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英語が好きだからグローバルな仕事ができるわけではない

先日、とあるIT企業でグローバルに活躍されているエンジニアの方にお話を伺いました。社外での研修やカンファレンスへの参加はもちろん、グローバル規模で展開されているプロジェクトに携わったり、いわゆる「グローバル人材」といわれる活躍をされています。

「好き」よりも、まず何らかのスキルや経験を身につけるのがグローバルで活躍する近道のひとつ

ただ、もともとの語学力についてお話を聞いたところ、5年前にその企業に転職した当時は、TOEICは500点に満たなく、英語はまったく得意ではなかったそうです。ただ入社したのち、同僚がグローバルで活躍しているのを見て、独学で英語を勉強し、TOEICも900点を超え、ビジネス上のコミュニケーションも問題ない語学力を習得し、ご活躍されているとのことでした。

「英語が好きだから」「英語が得意だから」という理由でグローバルな企業、職種で働きたいと考えている方も多いでしょう。もちろん、語学力をベースに活躍の場を広げている方もたくさんいらっしゃいます。ただ、それ以上に、なんらかのスキルや経験を持ち、その経験を活かす場を広げるために語学力を身につけた方のほうが、長期的には活躍しているケースは多いでしょう。

製造業系であれば、日本の技術を海外に、という企業も多いので、むしろ語学力がなくても、海外で活躍するポジションへの転身は十分可能です。自分の今の活躍の場を広げるには……、という点からグローバルに働くことに目線を向けてみてもいいのかもしれません。

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