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<目次>
まず退職の挨拶からです。お世話になった会社を辞めるときの挨拶では、どんな点に注意して話せば良いのでしょうか。
給与や勤務体系、人間関係に対する不満が原因で退職する場合でも、そのことを口にしたり、会社や同僚を悪く言ったり、嫌みや批判を述べることは避けましょう。
最後にネガティブな発言をしないことは、一緒に仕事をしてきた人たちへの配慮であり、社会人としてのマナーです。
「立つ鳥跡を濁さず」で、最後は爽やかに締めて、気持ちよく新しい道へ進みましょう。
挨拶の内容は1分程度で話せるようにまとめましょう。最大でも2分が限度です。
それ以上になると、聞いているほうは「長い」と感じるものです。なかには「業務に支障が生じる」と苛立ちを感じる人も出てきます。
1分の目安は、文字数にするとおおよそ300字です。この文字数を意識し、話す内容を考えてみましょう。
実際に挨拶文をつくってみましょう。盛り込むべき内容と文例をご紹介します。
退職日に挨拶をする場合は「本日付で」、そうでない場合は「◯月◯日をもって」とします。退職理由は「一身上の都合で」が基本です。
次に、お世話になった上司や先輩、同じ部署で仕事をした同僚への感謝の気持ちを伝えましょう。その際、自分にとって特に印象深かった仕事や忘れられないエピソードを簡単に付け加えると、より気持ちの伝わる挨拶になります。
退職以降のことについては具体的に話す必要はありません。すでに転職先が決まっている場合も次の勤務先には触れず、「新しい道に進む」、あるいは「しばらくゆっくりしようと思う」というニュアンスでまとめましょう。
締めくくりは、上司や同僚らに「健康と、さらなる発展を祈る」「応援している」などの内容でエールを送るのがスマートです。
ここまでの内容を踏まえて、朝礼で退職時の挨拶をする際の文例を2つご紹介します。
「この度、一身上の都合により、本日付で退職することとなりました。振り返ってみれば入社して10年以上が経ちます。右も左もわからない社会人1年目から今まで、◯◯部長をはじめ、上司、先輩、同僚の皆さまにご指導をいただきながら、成長することができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
お世話になった皆さまと歩く道は分かれますが、この会社で教えていただいた社会人としての基本、入社したときの初心を忘れることなく、進んでいきたいと思っています。
関わっているプロジェクトを途中で抜けてしまうことはとても残念ですが、皆さまのご健闘を祈り、退職の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました」
「一身上の都合により、本日をもって退職することになりました。入社して5年、ご迷惑をおかけしたことも多々ありましたが、楽しかった思い出、嬉しかった思い出もたくさんあります。
なかでも印象に残っているのが、毎年の忘年会恒例の部対抗仮装大会です。繁忙期にもかかわらず、部員が一致団結して社長賞を目指し、アイデアを練りながら大笑いした時間は、かけがえのない宝物です。素晴らしい仲間と巡り合えたことに心から感謝しています。
これからも、上司や先輩方にご指導いただいたこと、同僚や後輩たちと学んできたことを胸に、頑張っていく所存です。同時に、皆さまのご健康と、さらなるご活躍をお祈りしています。今までありがとうございました」
退職の挨拶を無事に終えたら、次は転職先での挨拶が待っています。注意すべきポイントを確認しておきましょう。
初日の挨拶で心がけたいことは、自然な笑顔と、明るくはきはきと話すことです。必要以上に愛嬌を振りまく必要はありませんが、第一印象が良ければ新しい職場にも溶け込みやすくなります。
また、「よろしくお願いします」の最後のひと言は、お辞儀をしながら言わないように注意しましょう。頭を下げながら言葉を発すると声が聞き取りにくくなります。「よろしくお願いします」と言い終わってから頭を下げるのがポイントです。
挨拶は30秒程度で簡潔に伝えることが大切です。意気込んで長く話す必要はありません。ただし、「よろしくお願いします」だけで終わらせると素っ気ない印象があるので、簡単な自己紹介を添えましょう。
自己紹介では、自分の氏名や出身地に関するエピソード、趣味や特技について軽く触れると、興味を持ってもらいやすくなります。
前職について語るのも問題はありませんが、実績の話は自慢話として受け取られることもあるので気をつけましょう。
最初の挨拶では、ウケを狙ったり目立とうとしたりしないほうが良いでしょう。職場の雰囲気によっては眉をひそめられて初日から浮いてしまう可能性があります。
朝礼がなく全体の前で挨拶する機会がない場合は、上司に指示を仰いで従うのが賢明です。自分の判断で挨拶に回ると、業務の妨げになる可能性があります。
ただし、座席に案内された場合は黙って座るのではなく、隣の人や向かい側の人にひと声かけるようにしましょう。
ポイントがつかめたら、転職初日の挨拶の内容を具体的に考えてみましょう。盛り込むべき内容と文例をご紹介します。
不可欠なのが自己紹介です。氏名と配属先の部署名は必ず伝えましょう。ほかには、前職の仕事内容、名前や出身地に関するエピソード、趣味や特技などを話すのが基本です。
「ナカタヒロシと申します。ナカタのタは濁りません」
「落花生の産地、千葉県の出身です」
「フットサルが好きなので、誘ってください」
新しい会社や仕事に対する意気込み、思いを伝えることも大事です。「1日も早く戦力になれるように努力します」と謙虚な気持ちを述べたり、実績やスキルに自信がある場合は、「中国語はビジネスレベルなので、その点で業務に貢献できればと考えております」などと話したりするのが良いでしょう。
盛り込む内容のポイントを押さえて、朝礼で話すことを想定した文例を考えてみましょう。ここでは2つの文例をご紹介します。
「システム開発部に配属されました◯◯◯◯です。埼玉生まれの埼玉育ちで、大学時代から続けているテニスが趣味です。初心者ですがフットサルも始めたので、同じ趣味の方がいらっしゃいましたら、ぜひお声掛けいただけるとうれしいです。仕事も、1日も早く戦力になれるように頑張りますので、ご指導のほど、よろしくお願いいたします」
「営業部でお世話になることになりました◯◯◯◯です。これまでは電機メーカーで約5年、法人営業を担当しておりましたが、こちらの営業管理ツールの使いやすさに感動しまして、今度は自分がこのツールの素晴らしさを多くのお客様に伝えたいと思い、転職いたしました。初めはわからないことも多いと思いますが、社業発展のために微力を尽くす所存です。どうぞよろしくお願いいたします」
退職の挨拶では、本当の理由がどうあれ、一緒に働いた人たちに感謝の気持ちを伝えましょう。元同僚と仕事で関わる機会がまたあるかもしれません。
一方、転職の挨拶では、業務でいち早く結果を出すためにも、これから一緒に働く人たちに悪い印象を持たれないようにすることが大事です。文例を参考に、事前に挨拶文を作成して初出社日までに練習しておきましょう。
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