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<目次>
プロジェクトマネージャーとは、どのような職種のことをいうのでしょうか。本章では、プロジェクトマネージャーの定義や勤務先、似ている職種との違いについて解説します。
プロジェクトマネージャーとは、システムやアプリケーションの開発において、プロジェクト全体の総責任者を担う職種のことです。Project Managerの頭文字をとり、「PM」と略されることもあります。具体的には、開発計画の作成やQCD(品質・予算・納期)の管理、開発後のレビュー、製品の導入支援などを手がける職種です。
プロジェクトマネージャーの勤務先としては、システム開発を請け負う「SIer(エスアイアー)」や、ソフトウェアの開発・販売を手がける「ソフトハウス」などが代表的です。また、一定の経験を積んだ後、システムを導入する側の企業(ユーザー企業)へ転職し、社内SEとして自社システムの開発責任者を担うこともあります。
プロジェクトリーダー(PL)とは、開発チームの中核として、エンジニアの管理や育成を担う職種のことです。
システムの規模によっては、プロジェクトが数百人単位になり、複数の開発チームにわかれることも珍しくありません。その際、各開発チームの責任者を務めるのがプロジェクトリーダーです。プロジェクトマネージャーとの大きな違いとしては、マネジメントの範囲が挙げられます。プロジェクトマネージャーが「プロジェクト全体」を管理するのに対して、プロジェクトリーダーは「自分のチームメンバーのエンジニア」のみを管理するのが特徴です。
プロダクトマネージャー(PdM)とは、新製品を開発する際、責任者として市場調査や製品の企画、開発工程の管理などに一貫して携わる職種のことをいいます。近年IT・Web業界を中心に、新たに浸透してきた職種です。
プロジェクトマネージャーとの主な違いは、仕事の目的と範囲です。プロジェクトマネージャーは「システムを納期通りに完成させること」が目的となるため、基本的にシステムを納品すれば業務は完了します。一方のプロダクトマネージャーは、「製品の売上を最大化させること」が目的です。そのため、プロダクトマネージャーは新しいシステムやアプリケーションをリリースした後、売上分析や改善、営業戦略の立案まで幅広く対応します。
プロジェクトマネージャーの目標はプロジェクトを成功に導くことにあります。では具体的に実務のなかでどのような役割を担うのでしょうか。本章では、プロジェクトマネージャーの役割を4つにわけて解説します。
プロジェクトマネージャーの主な役割として、開発計画の策定が挙げられます。具体的には、クライアント企業の要望をヒアリングしながら、システムの仕様や性能、開発規模、予算、スケジュールなどを決める役割です。クライアント企業からの納得を得られる形で「開発計画書」をまとめ、プロジェクトの方向性を明確にします。
開発計画に基づいて、開発に必要なメンバーを選定して、チームを編成するのもプロジェクトマネージャーの役割です。開発言語や作業レベルなども十分に考慮しながら、必要な人数のエンジニア・プログラマーを集めます。スキルレベルが足りていないエンジニアがいた場合は、プロジェクトマネージャーが指導や育成をし、開発をサポートすることも重要です。
プロジェクトがスタートしたら、開発の進捗を管理します。プロジェクトを成功に導くために「納期に間に合うようなスケジュールで進んでいるか」、「システムの品質に問題はないか」などチームメンバーの細かいチェックが欠かせません。また、万が一トラブルが起こった際には、クライアント企業への報告や対策の立案・実行なども担当し、影響が最小限になるよう対処します。場合によっては他部門との連携や情報共有をおこない、プロジェクトを進めていく必要があります。
システムが完成した際には、最終的なレビュー(検証作業)をし、クライアント企業へ納品します。納品にあたって、プロジェクトマネージャーみずからクライアント企業へシステムの操作方法を教示し、導入を支援することも重要な役目です。また、開発で得られた成果を「開発報告書」にまとめ、今後のプロジェクトに活かします。
プロジェクトマネージャーを目指すにあたって、年収や将来性が気になっている方も多いかもしれません。本章では、プロジェクトマネージャーの平均年収や需要、キャリアパスについて解説します。
プロジェクトマネージャーは、システム開発すべての責任者となる職種であるため、年収も高くなる傾向にあります。経済産業省の調査(※)によれば、プロジェクトマネージャーの平均年収は「891.5万円」です。SE・プログラマー(顧客向けシステムの開発・実装)の平均年収「593.7万円」と比べても、高水準であることがわかります。
※参考:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果|経済産業省(PDF)
近年はDXの必要性が叫ばれ、あらゆる業界や会社でシステムの刷新や新しいアプリケーションの開発が進んでいます。そのため、プロジェクトマネージャーの需要は高まっており、人手不足が顕著になっているのが現状です。今後もAIやIoT、ビッグデータ、ブロックチェーン、5Gなどの最先端技術が浸透すれば、プロジェクトマネージャーの需要はますます高まることが見込まれます。そのため、職種としての将来性は非常に高いといえるでしょう。
プロジェクトマネージャーは、その先のキャリアパスが充実しているのも特徴です。例えば、コンサルティングファームへ転職し、クライアント企業のIT戦略を立案する「ITコンサルタント」になる選択肢があります。また、CTO(最高技術責任者)やCIO(最高情報責任者)などの役職者になり、経営に深く関わることも可能です。
プロジェクトマネージャーは、どのようなタイプの人材に向いているのでしょうか。本章では、プロジェクトマネージャーに適性が高い人の特徴について解説します。
プロジェクトマネージャーの仕事の大半は、クライアント企業やエンジニアとのコミュニケーションです。そのため、コミュニケーションに苦手意識がなく、相手とスムーズに意思疎通を図れる人に向いています。また、クライアント企業の要望を聞くだけでなく、自発的に提案・交渉ができるプレゼン能力も必要になるでしょう。プロジェクトを計画通りに推進していくために、コミュニケーションスキルは必須です。
プロジェクトマネージャーには、システムの構造を考える「アーキテクトスキル」や、エンジニアを指導するための「開発スキル」、各種文書を作成するための「ドキュメントスキル」などが求められます。そのため、エンジニアやプログラマーとして一定の経験を積み、開発現場の視点を身につけた人のほうが活躍しやすいでしょう。
システムを納期通りに納品できるかどうかは、プロジェクトマネージャーのディレクション次第です。そのため、開発にかかる日数の見込みを正しく割り出し、スケジュールを緻密に設定・管理できる「計画力」が求められます。常にプロジェクトメンバーや関係者と情報共有を密に行い、万が一トラブルが起こった際、臨機応変に対策を考えるためにも、計画力の高さが必須といえるでしょう。
プロジェクトマネージャーを目指すにあたって、資格は必須ではありません。ただし、取得すると実務で重宝する資格もあります。そこで本章では、プロジェクトマネージャーの実務で活かせる主な資格について解説します。
PMP®とは、アメリカに本部を置くPMI®(プロジェクトマネジメント協会)が認定する国際資格です。プロジェクトの立ち上げから計画、実行、納品まで各工程に関する問題が出題されます。海外でも通用する資格ですので、外資系のベンチャー企業やコンサルティングファームへ転職する際は、大いに役立つ資格といえるでしょう。
プロジェクトマネージャ試験とは、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が認定する国家資格です。プロダクトマネジメントの知識とスキルを網羅的に問われる試験で、プロダクトマネージャーの登竜門ともいえます。企業によっては昇格試験や資格手当の条件に設定されるケースもあり、キャリアアップにつながりやすい資格です。
プロジェクトマネージャーは広範な役割を担うこともあり、年収水準が高いのが特徴です。そのため、求人の多くが「ハイクラス求人」として扱われています。プロジェクトマネージャーへの転職を目指す際には、ハイクラス向けの転職エージェントを活用することで、より多くの求人に出会えるようになるでしょう。
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