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JCRファーマ株式会社の特集

バイオ医薬品分野で、右肩上がりの成長を続けるJCRファーマ。高い技術力と卓越したビジネスセンスで、グローバル企業に成長中

早い段階から遺伝子組換えや細胞構築、培養技術を利用したバイオ医薬品の開発を行い、医薬品を通して人々の健康に貢献してきたJCRファーマ。遺伝子組換え医薬品、細胞治療・再生医療等製品、遺伝子治療用製品といった3つのモダリティを柱とした研究開発・事業活動を強化し、グローバルで存在感のある研究開発型企業を目指しております。

現在、自社開発の医薬品の増産やグローバル化に向けて組織力を強化中。バイオ技術を用いた希少疾病領域の医薬品開発や製造に携わりたい方、オーナーシップを持って自発的に仕事に取り組める方、画期的な新薬の創製に挑戦してみませんか。

  • 代表取締役専務取締役
    生産本部担当 生産本部長
    吉元 弘志さん
    勤続年数10年
  • 新卒で大手製薬会社に入社。原薬製造統括部長などを歴任し、2011年にJCRファーマに転職。生産本部長(現任)、執行役員などを経て現職となる。
    2021年6月開催取締役会後「理事」に就任

新型コロナウイルスワクチン原液の国内製造を任される、バイオ医薬における高い技術力と充実した製造設備

- 御社の手がけている「バイオ医薬品」と現在注力している「ライソゾーム病治療薬」とはどのようなものなのですか。

我々が手がけているのは、バイオテクノロジーによって作られるタンパク製剤「バイオ医薬品」です。当社の主要製品である、成長ホルモン分泌不全性低身長症の治療薬である成長ホルモン製剤や、腎性貧血の治療薬であるエリスロポエチン製剤や持続型赤血球造血刺激因子製剤が遺伝子組換え技術を用いた「バイオ医薬品」です。その他には日本発の他家由来再生医療等製品も手がけています。

現在は、細胞内小器官であるライソゾーム内の酵素の欠損で起こる遺伝性疾患であるライソゾーム病の治療薬にフォーカスしています。ライソゾーム病の症状は幅広く、中枢神経障害が認められる場合も多くあります。ライソゾーム病の一般的な治療法は、欠損している酵素を薬剤として体外から投与する事により、細胞内に欠損酵素を補充するという酵素補充療法ですが、ヒトの脳にはバリア機構である血液脳関門が存在しており、従来の酵素補充療法では脳内に薬剤を届ける事が困難でした。そこで当社では、独自の血液脳関門通過技術であるJ-Brain Cargo®を開発。血液脳関門通過型のライソゾーム病治療薬を日本だけでなくグローバルに展開するため、ブラジル、アメリカやヨーロッパにおけるグローバル臨床試験の取り組みを進めているところです。

- アットホームな社風の背景には、どのような企業文化があるのでしょうか?

当社は、現在の代表取締役会長兼社長である芦田信が創業した企業です。現在は700名規模にまで成長していますが、10年前は300〜400名、20年前はさらに小規模の会社でした。代表が従業員の顔と名前をすべて把握している時代が長かったため、経営陣と現場の距離が近いのが特徴です。

本社は兵庫県の芦屋市にあり、研究所や生産本部は少し離れた場所(神戸市西区)にありますが、会長はじめ経営陣が足を運ぶ機会が少なくありません。そうした風土で事業活動を進めてきたため、当社では人と人とのコミュニケーションや、働く社員たちの環境をとても重視しています。

- アストラゼネカ社から、新型コロナウイルスワクチン原液の製造を委託されたそうですが、その経緯を教えてください。

アストラゼネカ社では日本でワクチン原薬を製造するために、1回使い切りのシングルユース機器で製造できる会社を探していたのですが、日本ではそういう会社の数が限られています。当社では10年以上前から研究開発にシングルユース技術を導入し、数年前からの商業製造にもシングルユース技術を使ったバイオ医薬品を製造しており、2020年に新薬製造に向けた新しい工場を建てたばかりでした。

さらに、アストラゼネカ社の新型コロナウイルスワクチン原液の製造に必要な技術も、当社の遺伝子治療に対する研究の経験と重なる部分があり、当社に製造を打診されて以降、苦労を重ねながら現在はワクチン原液製造に注力しているところです。

- 御社が求めているのは、どのような人材ですか?

ワクチン原液の製造のみならず、当社が今後最も注力していくライソゾーム病治療薬の増産を見据えている当社では、即戦力を歓迎します。理想は、クロマトグラフィーシステムやリアクター装置など、我々が使っている機器を扱った経験がある方。またGMP(good manufacturing practice)を遵守しながら作業ができる方を求めています。

当社では現在、プロジェクトが立ち上がるごとに各部署から適した人材を集め、「チームJCR」としてプロジェクトを推進しています。いわゆる大手のような年功序列社会とは異なり、スキルや経験によっては若手にもどんどん責任のあるプロジェクトを任せていく社風。意欲があれば、様々なことにチャレンジができる環境です。

グローバル企業へと変革していく変遷期にあるため、今後もさまざまな変革があるでしょう。また、新製品のパイプラインが豊富なのも当社の大きな特徴。そういった変化を楽しめる方には、とても刺激的な会社だと思います。オペレーションに没頭したい、知識を吸収してマネジメントに挑戦したい、ゆくゆくは経営に参加したいなど、どのようなタイプの方でも活躍できる場が見つかるでしょう。

大きな裁量をもって、ひとつの製品にトータルで関われることが魅力です

  • 経営企画本部 ワクチン事業担当部長
    檜山 義雄さん
  • 2019年、勤務していた製薬会社の解散を機にJCRファーマに転職。昨年よりワクチン事業担当部長に就任、現在は急激な業務拡大による人員の確保にも携わっている。
    2021 年 6 月開催取締役会後「取締役」生産・信頼性保証担当 生産本部長(委嘱)

- 転職先として、御社を選んだ決め手は何でしたか?

以前は大手製薬会社で、信頼性保証部門を担当していました。その会社が清算することとなり他社の海外工場での品質保証のポジションのオファーを受けていたところ、当社役員から声をかけてもらい、転職を決意。それまでは大きな組織の中で社内政治を意識した仕事をしてきたため、当社のように明確な意思決定が行われている点に魅力を感じたのです。また、JCRファーマの技術力の高さは既に知っていたため、安心して入社を決めることができました。それでも実際に働き始めると、予想以上の技術力に大変驚いたものです。

前職でも優秀な人材は数多く見てきましたが、当社はプロジェクトの中心として活躍できる人材がとても豊富だと感じます。若手でも、安心してプロジェクトを任せられます。2021年5月に販売を開始した新製品である遺伝子組み換えムコ多糖症Ⅱ型治療薬などは、他社ではなかなか作ることができない特別なバイオ医薬品なのですが、当社ではさほど苦労することなく製造しています。その様子を見ていて、優れた人材が多く集まっている会社だなと再認識しました。

- 御社カルチャーや「チームJCR」について教えてください。

まず言えるのが、やらない理由をあれこれ探すのではなく、「まずはやってみよう」と挑戦を応援する会社であること。当社では30代前後の若い社員が多いので、一人のベテランがチームを作って取りまとめる、という構図はあまり見られません。それほど大きな組織ではないので、プロジェクトマネジメントの仕組みや管理体制がゆるやか。ですから若いスタッフ同士が話し合って、みんなが納得できる方向性を探し、経営者と現場が直接やりとりしながら「チームJCR」として仕事を進めていくイメージです。

当社の現在の主要製品は日本国内でのみ販売する数種類の製品でした。けれども近年では開発品目も多くなり、グローバル臨床試験も進行し、今後はグローバルに製品を供給していく、というビジネスに変化します。近年、グローバル展開に向けた右肩上がりの構図を実現し、飛躍を続けています。けれども経営陣と現場の距離の近さは、40年前と変わっておらず、これは他社ではなかなか見られないものです。また、現場出身のマネージャーが大勢いるので、若手の意見は積極的に聞く文化が根付いています。

- 御社で働く魅力は、どんなところにありますか?

当社が製造している治療薬は、希少疾病や難病にフォーカスしており、社会貢献が実感しやすい「わかりやすさ」があります。自分が手を動かすことで、疾病に悩んでいる人に直接貢献できることにやりがいを感じられるでしょう。

また大量の製造・供給が求められる大手会社では、プロジェクトの一部分しか関われないことがほとんどです。けれども当社は、その製品の特性上、ひとつの製品における供給量はさほど多くありません。製造サイクルも短いので、開発から製造、供給まで、全体に関われるのも大きな魅力だと思います。

- 御社で活躍できるのは、どんな人材でしょうか。

当社にはチャレンジをし続けるベンチャー気質がありますが、「人を押しのけて上に!」といった利己的でアグレッシブな方は皆無で、とても穏やかな雰囲気でのびのびと働けることが特徴です。チームワークを大切にしながら動ける方が向いていると思います。今後グローバル展開をする上で、語学力のある方は当社にも必要であると考えておりますが、優先度はそれほど高くはありません。

私が個人的に重視しているのは、自らのキャリアプランを明確に描き、ご両親など家族を大事にしながら、自分なりの「幸福観」をしっかりと持っている方です。家族を大切にする方は仕事も大切にしますし、「○○をしていると私は幸せ」ということを知っている方は、一生懸命に仕事をすると考えているからです。

- 最後に、求職者にメッセージをお願いします。

当社は「アンメット・メディカルニーズ(いまだ満たされていない医療ニーズ)」に応えることを目指しており、「世の中のためになる仕事」ができます。大企業にはない裁量の広さと大きさがあるので、自分の考え方ややり方で仕事を進めていけるのも魅力だと思います。そのため「長く、より現場に近い仕事がしたい」という方にも最適な環境でしょう。さらに研究所と製造現場の垣根が低く、製造から研究、または研究から製造にキャリアチェンジしている社員が多いのも特徴です。

当社は今、さらなる飛躍に向けて準備を進めているところです。会社とともに大きく成長したいと思っている方には、ぜひ挑戦していただければと思います。