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マーサージャパン株式会社の特集

福利厚生の最適化を推進することで、日本企業のグローバルな競争力を取り戻す

福利厚生の最適化を推進することで、日本企業のグローバルな競争力を取り戻す ※本記事は、2023/6/13公開です。内容は公開時点のものとなりますのでご了承ください。

保険仲介とリスクマネジメントの世界的なリーディングカンパニーである「マーシュ」の保険分野における専門知識および交渉力と、組織・人事、福利厚生・ウェルビーイング、資産運用のグローバルリーダーである「マーサー」が持つ組織・人事面の豊富な知見やデータを活用して、グローバル化が加速するクライアントの福利厚生制度の最適化を担うのが、「マーサー マーシュ ベネフィッツ」です。
今回は部門代表の石田実様と、第一線で活躍中のアソシエイトコンサルタントの最首花織様、石川あゆ美様に、仕事内容とやりがい、同社のカルチャーなどについて語ってもらいました。

石田実
  • グローバル ベネフィット コンサルティング 部門代表 石田 実
  • 東京都出身。慶應義塾大学経済学部卒。1988年日本生命保険相互会社入社。米国での団体保険・401(k)プラン販売、国際間提携、法人領域企画業務等に従事。2005年ジブラルタ生命保険株式会社入社。新規事業企画、銀行窓販、小学校・幼稚園での金銭教育セミナー講師等を担当。2014年7月より現職。海外福利厚生保険・駐在員医療保障領域でのソリューション開発をリード。200社以上の日本企業の相談に応じている。
最首 花織
  • グローバル ベネフィット コンサルティング部門 アソシエイトコンサルタント 最首 花織
  • 日系・外資系企業の福利厚生制度見直し、健康保険関連のコンサルティング業務に従事。福利厚生制度可視化・ベンチマーク支援、企業統合時の福利厚生制度統合支援などのプロジェクトの経験を有する。前職では人材紹介会社にてマレーシア現地法人代表を担当。
石川 あゆ美
  • グローバル ベネフィット コンサルティング部門 アソシエイトコンサルタント 石川 あゆ美
  • 日系大手損害保険会社、人材紹介会社を経て現職。多国籍日系企業の海外拠点における福利厚生保険制度の可視化、運用基準の策定、国際プーリング制度導入、各国制度の最適化を通じたコストコントロールやガバナンス構築といった、グローバルベネフィットマネジメント業務に従事。

福利厚生制度の変革を支援し、日本企業の競争力の回復に貢献する

まずは、皆さんが担当されている「マーサー マーシュ ベネフィッツ(以下、MMB)」の事業内容と、それぞれの仕事内容を教えてください。

- まずは、皆さんが担当されている「マーサー マーシュ ベネフィッツ(以下、MMB)」の事業内容と、それぞれの仕事内容を教えてください。

石田:私たちのミッションは、企業の福利厚生制度の最適化です。具体的には、高度成長期に形成されたまま曲がり角に来ている国内の福利厚生保険制度の見直し支援、多国籍日本企業の海外部分の福利厚生制度の構築支援、を手掛けています。国内においては、従来の終身雇用を前提とした人事制度・報酬制度が変革期にあり、働き方の多様化と相まって、時代にあった福利厚生制度が求められています。また、日本企業の海外の福利厚生制度は、医療保障のコストコントロール等、欧米企業に大きく後れています。 私たちは、福利厚生制度の変革を支援することで、日本企業の競争力の回復に貢献したいと考えています。

最首:日本にある日系・外資系企業の福利厚生の見直しや、健康保険関連のコンサルティングを担当しています。例えば、先ほどの石田の話にもあった通り、古い福利厚生制度を時代に合わせて変革したいという場合や、M&Aで制度統合が必要な場合など、様々な理由で福利厚生制度を改革する企業をご支援しています。

石川:私は、多国籍日系企業現地法人の従業員の福利厚生保険の水準を整え、ガバナンスの強化、およびコスト抑制を図る業務に携わっています。法律や慣習が異なる国で働いていても、同じ水準で福利厚生保険を利用し、本社がマネジメントできる姿を目指しています。現地拠点とコンタクトを取っている各国の同僚と連携し、現状や改善点を日本本社側に伝え、変革を促すプロジェクトマネジメントを担当しています。

膨大なグローバルデータを強みに、日本企業の変革をサポート

- お仕事のやりがいはどんなところにありますか?

最首:私たちのクライアントは、グローバルにビジネスを展開する企業の人事のプロフェッショナルの方々です。影響力もある、各業界の最先端を行くクライアントに対して相応のソリューションを提供することは、難しさでもありつつやりがいでもあります。

石川:海外福利厚生保険マネジメントは日本では発展途上分野なので、挑戦のしがいがあります。各国にいる方々とお仕事を進めていくことで、プロジェクトマネジメントスキルや語学力を日々ブラッシュアップできることは大きな魅力です。

石田:マーサーは、組織・人事における世界的なコンサルティングファームとして、人事領域に関するあらゆるサーベイを実施しており、各国における膨大な報酬や福利厚生等のデータを保持しています。各国のデータを元に様々なご提案ができるからこそ、未経験入社でも早くからコンサルタントとして第一線に立つことができます。

仕事の原動力についてお聞かせください

- 仕事の原動力についてお聞かせください。

最首:日本の福利厚生制度は、現状はほとんど見直しがなされていませんが、昨今の働き方の変化などもきっかけに、今まさに変革が始まりつつあります。こういった制度変革の最前線の仕事に携われることは、仕事の大きな原動力になっています。前職では採用領域の事業に携わっていましたが、報酬や福利厚生制度に問題があると、いくら採用活動に力を注いでも人が集まらないというもどかしさがありました。マーサーで働くことで、その根幹に関われることに面白みを感じています。

石田:例えば3万人規模のグローバル企業の福利厚生制度を最適化した場合、家族も含めると5万人以上がより良いヘルスケアをより有利な条件で利用できるようになります。非常に裾野が広く、インパクトも大きい仕事だと言えるでしょう。

石川:クライアントの従業員だけではなく、ご家族も含め、間接的に幅広い方々の生活に貢献できるやりがいの大きな仕事です。組織に携わりながら自らを成長させたいと考えている私にとって、最適な環境だと感じています。

石田:かつての「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という時代から数十年が経ち、すっかり地盤沈下してしまった日本経済ですが、人事領域での変革が進まず競争力を失いつつあるのが現状です。日本の会社が優秀な人材を確保し競争力を高められるよう、我々が福利厚生分野から変えていきたいですね。

ふたつの文化が混ざり合った、とてもフラットな組織

- 働くうえで、大事にしていることは何ですか。

石田:クライアントがハッピーになれるかどうか、です。自社の課題を整理・可視化し、ソリューションを合意形成していくことを望まれるクライアントが非常に多い中で、私自身が後押しできることを嬉しく感じています。

最首:私は、学び続けることがとても大事だと考えています。コンサルタントが今出した提案は、いつまでも正しいとは限りません。クライアントのご意見をしっかりと聞き、世界中の情報を得ながら勉強し、クライアントよりもさらに多くの情報を習得して、日々自分をアップデートしていく必要があります。

石川:クライアントや各国の同僚と日々向きあい、信頼を得ることでしょうか。そのために日々相手の求めていることを考え、知識の吸収に励み、コミュニケーションやサービスを通して、関係構築を図る努力をしています。

- 貴社はどんな社風ですか?

石川:MMBの組織はとてもフラットで、役職に関係なくオープンに話ができる組織だと思います。また一人ひとりが「力をつけてもっと良いコンサルになりたい」という思いで業務に臨んでいる方が多いです。

石田:私たちの部門は、人事コンサルの「マーサー」、営業力が高い「マーシュ」のカルチャーが融合して、独自のカルチャーができています。コンサル未経験で入社した方も多く、メンバーのチャレンジはチームでしっかり支えます。

最首:若いメンバーが多い組織ではありますが、人間的に成熟した方が多いように感じます。クライアントも真摯に課題と向き合う人事のプロフェッショナルの方々が多く、求められる高品質な情報やソリューションの提供に集中できる環境です。

- 貴社で活躍できるのはどんな人材ですか?

石田:社内外問わず様々な国の方と関わることが多いことから、グローバルな感覚を重視しています。そのため語学を含めたコミュニケーション力も、ソリューションを提案するのに必要不可欠。さらに「ロジカルシンキング」、つまり問題解決のための思考回路も大切です。

最首:新しい分野に携わっていくため、定型業務だけをこなし続けるような仕事ではありません。新しいことにチャレンジしていきたい人にぴったりだと思います。

石川:複数の国にまたがるビジネスに携わるため、必要な知識や情報は多岐にわたります。だからこそ情報への感度は非常に大切です。また、関係者も多いので、調整力も大事です。

自らの成長とビジネスの成功を、肌で感じられる刺激的な環境

- 貴社の魅力について教えてください

石川:OJTベースでチームに入り、早くから実地で仕事が覚えられることは魅力です。自分から情報を取りに行く姿勢があれば、色々と教えてくださる方ばかりなので、安心して業務に取り組むことができます。

石田:私自身、25歳で海外駐在した時に、シカゴの商工会議所500社くらいにひたすら電話をかけた経験があります。当然、現在はそのようなコミュニケーションは少なくなっていますが、当時をふまえると、マーケットに接した分だけ力も自信もつくと実感しました。その経験からも、入社後はどんどん前面に出ていただき、マーケットに対する感覚を鍛えていただきたいですね。他方で問題が起き場合は、私をはじめとしたマネジメントチームがしっかりサポートします。新しいものを作り続ける仕事なので、自分の成長とビジネスの成功を実感したい方にはぴったりですよ。

- 今後の目標を教えてください。

最首:福利厚生の最適化を進めていく企業を、さらに増やしたいです。個人的には、「福利厚生のコンサルティングといえば最首」と言われるような、この領域での第一人者になりたいと考えています。

石川:私も同じように、福利厚生保険の最適化の重要性を認知してくださる企業を1社でも多く増やしたいと思っています。そのためにも、もっとお客様に信頼されるコンサルタントに成長していきたいです。

石田:福利厚生のコンサルティング領域で、常にお客様に「マーサーでよかった」と思っていただくことが一番の目標。福利厚生の最適化に向けた変革に携わり、日本の企業の競争力強化に携われる楽しさを、さらに追求していきたいですね。

- 最後に、貴社を目指す方へ向けて、メッセージをお願いします。

石田:コンサルタント職においては保険などの知識や経験よりも、ポテンシャルを重視しています。一方で、マネジメントができる経験豊富な人材も積極的に採用しており、グローバル経験やネイティブレベルの英語力、コンサル経験など、クライアントの変革を推進していく力強いスキルをお持ちの方を求めています。

最首:様々なバックグラウンドを持つメンバーと協力して仕事を行いますので、チームワークが好きな方に来ていただきたいですね。

石川:専門性が高い仕事ではありますが、学び続けられる環境です。私も最初は、「福利厚生保険のコンサルってなんだろう?」からスタートしましたが、面談、および入社後に色々と学び、好奇心を持って業務に励んでいます。そのため、少しでも興味をもたれた方には、ぜひ面談を受けていただきたいです。

石田:MMBは女性が多く、去年は3人産休に入りました。産休育休を経て、子育てをしながら活躍しているメンバーも複数います。

石川:自分でタイムマネジメントしながら、家庭と両立している先輩方が多く、若手から見ても長く働くイメージを持ちやすいです。そういう意味でも、とても働きやすい会社だと思います。

石田:グローバルな環境で、企業の変革に携わることで自分自身を高めたい人に最適な環境。ぜひ一緒に、挑戦をしていきましょう!

※本記事は、2023/6/13に公開されています。記事の内容については公開時点のものとなりますので予めご了承ください。

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