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2021年12月16日(木)19:00~、富士通株式会社様主催によるZoomを使ったオンラインセミナー「FUJITSU×PASONA 女性リーダーのキャリアとリアル」が開催されました。
女性活躍推進に理解ある企業として評価の高い富士通株式会社様(以下、富士通)。本イベントでは、ビジネスの現場で活躍する富士通の女性リーダー4名に、自らのキャリア&ライフについて本音で語っていただきました。価値観や生活様式が多様化する現在、富士通の女性リーダーたちがどのようなキャリアパスを描き、自分らしく働いてきたのか。働く女性のリアルな意見が飛び交ったイベントの様子をレポートします。
第1部では、富士通が推進するダイバーシティ&インクルージョンについて紹介。富士通では「誰もが自分らしく」働くことができるよう、3つの視点で組織や環境の整備を進めています。
1:Work Life Shift
2020年7月に新しい働き方のコンセプトとしてWork Life Shiftを発表し、テレワークを基本としたワークスタイルの最適化や時間の制約から解放するフルフレックスの適用などを行いました。その後、2021年10月に打ち出したWork Life Shift2.0では、さらにひとりひとりの幸福(Well-Being)実現のため、男性育児参加100%の推進、副業の推進やワーケーションプランを企画・推進しています。
2:ポスティング制度
従来型の人事制度ではなく、実現したいキャリアを自ら考え、異動や管理職への昇格を自ら手を挙げることで実現できる制度を確立。年齢・性別も関係なく、オープンでチャレンジングな世界観が広がっています。
3:オンデマンド型教育の導入
自らが実現したいキャリアに必要な教育・学びはオンラインで受講可能。社員はいつでも・どこでもオンライン学習プラットフォームにアクセスし、さまざまな講座を受けることができます。
働き方やキャリア形成において、自分の意思を強く込められる環境が整っている今の富士通。ダイバーシティ&インクルージョン推進室 マネージャーの石原より、「自らの“ありたい姿”を実現するために、ぜひ富士通を使っていただきたい」と、力強く話してくださいました。
第2部では、富士通で働く女性リーダー4名に登壇いただき、キャリアとライフのバランス、そして自らのターニングポイントについて語っていただきました。「仕事もプライベートも、どちらも大切にしたい」と挑戦し続ける彼女たちのリアルボイスをご紹介します。
A様(Digital Transportation事業本部)は、スマート家電やグローバルビジネスに興味があり、新卒で富士通へ入社。大手製造業のアカウントSEとして活躍した後、海外異動を強く希望したところ、周りのサポートもあってアメリカとシンガポールに駐在することに。海外のお客様や現地メンバーと関わることで活動範囲が広がったことを実感し、自らのパーパスにも繋がっていると実感したのだそう。帰国してマネージャー昇格直後に産休・育休を取得し、現在は無線ソフトウェアのソリューションを担当されています。
B様(第二ファイナンス事業本部)も、新卒でSE職として入社し、一貫して金融業のソリューションの企画開発に従事。順調にキャリアを積み重ねる中、キャリアとライフのバランスについて、結婚後と育休復職後の2度悩んだとのこと。「私が実現したいキャリアを目指すとチームの負担が増えるのでは」「育児中の私が昇格していいの?」と思い悩んでいたとき、上司から女性向けのキャリアワークショップを勧められて参加。同世代の同じ悩みを持つ仲間と交流し、互いに意見を交わしたことが大きな励みになったと話してくださいました。
C様(ナショナルセキュリティ事業本部)は、前職の通信会社でネットワークSE担当として10年ほど活躍した後、2021年春に富士通へ転職。そのターニングポイントとなったきっかけは、新しい環境で働きたかったことに加え、前職で同じ業務に携わった富士通の女性担当者が結婚後に管理職へ昇格し、着実にキャリアアップされている姿を目の当たりにしたからだったそうです。その担当者の働き方を見る中で、富士通は女性にとって働きやすい環境なんだろうなと具体的なイメージが湧き、転職という大きな一歩を踏み出せたそうです。
D様(キャリア事業本部)は、通信キャリア2社で国際サービス企画などの経験を積んだ後、富士通へ転職。出産で2度キャリアが中断した経験もあり自らのキャリア&ライフに悩んでいたことから、昨年(2020年)開催された当セミナーへ参加。登壇者へ「昇進に年齢制限はありますか?」と質問したところ、「年齢制限はなく、いつでもチャレンジ可能ですよ!」との返答を聞いて入社を決意したのだそう。出産などでキャリアが中断されても、本人の意欲があれば会社が背中を押してくれ、チャレンジを認めてくれる姿勢に感動したと話してくださいました。
続いて、キャリア&ライフについて考えていることや、新型コロナ禍におけるニューノーマルな働き方について詳しくお話を伺いました。
産休から復職しマネージャーに戻られたばかりのA様は、休職期間中が新型コロナ禍と重なり、テレワークが主体となった働き方へシフトしたことで助けられた部分が大きいと話します。通勤時間が無くなったことで保育園の送り迎えに余裕が出来たり、昼休みに時間があれば家事ができたりと、時間のやり繰りがしやすい環境なのだそう。現在富士通では、テレワークが主流になっており、今回イベントに登壇してくださった方は全員自宅からのオンライン参加でした!
現在マネージャー職を務めるB様は、今後もチャンスがあれば積極的にステップアップしたいと考えているのだそう。というのも、今の仕事を任されるようになってビジネスやお客様の幅が広がり、どんどん仕事が楽しくなってきたから。しかし、キャリアだけに注力するとライフの部分が崩れてしまうので、チャンスのあったタイミングで都度考えながら、自然体のまま挑戦していきたいと話します。また、上司と「最近どうですか?」とオンラインで話す機会(1on1)があるので、テレワークでも上司とコミュニケーションをしっかり取れていると語ってくださいました。
転職して1年未満、完全フレックスのテレワークで働くC様は「大変働きやすい環境です」と即答。入社直後から作業環境を整えてもらい、出社とテレワークを1日の中で使い分けることも活用しながら、プライベートな時間を充実させることもできているのだそう。また、オンライン学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」を活用してSEの新しいトレンドを学び、更なるキャリアアップに活かしたいと意欲を語ってくださいました。また、女性向けのキャリアワークショップへ参加し、3人のお子さんを育てながら管理職を務める先輩社員の活躍を見て、女性が大いに活躍できる環境であることを実感したのだとか。
昨年に当セミナーへ参加し富士通への転職を志したD様も「入社前のイメージそのものだった」と話します。というのも、面接当時に家庭の事情が重なり、入社してもフルタイムで勤務できない可能性があることを面接時に相談したのだそう。すると、「誰もが近い状況になる可能性があるので、何も心配しないでください。入社後の働き方は、また改めて相談しましょう」と温かい言葉をかけてもらい、この出来事も入社を決めたきっかけのひとつだったと話します。また、育児参加したい同じ職場の男性が「一定期間残業なし、フルリモートで働きたい」と要望を出した場合は、それを叶えるべく周りが業務を調整するといったマインドを社員が持っているとのこと。この互いが助け合う風土が根付いていることから、D様自身も自身のキャリアに加えて後輩の育成にも意欲を見せていらっしゃいました。
最後に、登壇者の皆様から一言ずついただきました。
A様
富士通にはワーキングマザーはもちろん、外国籍の方や家族の介護をしている方など、さまざまな人材が活躍しています。また、テレワークの制度を利用して、ご家族の事情から北海道で暮らしている方をはじめ、名古屋、東京、九州などあらゆる地域の社員とオンラインでつながりながら1つのプロジェクトを進めるなど、一人ひとりの多様性を尊重している会社だと思います。
B様
仕事に関しては、女性だからといって特別扱いされることはありません。しかし、女性が働きやすくなる制度が整っていて、各々の置かれている環境を踏まえた働き方ができるということは、一人ひとりが尊重されているということですし、これはおそらく男性にとっても働きやすい環境なのでは、と感じています。
C様
女性も男性も働きやすい環境であり、様々な学びや働き方が充実しています。また、他の企業よりも新しい制度を取り入れるスピードが極めて早いので、そういったところもセミナー参加者のみなさんの選択肢の一つになればと思っています。
D様
女性だから男性だからというよりも、社員一人ひとりの環境や状況を汲んで、働きやすい状況を用意してもらえる点が魅力ではないでしょうか。また、何歳であってもチャレンジしたいときに望んだチャレンジができるといった、多様性を認めてくれる素晴らしい会社です。富士通は自分自身のパーパス(存在意義)「私は何をやりたいのか」を、常に問いながら働き続けられる環境だと実感しています。
働く女性の皆さまにとって、本イベントが自身のキャリアとリアルを見つめ直すきっかけとなれば幸いです。ご登壇いただいた富士通の皆さま、そして参加者の皆さま、ありがとうございました。
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