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「転職理由」を自分自身に問い続けるべきその理由

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「転職理由は何ですか?」「今回転職をお考えになった背景を教えて頂けますでしょうか?」恐らく転職エージェントに相談した際、初めて投げかけられる質問かと思います。もちろん理由なく転職相談を頂く事は無いと思いますが、その動機、きっかけ、緊急度合、熱意、等々、事の重大さやテンションは人それぞれです。 転職活動のスタイルは人によって様々ですが、最後まで目的を見失わず、冷静な判断ができるようお考え頂きたい心構えをお伝えします。

<ポイント>

  • ●転職理由は志望動機のヒント
  • ●「ご縁」と「妥協点」を意識すること
  • ●周囲に惑わされない、仕事に対する考え方を通した自己分析

何故そもそも転職がしたいのか?

「会社に対する志望動機」「自己PR」は新卒時代の就職活動では誰もが回答を準備する、代表的な質問です。しかしながら転職においては、「転職理由」という項目がそこに加わります。
面接で転職理由を聞く企業の目線は「何故今の慣れ親しんだ環境から、リスクを取って新たに就業先を探すのか?」「うちでは長く就業してくれるのか?」「現職ではその転職動機を払拭し得ないのか?」という点が主なポイントになると思います。
現状に不満があるという事は、逆に"現状では満たしえない希望"があるという事になります。まずは何が不満なのか?そして次に、それは現在の環境では何故叶えられないのか?そのためにどの様なアクションをお越してきたのか?という思考のプロセスを経て、ご自身の叶えたいことを明確にしていきます。
会社への志望動機を考えるにあたって、企業研究・職種研究はもちろん必須ですが、その上で、ご自身の「叶えたい希望」をどの様に見出したのかを順序立てて説明することが大切です。

いつ、どこで希望が叶えられますか?

転職活動をしてるとこれまで全く知らなかった会社やお仕事にたくさん出会う機会があります。選考で企業との接点を持てば、こんな身近ににこんなに良い会社があったのか!と気づく事もしばしばあるかと思います。ここで、前項でもお話ししたような、ご自身の「希望」とはどこにあったのでしょうか?
転職活動は「ご縁」や「タイミング」をある程度信じることも大切です。新卒採用のような、いわゆる就活期間のようなものも無ければ、現職を続けながらの転職活動であればいくらでも続けることが可能と錯覚してしまう事があります。しかし、現実として転職市場においては景気の波や1年間の時期的要素、企業の採用計画等々、様々な要素が絡み絶え間なく求人数が変動しています。
また、転職活動のために現職のスケジュールを空けることや休暇を取得することも決して楽なことではないかと思います。"いくらでも続けられる"から逆に"いつ決めるのか?"を考えておくことは非常に重要です。いろいろな求人を見ていくうちに目移りしないよう、ご自身の実現したい希望条件を常に意識し、明確にお持ち頂く事を強くお勧め致します。

仕事観を考える

転職を考える以前に、誰しもが「何故働くのだろうか?」という事は一度は考えるかと思います。年収アップを希望して転職をされても、転職をきっかけに、仕事は単にお金を稼ぐ事ではない、と気付く方も少なくはないと思います。
仕事は確かに生活の一部ですが、ご自身の中での優先順位や占める時間や気持ちの割合は人それぞれです。収入、時間、やりがい、仲間、居場所等、今働いている方も新しい職を探している方も、何を仕事に求め、何を転職に求めているのか、それを明確に持っていただく事で、転職の意思決定も、逆に今ある環境でもっと頑張ってみるかどうかも、よりクリアに考えられるのでないでしょうか。

この記事を書いたのは...
キャリアアドバイザー 高橋 良典
周りの意見に左右されないご自身の本当の希望を明確にして頂き、理想の会社と出会えるような
サポートが出来ればと考えております。