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<目次>
実際のところ、40代でハイクラスのキャリアへの転職は可能なのでしょうか。ここでは、データも踏まえながら転職市場の実態について解説します。
40代のハイクラス層は、20・30代のようにプレイヤーとしてではなく、経営層や管理職としての働きを期待されます。また、給与水準が高いぶん即戦力として高い貢献度を求められるため、まったくの未経験職種へ挑戦するのも難しくなるでしょう。そのため、求人の母数も減ってしまうのが現状です。厚生労働省の調査(※)によれば、25~29歳の転職転入率(転職で入職した人の割合)が25.4%なのに比べて、40~44歳は18.7%、45~49歳は12.2%と下がります。つまり、若年層より転職の難易度が上がることへの覚悟が必要でしょう。
参考:2019年(令和元年)雇用動向調査結果の概要|厚生労働省(PDF)
40代は経験が豊富にあるぶん、専門スキルやマネジメント能力は評価されやすい一方、「順応性」が不安視されるケースもあります。「価値観が確立しているため、新しい風土になじみにくいのではないか」「時代の変化に対応しにくいのではないか」と企業に判断され、柔軟性の高い20代・30代が採用されてしまうこともあるでしょう。そのため、40代は過去の経験を生かしつつ、どれだけ自分を柔軟に変えていけるが成功のカギなのです。
40代のハイクラス求人は経営に近いポジションや管理職が中心になるため、基本的に空きが出たタイミングで募集がかかります。そのため、長期戦で入念に求人をチェックしつつ、時期を逃さず応募する姿勢が重要です。特に中小企業や新興ベンチャー、新規事業を立ち上げる企業などのなかには、経験豊富な中核人材として40代を希求する企業もあります。採用ニーズの合致する企業を根気強く探すことで、転職の成功率も高められるでしょう。
テクノロジーの台頭や市場の国際化など社会が目覚ましく変化している今、人材一人ひとりに「柔軟に学び続ける姿勢」が求められています。そこで近年注目を集めているのが、「リスキリング」という言葉です。ここでは、「リスキリングとはどのような意味なのか」「なぜ40代にリスキリングが必要なのか」などについて解説します。
リスキリングとは、時代の変化に合わせて、必要とされるスキル・知識を学習する取り組みのことをいいます。近年は各業界でDXの必要性が叫ばれ、ITテクノロジーやビッグデータに関する専門人材が不足している状況です。そのため、人材育成にリスキリングを導入し、AI活用法やプログラミングを教示する企業も増えています。また今やリスキリングは世界的に推進され、国民の職業訓練に多額の公的資金を投入する国も少なくありません。
40代というのは、業務ですでに多様な経験をしてきたぶん、仕事での学習意欲や成長実感が低下しがちな年代でもあります。「業務が忙しすぎて自己研さんする余裕がない」「今さら新しいことを学んでも意味がない」という理由から、現状維持を選ぶ人も多いかもしれません。ただ、ハイクラス転職では20代・30代の「デジタルネイティブ」と呼ばれる人材と競合しなければいけません。ITリテラシー抜きでは選考の土台に上がらないことすらあります。
だからこそ、40代ほどリスキリングに取り組み、ITテクノロジーやデータ活用に関する知見を身につける姿勢が重要です。例えば、自身の強みである「マネジメント能力」に「ITビジネスの知識」を組み合わせれば、転職先でDX事業の責任者として抜てきされる可能性もあります。このように40代は今まで積み上げてきたスキルにかけ合わせる形で新たな知見を学ぶことで、ハイクラス転職で求められる人材になれるでしょう。
40代はハイクラス転職で、企業からどのような能力を求められるのでしょうか。ここでは一般的に必要とされる5つの資質・スキルを紹介します。
40代はCXOや管理職をはじめ、組織の運営に携わる求人が大半を占めます。そのため、チームのメンバーを巻き込みながらプロジェクトを推進し、成功に導くための「マネジメント能力」は不可欠です。また、経営に近いポジションを任されることも多いからこそ、会社全体の方向性や競合の動きを把握する姿勢も求められます。
40代はプレイヤー、管理職にかかわらず、職務の専門スキルは必須です。というのも、部下を指導する際は先達者として手本を示す必要があります。また、組織や事業を成功に導くためには業界に関する専門知識が不可欠です。選考では自身の専門性の高さを「定量的な実績」と合わせて語れると、説得力が増すでしょう。
ポータブルスキルとは、職種・業種にかかわらず生かせる能力のことです。例えば、筋道を立てて冷静に考えられる「論理的思考力」、人前で自分の意見を理路整然と伝えられる「プレゼンテーション能力」などが挙げられます。社会人経験の長い40代にとって、ポータブルスキルは若年層の人材と差別化を図る武器になるでしょう。
海外拠点を展開している日系企業や外資系企業では、グローバル人材としての振る舞いも求められます。例えば、英語や中国語などの「語学力」、「ダイバーシティへの理解」などが不可欠です。これから市場がますます国際化していくことを踏まえると、グローバルな視野は身につけておいて損はありません。
40代は価値観が確立している世代だからこそ、新しいことを柔軟に受け入れ、順応するための努力が求められます。例えば、志望先の企業理念に深い理解・共感を示すのも一つの方法です。また、過去に考え方の違う部下とうまく協業できるようになった経験がある場合は、それをアピールすることで協調性の高さを示せるでしょう。
40代がハイクラス転職を成功させるためには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。ここでは、大きく5つのポイントについて解説します。
ハイクラス転職を考えるにあたり、年収や役職はあまり妥協したくない条件でしょう。ただ、40代は求人数も限られるため、就業時間や休日、オフィスの場所などすべての希望がかなうとは限りません。そのため、転職活動を始める前に「妥協できること」「譲れないこと」を整理しておくと、企業選びの迷いも少なくなるでしょう。
40代のハイクラス転職でありがちなのが、経験や実績が多いぶん何をPRしてよいか迷ってしまうケースです。こうした事態を防ぐためにも、一度自身のキャリアを振り返り、身についた能力を整理するようにしましょう。キャリアの棚卸しをしておくことで、選考の場でも市場価値の高いスキルを厳選してアピールしやすくなります。
人によっては40代が「最後の転職」となり、腰を据えることも考えられます。そのため、企業研究を入念に行い、自身に適した職場かどうかを検討することが大切です。例えば、給与や休日制度などの労働条件だけでなく、企業理念や社風、サービスの特徴、マネジメントスタイルなど、詳細に把握するとミスマッチも減らせます。
40代のハイクラス転職では求人数も限られるため、情報網を広く張っておくことが重要です。例えば、転職サイトは複数登録し、転職エージェントも積極的に活用することを心がけましょう。また現職と同じ業界に限らず、自身の経験を生かせる業種の求人は幅広くチェックしておくと、意外な好機にも巡り会いやすくなります。
ハイクラス求人は企業の経営戦略にもかかわるため、「非公開」として扱われていることがほとんどです。非公開求人は、ハイクラス向けにサービスを提供する転職エージェントで紹介してもらえます。そのため、転職エージェントを活用することで、40代向けの求人にも多く出会うことができ、転職成功の確率も高められるでしょう。
40代は社会人としての経験が豊富なため、キャリアの棚卸しにも時間がかかります。その際、転職エージェントをはじめ第三者から客観的なアドバイスをもらうことで、自身の意外な武器が見つかるケースもあるでしょう。
パソナキャリアでは、転職コンサルタントが書類の添削から面接対策、応募企業との交渉、選考後のフォローまで一貫してご支援が可能です。これまでも40代人材のハイクラス転職を数多くご支援し、「転職後収入アップ率67.1%」の実績を誇ります。ぜひハイクラス転職をお考えの際は、パソナキャリアまでお気軽にご相談ください。
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