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コロニー株式会社の特集

“オーケストラ型コンサルティング”コロニーの 「未来を共につくる」バックオフィス

株式会社コロニー 経理部マネージャー 加茂正幸氏(写真左) 
人事・法務・情報システムグループ シニアマネージャー 渡邉達也氏(写真右)

※本記事は、2025年7月公開です。内容は公開時点のものとなりますので、ご了承ください。

「課題解決の民主化」を掲げ、年150%超の急成長を続ける独立系コンサルティングファーム、コロニー株式会社。大手企業の変革を“オーケストラ型コンサルティング”で支え、戦略から実行・定着化まで柔軟に伴走する姿勢が高く評価されています。その急成長の裏側には、現場を支えるバックオフィスの力がありました。今回は、人事と経理のキーパーソンお二人に仕事への矜持や、彼らが見つめるコロニーの本質について話を伺いました。

  • 株式会社コロニー
    経理部マネージャー 加茂正幸氏
  • 26年間にわたり経理業務に従事。株式会社魚喜では伝票処理から月次決算、上場関連資料の作成まで幅広く担当。株式会社ダイナシティでは、経理次長としてマネジメントや連結決算、開示資料の作成を経験。2015年より株式会社Casaにて東証2部・1部の公開業務に携わり、即戦力として活躍。国内外の子会社管理や財務・経営分析にも取り組んだ経験を持つ。
  • 人事・法務・情報システムグループ シニアマネージャー 渡邉達也氏
  • エリクソン・ジャパン株式会社でネットワークエンジニアとしてキャリアをスタートし、社内プロジェクト改善業務を経て、デリバリーサービス部門に異動。人事関連の知見を深めつつ、事業継承に伴い、株式会社アイルミッションへ移籍し、ITソリューション部門の責任者を務める。管理本部全体の統括も兼任しながら、採用・評価・教育制度などの組織基盤構築をゼロベースで経験。その後、食品メーカーで人事部長を経て、コロニーに参画した。

“オーケストラ型コンサルティング”で急成長するベンチャー

―まず貴社についてご紹介いただけますか。

渡邉:2018年「課題解決の民主化」をミッションに掲げて設立された、2025年で8年目を迎える独立系コンサルティング企業です。当社の特徴は、2,000人以上のDX/ITエンジニア、PM/PMO、コンサルタントがフリーランス登録するデータベース『Experty™』を持ち、優秀な外部の専門家たちと組みながら、クライアントの要望に対して最適なリソース・体制で臨むことができる「オーケストラ型コンサルティング」です。

―現在、お二人が携わっている業務について教えてください。

渡邉:私はコロニーの人事シニアマネージャーとして、主に採用全般からオンボーディングの施策や労務、組織開発、人事制度の構築や運用まで、幅広い領域の業務を担当しています。今まさに組織フェーズが大きく変わろうとしている時期で、人的資源管理は重要課題のひとつです。応募者一人ひとりに寄り添いながら、それぞれの強みが最も発揮できる形で入社していただいています。我々はベンチャー企業ですから社内制度も発展途上であり、ゼロベースで共に会社を作り上げていかなければなりません。そのため業務範囲は幅広いですが、やりがいにもつながっています。

加茂:私は現在、経営管理部で経理を中心にコーポレート全般を担当しています。特に、上場を見据えた内部統制の整備、監査法人とのやりとり、資金管理や開示資料の作成など、経理を軸として業務は多岐にわたります。
経理というと地味な印象もありますが、今の当社は体制づくりの真っ只中で、ゼロから組織を構築していく面白さがあります。監査法人のレビューでも大きな指摘はなく、経理自体の精度は保たれていますが、課題はその上流にあります。承認フローや証跡管理といった内部統制面が未整備で、ここを整えていかねばなりません。経理としてその仕組みづくりに関わりながら、上場に耐えうる体制を構築することへ大きなやりがいを感じています。

―入社されたきっかけや決め手を教えていただけますか

渡邉:実は私は、最初から人事畑でキャリアを積んできたわけではありません。ですから異色の経歴だと言われます。なぜコロニーなのかと問われれば「オーケストラ型コンサルティング」に興味を持ったのが大きいですね。多様な能力や経験のある方たちをプロジェクト単位で活かすところに興味を持ち、組織や事業の成長へ直接関われる点にも魅力を感じました。

加茂:私がコロニーに入社したのは2023年です。前職は上場企業の経理部門でキャリアを開始し、その後スタートアップや事業会社で経理・管理部門の立ち上げを担ってきました。さまざまな規模・フェーズの会社を経験し、これから成長を目指すスタートアップで、拡張性のある経理体制を構築する仕事に挑戦したいという想いが高まっていたときにコロニーと出会いました。加えて、多くの能力のある方たちと共に働ける点も魅力でしたね。

上場と成長に挑む、人事と経理の覚悟

―仕事のやりがいについて教えていただけますか。

渡邉:これまで出会ったことのないような、多様な経験や価値観を持つプロフェッショナルたちとチームを組み、大きな成果を生み出す――。そんな組織づくりに関われることに、大きなやりがいを感じています。私たちが掲げるオーケストラ型コンサルティングでは、社内外の多様な人材と連携しながらプロジェクトを進めていますが、その分制度や仕組みもスピード感を持ってアップデートする必要があります。大変ではありますが、自らの手で組織を作り上げている実感があります。

加茂:コロニーの経理面で監査法人にショートレビューをしてもらったところ、指摘はほとんどありませんでした。しかしまだ組織が成長途中で制度も整っていない中、上場するための基準を解決できる内部統制を構築していかなければなりません。しかも、外部との調整や社内メンバーの巻き込み、限られたリソースでの意思決定が求められるので、日々が挑戦の連続であり、とてもやりがいを感じています。

―今後、どのようなことに取り組み、会社に貢献していきたいですか。

渡邉:人事として私が実現すべきことは「価値創出できるチームを再現する仕組み」を構築することです。これは単に採用や教育を行うだけでなく、メンバーのスキルや経験をデータベース化し、どのプロジェクトでも成果を出せるチーム構成をロジカルに設計することを意味します。つまり「誰をどう採用し、どのように育成し、どう組み合わせて配置するか」という課題に対して、明確な戦略と仕組みを持つ必要があります。
挑戦は山のようにありますが、一つずつクリアすることが価値あるチームづくりへの近道だと考えていますし、採用や教育はそのための“手段”にすぎません。

加茂:経理パーソンとして、上場準備のための対応は絶対にミスや遅れが許されない最重要フェーズです。そこには「できませんでした」では済まされない責任があります。だからこそ、徹底した体制づくりと、確実に業務遂行し実現していく覚悟があります。
また、社長が思い描く海外展開や新規事業拡大といった経営戦略の実行には、経理チームの構築が不可欠です。将来的には、上場企業としての適時開示や情報開示制度も属人化せず、誰でも対応可能な平準化とオートメーション化を進め、合理的かつ堅固な体制を目指しています。

自由と成長が両立する、柔軟な働き方

―「フルリモート」や「フルフレックス」と柔軟に働き方が
選べると聞きました。

渡邉:当社は、働き方の自由度が高いのが魅力です。フルリモートやフルフレックスが選べて、コアタイムの11時〜15時の時間帯さえ守れば、あとは自分のスタイルで働けます。実際、多くのメンバーは10時〜19時の間に勤務し、朝は9時台に来る方も多いです。特にコンサルタントは朝早く活動する人も多く、自分のペースを大切にしながら高い成果を上げています。
業も平均20時間弱で管理され、ワーク・ライフ・バランスが保たれています。特に人事や経理では極端に遅い時間まで仕事をすることはなく、安心して長く働くことができるでしょう。こうした自由度の高い環境のもと、今後入社する皆さんにはさまざまな経験を積み、コロニーと共に成長し、将来のリーダーを目指していただきたいです。

変化を楽しみ、成長を求める人へ

―人事、経理ともに求める人物像について教えてください。

渡邉:オーケストラ型コンサルティングを特徴とする当社では、多様な課題へ柔軟に対応することが求められます。ですから、多彩なバックグラウンドを持った方に仲間となっていただきたいですね。
また、人事という仕事は「人と向き合う仕事」です。特に当社の場合、コンサルタント職の採用が中心となるため、応募者は高い専門性や豊富なキャリアを持った方が多く、人事側にもそれに見合う“対応力”が求められます。相手の意図をくみ取り、的確に受け答えできることが大切です。
ただし、入社時に完璧を求めているわけでは決してありません。事業会社での人事経験が一定あれば十分で、求めているのは、経験よりも「相手に寄り添い、誠実に対話しようとする姿勢」です。そのうえで、チームをリードしていく意欲がある方にぜひ仲間となっていただきたいです。

加茂: 何より大切なのは「ポジティブであること」です。上場準備といったフェーズでは、想定外の事態やプレッシャーも多く、前向きなマインドがなければ乗り越えられません。さらに、自ら学びたい、スキルを習得したいという強い意志を持つ人――その姿勢こそが、成長と成果につながります。

上場経験者が理想ですが、上場を目指す環境に身を置いたことがある方なら、十分にマッチする可能性があります。必要なのは「正確性とスピード」。これは単なる作業の早さではなく、自分で間違いに気づき軌道修正できる判断力と、確実にアウトプットできる力の両立です。日々の業務をこなすだけでなく「もっとこうしたほうがいいのでは?」と、主体的に改善の声を上げられる人材こそが、当社の経理には必要です。自動化や業務改革が進む中で、単なる作業者ではなく、変革を推進できる“経理のプロフェッショナル”を求めています。

また、ベンチャー企業は常に環境が変化するので、その変化に柔軟に対応できるかが、フィットするかどうかの大きな分かれ目だと思います。入社前に聞いた業務内容や体制と、入社後の状況が違うことは往々にしてあります。だからこそ「今の環境にどう順応し、自分をアップデートしていけるか」が問われるのです。変化に戸惑うのではなく、自ら受け止め、乗りこなしていける人。その適応力こそが、成長過程にある企業で働くうえで最も重要な資質です。

渡邉: 当社で活躍できるのは、風土にフィットする“しなやかさ”を持った人。中でも大切なのは「柔軟性」「自律性」、そして「オープンマインド」です。バックオフィス部門で自分を閉ざすと、スピード感のある環境に適応できず、チーム全体の動きにも影響が出てしまいます。だからこそ、まずは“心を開いていること”が絶対条件です。
全職種で共通して求められるのは「自分の意見を持ち、周囲に発信する姿勢」です。コロニーは経営層との距離も近く「こうしたい」が言える、そして実行に移せる風土があります。

人事としては「会社の成長におけるドライバーとして一翼を担う実感を持って働くことができるでしょう。事業部門やコンサルタントから直接フィードバックが届き、日々の業務改善や仕組みづくりへスピーディーに取り組めます。新しい視点やノウハウをどんどん吸収できる、成長意欲のある方には最高の環境だと思います。

加茂: 当社の経理チームはまだ成長過程にあり、基礎からじっくり学びたい方にはこれ以上ない環境です。特に上場準備の経験を本気で積みたい方には、非常に貴重なチャンスがあります。未経験の方もコロニーでしっかり学び、スキルを自分のものにする。そうすれば、経理パーソンとして重宝される存在に成長できるでしょう。

撮影場所:WeWork KANDA SQUARE(東京都千代田区 神田錦町2-2-1 神田スクエア11F WeWork内)

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