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フューチャー株式会社の特集

高度なIT技術と組織一丸となって取り組むコンサルティング力で、 クライアントのチャレンジを支えるフューチャー

※本記事は、2020/4/3公開です。内容は公開時点のものとなりますのでご了承ください。

フューチャー株式会社(以下 フューチャー)は、フューチャーアーキテクト株式会社を傘下に置き、ITの知見を活かして「経営戦略とIT戦略を両輪で捉える」というコンセプトからはじまったコンサルティング会社です。今でこそ「ITコンサルティング会社」は多数存在していますが、創業時の1989年に「IT×経営」を掲げる企業は多くはありませんでした。ITコンサルティング会社の先駆けでもあるフューチャーで、大手企業のプロジェクトに従事しているエンタープライズビジネスグループの勝田氏に、コンサルタントとしてのキャリアの歩みや、統括リーダーの立場から見るフューチャーの組織文化についてお伺いしました。

  • フューチャーアーキテクト株式会社 エンタープライズビジネスグループ
    ディレクター /勝田 圭一
  • 2009年にフューチャーアーキテクトに入社。入社から現在に至るまで、主に大手物流企業案件に従事。インフラ構築からIT企画まで広く深く支援している。 クライアントのグループ全体のチームリーダーとして、IT戦略の策定、海外IT部門の立ち上げ支援、M&A案件のIT デューデリジェンス(ITDD)など、ITの全体像を考えるフェーズを経験。現在は現場業務の改革を目的に、業務改善プロジェクトの企画・システム開発および技術起点の研究開発プロジェクトを推進しており、プロジェクト全体の統括リーダーとして活動している。

「経営×IT」の専門性があるから、クライアントの中期経営計画に携わるほどの裁量を持てる

- 勝田さんは新卒でフューチャーに入社されていますが、どのように最初のキャリアを選んだのでしょうか?

勝田:就職活動では、強みの掛け合わせが効くキャリアを探していました。私は理系の大学院で機械工学を専攻していたので「技術力を活かしたい」という思いと、 MBAの授業で培った「ビジネスへの興味を追求したい」という二つの思いがありました。

- 就職活動時にはフューチャー以外の企業も視野にありましたか?

勝田:フューチャーの他には大手自動車メーカーの研究職や大手通信会社のエンジニア職の選択肢がありましたね。どの会社も技術力を活かせそうな環境ではありますが、 自分の出せるビジネスインパクトで比較しました。

- 「ビジネスインパクト」はどうすれば見極められるのでしょうか?

勝田:「クライアントの経営層にトップアプローチができるのか」、と「自分で方針を決めてシステムをつくり切るダイナミズムがあるのかどうか」です。この二つの基準で比較した結果、フューチャーが私にとって最も大きなビジネスインパクトを与えてくれる可能性のある企業だと感じました。

- 一つの部品を数年かけて研究することや、大企業の一員として働くキャリアではなく、裁量権の持てるキャリアを選んだのですね。

勝田:コンサルタントの仕事は、プロジェクト全体を見ながら仕事を進めることができる魅力があります。また、フューチャーの「経営×IT」の専門性と実績から、担当しているクライアントのIT戦略について、私たちが推進するくらいの裁量権を持たせてもらっています。日本を代表する企業の中期経営計画になるような提案をすることもあるので、入社当初に思い描いていたキャリアを順調に歩んでいますね。

大手企業の経営層とのコミュニケーションは、信頼関係で成り立っている

- フューチャーの仕事には、クライアントの未来を左右するほどの裁量権があるんですね。

勝田:クライアントの未来を一緒に決めていく立ち位置として信頼していただいていますし、私自身も入社4年目くらいからそういったポジションを任されていました。 現在もクライアントの社長や取締役の方々と毎週ミーティングをしています。

- 大手企業の経営層とのコミュニケーションで難しいと感じることはありますか?

勝田:信頼関係がすでに構築されているので、難しいと感じることはないですよ。IT領域のプロフェッショナルとして評価いただいているので、皆さん対等の立場で話してくださいます。

 

- 具体的にどういったコミュニケーションになるのでしょうか?

勝田:私が接する経営層の方々は、営業部門など、サービス提供の現場でのご経験や専門性をお持ちの方が多いので、特に「現場の社員の働きやすさ」に強い思いを持っていらっしゃいます。ですから、「ITの力を使うと、どういった働きやすさが実現できるのか」をすり合わせながらシステムに落とし込んでいきます。もちろん、全てをIT化すればいいわけではないんですよ。

 

- 見極めが難しそうですね。

勝田:クライアントの強みがどこなのかを把握して、「その強みを最大化するためにITが必要である」という原則は忘れてはいけないポイントです。これまでフューチャーはソフトウェアの観点から多くのクライアントに貢献してきましたが、今後はハード面を含めた設計や、業務をどのように変えていくのか、コンセプト策定や提案が求められるはずです。常にクライアントの未来を考える役割が求められています。

プロジェクトの上流を任される背景には、設立当初から変わらない組織文化が影響している

- クライアントの中期経営計画に携わることや、ハード面も含めたシステム設計など上流工程から裁量権を持つこともできるフューチャーですが、求められる成果も合わせて高いと思います。どこにその成果を生み出す源泉があるのでしょうか?

勝田:それは設立当初から変わらない、組織文化にあると考えています。フューチャーでは、コンサルタントが個人プレーで成果を出すというよりも、チーム一丸となって成果を出すベンチャー気質が強いんです。その一つに助け合いの文化があります。

- チームの中で助け合うということですか?

勝田:そうです。その中でもソフト面とハード面の助け合いがあります。ソフト面でいうと、例えば私の上司は40代半ばくらいですが、ビジネス上のコミュニケーションだけでなく、気軽な相談など、くだけたコミュニケーションができる関係性でもあります。

- フラットな関係性が築かれているんですね。

勝田:はい。ハード面では、部署間を超えた助け合いが当たり前のようにあります。フューチャーには部署の垣根がないんですよね。他部署の人に何か聞きたいことがあればすぐに聞きに行けますし、人材リソースの共有もしています。極端な話ですが、私が明日から別のプロジェクトにアサインされたとしても、すぐにチームアップしてプロジェクトを推進できる自信がありますね。

- どうして簡単に部署の垣根を超えられるのでしょうか?

勝田:私たちはインダストリーや顧客の枠に縛られて仕事をしていないんです。一つのチームがあってその中でリソース計画が共有されていて、全社でアサイン会議をします。そこから優先度を決めてプロジェクトが決められる仕組みになっているのです。

クライアントは「これまでを変えるチャレンジをしたい」から、フューチャーを選ぶ

- チャレンジングな案件を会社一丸となって推進しているフューチャーで、コンサルタントに求められている役割はどのようなことだと思いますか?

勝田:会長が発信していることの一つに「一つのインダストリー(業界)にスペシャリティを持っていることが、コンサルタントの価値ではない」という言葉があります。コンサルタントとして、一つの業界知識だけでなく複数、またITの専門知識も持っているので価値を生み出せていると自負しています。このように掛け合わせの知識や経験が、フューチャーのコンサルタントには求められているのです。

- コンサルタントは、業界のスペシャリストで「クライアントをリードしていく」というイメージでした。

勝田:フューチャーでは、知らないこと、新しいことをクライアントに提言することが価値だと考えています。例えばクライアントが、「正しいかはわからないけど、今までずっと同じシステムを使っているからそのまま使っていよう」という意思決定をした時に、私たちは「今までこうだったから」という過去の慣習に縛られることなく、新しい技術の提案などクライアントにとっての最良を考えています。

- 社内の人間だけで新しいことをしようとすると、慣習に足を引っ張られてしまうことがありますよね。

勝田:そうですね。クライアントからも「今のプロジェクトをそのまま遂行したいのでお願いします」といった依頼をいただくことは、ほとんどありません。「これまでの方法を変えたいので、一緒にチャレンジしてください」という依頼の方が多いですね。

- 未来をつくるためのチャレンジにフューチャーは必要な存在ですね。

勝田:私たちの仕事は、クライアントのチャレンジを成功させることです。ですから、コンサルタント一人だけではなく、チームや会社一丸となってプロジェクトに取り組む必要があるのです。問題は複雑に絡み合っているので、一人の経験値や、一つの業界の知識だけでは解決することはできません。あらゆる知恵を組み合わせてクライアントと共に未来をつくる。それがフューチャーの考えるコンサルタントの価値だと思います。柔軟に組織の垣根を越えてクライアントの問題解決に向かっていける方と是非一緒に働きたいですね。

※本記事は、2020/04/03に公開されています。記事の内容については掲載時点のものとなりますので予めご了承ください。

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