味を整え、仕上げにごま油とレモン汁をかけるだけ。ナンプラーやレモン汁がなくても、おいしく仕上がります」

 

  • あると便利なお手軽常備菜レシピ「ピーマンの焼きびたし」

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(参照元:http://odumariko.blog.jp/archives/13532874.html

 

「すべての料理を毎食ごとに作るのは大変です。メインのおかずはできたての温かいものを作るとして、それとは別に簡単に作れる便利な常備菜を用意しておきましょう。ピーマンをごま油で焼いて、めんつゆ大さじ3をかけてかつお節をかけるだけで、おいしい焼きびたしの完成です。ナス、ししとう、カボチャなどでもおいしく作れます」

 

さらに、仕事が忙しくなることが予想される週は、事前にメインの料理も準備しておくとよいだろう。レンジでチンしてすぐ食べられる状態にしておくことも大切だ。

 

「たとえば、野沢菜や鮭、肉野菜炒めを入れたおにぎり、さらにガパオライスなど、一品ごはんものを冷凍にストックしておきましょう。疲れて自炊したくない時には、そのおにぎりをレンジでチンしてそのまま食べたり、出汁をかけてお茶漬けにしたりすれば、かなり楽できます。無理して毎回自炊しないようにするのが、続ける秘訣かもしれません」

 

外食は行きたい店をリストアップして、無駄な外食は避ける

 

お酒を飲むのも外食をするのも大好きだというおづさん。それなのに、外食費を月額1万円に抑えているそうだ。どうすれば、そんなに安く済ませられるのだろうか?

 

「派遣社員時代は、なんとなく流れで参加した飲み会や無駄な外食が多々ありました。そこで1カ月 2万円の食費生活では、4,000円以内の飲み会2回と1,000円程度の外食2回で、1カ月の外食費を設定しています。このルールを守るポイントは、あらかじめ行きたいお店をリストアップし、友達とスケジュールを組んでしまうこと。そうすることで、私は1回の外食で得られる幸せが倍増しました。惰性で何となく参加していた外食を減らすことで貴重な外食の機会を存分に楽しめます。そして、それ以外の日にきちんと自炊することで、生活にメリハリも生まれました」

 

おづさんの場合、食費2万円生活で無駄な外食を減らしたことで、節約につながると同時に、風邪などの病気にかかることも減ったという。続けるコツは無理して切り詰めるという意識をなくし、お金が余った場合はおいしいワインやクラフトビールを買って予算を使い切るなど、あくまで生活を楽しもうとする姿勢を保つこと。忘年会や新年会の予定が混み合う飲み会シーズン到来の前に、食費月2万円生活を実践してみては?

 

 

(文・取材:中森りほ 編集:ノオト)

 

 

取材協力:おづまりこ

 

食べることが好きな東京在住のアラサーおひとりさま漫画家です。1ヶ月食費2万円で生活している様子をゆるく絵日記にしています。著書に『おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活』『おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活 四季の野菜レシピ』(KADOKAWA)。

▼ライブドア公式ブログ「おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活」 http://odumariko.blog.jp

 

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