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<目次>
「エンジニア」とは、工学、土木などの専門知識を身につけた技術者のこと。2019年現在、なかでもコンピューターシステムを使って情報処理をするエンジニアの種類は多岐にわたり、分野によって仕事内容が大きく異なります。
東京都に限定してエンジニアの年収を調べてみると、Webサービス・メディア関連企業の平均年収は、大手企業で560〜760万円、中小企業で430万円程度。通信関連企業では、470〜1200万円と個人の技術によって幅広く、ソフトウエア開発関連企業は、643〜1040万円程度となっています。
参照サイト:キャリドア IT業界企業ランキング
Web業界の発展や、モバイル機器など新しいテクノロジーの誕生で、ますますエンジニアが必要とされる時代に突入しています。脚光を浴びている業界での活躍も期待できますが、実はエンジニアは、どの業種においても必要で重宝される仕事。
まずはさまざまなエンジニアの仕事内容と将来性をチェックしてみましょう。
クライアントの要望を受けて、製品となるシステムをどのような仕組みにするのかを開発・設計していくのがシステムエンジニア(SE)。仕様から詳細設計を行う職種のことをプログラマと呼びます。プログラマから上流設計ができるようになることも多く、プロジェクトマネージャーやフリーランスになる人も。
Webサイト運用のためのシステム開発、スマートフォンなどで使用されるアプリの開発を行います。
Webは「HTML」「CSS」「JavaScript」などの言語を、アプリ開発には「Java」「Swift」など、開発するアプリの種類によって異なった言語を使用します。
近年、情報収集源がWeb中心になりつつあること、さまざまな既存システムがWebやアプリに移行されてきている現状から見て、これからもますます需要が高まる分野といえます。
家庭用のゲーム機はハードウエアの知識、オンラインゲームはネット環境やセキュリティの知識、最新テクノロジーを用いたゲームは新しい技術の知識など、ゲームの種類によって必要な知識とスキルはさまざま。クリエイターやデザイナーとやりとりをしながら、システムを構築していきます。
特にオンラインゲームはこれまでに爆発的な人気を得たものも多く、今後も期待される分野のひとつ。VRなどの新しいテクノロジーは医療や教育など、他業界での発展の可能性も秘めています。
家電などの電子機器を制御するシステムを構築するのが、組み込み系エンジニア。
製品に組み込まれている小型の制御チップに、機器を作動させるためのプログラムを組み込みます。テレビや自動車など、身の回りにある電気で動く製品の便利な機能は組み込み系エンジニアの優れた技術力のおかげです。
使用言語は主に「C」「C++」など。生活家電は需要がなくなる可能性が低いこと、モノとインターネットをつないでコントロールを可能にするIoTの発展も期待されることから、今後も活躍の場は広いといえます。
「汎用機」というのは、パソコンの登場前に主流だった、大型のコンピューターシステムです。これを使用して、その企業専用のシステムを構築するのが、汎用機系エンジニア。主なエンドユーザーは、保険会社や銀行、クレジットカード会社などの金融機関や大企業など。
言語は「COBOL(コボル)」を用いますが、昨今この言語を使えるエンジニアが減りつつあり、いままでの専用システムを大切に使う企業にとって汎用機系エンジニアは重宝される存在です。
「インフラ」とは“基盤”という意味があり、インターネットを含むITツールが動くための基盤を構築するのが、インフラエンジニアです。
後述するサーバーエンジニアや、ネットワークエンジニアもこのインフラエンジニアに分類されることもあります。不具合が起きると、ユーザーに不便が生じてしまうため、迅速な対応や丁寧な保守管理が求められます。デジタルで情報が管理されている現代には、必須のエンジニアです。
企業のビジネス展開に合わせて、サーバーなどのインフラシステムを設計・構築・運用するエンジニア。
無線や電波を扱う業界、IoTやメディア通信などのインフラ設計・構築・運用を担うエンジニア。
例えばあるWebサイトを見にいったとき、私たちは自動的にそのサイトの「サーバー」にアクセスして情報を得ています。「サーバー」とは情報をためたり、リクエストに応じて情報を送信したりするコンピューターのことです。この構築や管理をするのがサーバーエンジニア。キャリアアップのためには、サーバーの知識だけでなく、周辺のネットワークやセキュリティの知識も深めていくとキャリアアップにつながるでしょう。
24時間体制で監視を行うこともあり、サーバーダウンやハッキングなどの対応、セキュリティの更新などを行います。
コストや容量、処理能力を考慮した設計、サーバー機器や周辺機器を設置・配線する物理的作業までを行います。
顧客に新しいシステムを納品したり、トラブル時に駆けつけて対応したりと、お客様先で活躍するエンジニア。納品時には、設置、配線、ソフトウエアのインストールや動作確認をして、利用者に使い方の指導も行います。
トラブル時には、限られた時間内に効率良く問題解決するスキルが求められる場面も。高いコミュニケーションの能力が必要で、営業としての要素も強いエンジニアです。
製品を販売する役割と、技術的な役割を併せ持ったエンジニア。
製品の導入提案や、交渉、アフターフォローまで、幅広く網羅できるエンジニアとして需要が高まっています。
高いコミュニケーション能力に加え、プレゼン能力も期待されます。直接、顧客の需要をキャッチし、それを自らの技術で対応、供給できる一貫性が魅力のエンジニアです。
決済や書類管理など、大切な情報がWeb上で扱われるようになり、情報セキュリティに特化したエンジニアも重宝されています。
サイバー攻撃は日々進化するため、常に最新情報に通じていることが重要。顧客の要望を受けて、企画・提案、設計、実装、セキュリティテストを行います。
セキュリティ分野での認定資格や、ネットワーク情報セキュリティマネージャーなどの資格を有しているとキャリアアップに役立ちます。
その他、「テストエンジニア」と呼ばれる、製品が正常に動作するかテストすることを専門にしているエンジニアもいます。
自社内のIT 環境を開発・導入したり、社員からのIT に関する質問に対応・サポートしたりする「社内SE」。
海外のエンジニアに外注するオフショア開発において、国内のチームとの橋渡しを担う「ブリッジSE」というエンジニアもいます。
情報のデジタル化によって大量データを収集できるようになった今、それを戦略に役立てたい企業が増えています。データベースエンジニアは顧客のニーズに合わせて、どんなデータをどのように取得・蓄積するのか、いくつかのデータベースを用いて開発・設計します。
データベースの管理運用もデータベースエンジニアの仕事。データの活用方法まで提案できれば、ITコンサルタントとしてのキャリアパスも描くことができるでしょう。
企業内のネットワークシステム、企業間をインターネットでつなぐシステムなどの企画、提案、設計から構築、運用・管理を行うエンジニアです。
Windows Server、UNIXなどの知識や、その上で動作するデータベース、グループウエアなどの豊富な知識が必要です。最重要視されるのは業務経験で、監視・保守の経験を積んで、設計・構築へとキャリアアップするのが一般的です。
ネットワークシステム構築後の設定変更や、トラブルへの対応、故障の修理・交換などに対応します。
顧客が求めているシステムによって、使用するルーターなどの付属機器の種類や個数、回線、ソフトウエアの設計、構築、テストを行います。
Webサイトやアプリの画面に見える部分を企画・設計・構築するのがフロントエンドエンジニアで、その詳細設計のなかでも、CSS/HTMLを用いた部分を担うエンジニアがCSS/HTMLコーダーです。
フロントエンドエンジニアは、CSS /HTMLの知識に加えて「Javascript」や「PHP」など、サイト全体の構築に関わる言語の知識や、広告や販売促進のためのデザイン知識を併せ持っていると、活動の幅が広がります。
「プラント」とは“工場”のこと。製造工場の設計、維持、メンテナンスするエンジニアです。
例えばお菓子を作る工場では、どのような機材が必要でどんなプログラムが必要なのかを設計していきます。大規模な工場では、それぞれの工程にあった専門知識が必要。発電、化学製品、製鉄など、業種における専門知識も必要です。
新しい製造技術やテクノロジーの発展、省エネ、生産性を高めたい需要などから、まだまだ活躍の場が期待できます。
国内外の工場において、環境安全管理について指導できるエンジニア。
例えば、化学物質を扱う業界において、開発、製造、物流、使用、廃棄に至るまで環境安全への配慮を設計し、保安トラブルの原因解析や対応を提案します。
環境への配慮については、今や企業にとって優先的に取り組む問題でありながらも、対応できるエンジニアは希少です。
さまざまなエンジニアの仕事内容をご紹介しましたが、これらの仕事を、未経験でも目指すことはできるのでしょうか?
企業によっては、未経験歓迎の求人も多数あります。やる気があればOJTを通して知識を身につけることも可能ですし、しっかりと研修期間を設けている企業もあります。
どの分野においても、新しい技術が早いスピードで進化していく業種ですから、経験だけではなく、常にスキルアップする意識と、新しい技術に敏感であることがエンジニアにとって大切な能力といえるでしょう。
これだけたくさんの種類があるエンジニア。自分にどれが合っているのか…迷いますよね。
転職する際には、興味のある業界情報や、自分に合った仕事は何かを知ることが最優先です。転職エージェントには、その業界に精通したプロが在籍していますので、最新の的確なアドバイスを受けることができます。まずは、質問をして情報を集めてみてはいかがでしょうか。
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