どの局面で価値を発揮してきたのか、ファシリティの経験を棚卸しする
ファシリティマネジメント責任者の転職では、「設備管理」「移転」「コスト」といったこれまでの担当業務を漏らさず盛り込もうとすると、自分がどこで価値を発揮してきたのかが見えにくくなります。建物・設備を守ってきたのか、働く場をつくってきたのか、拠点を最適化してきたのか、コストや投資を管理してきたのか、環境やリスクで全社に関わってきたのか。自分が価値を生んできた局面を分解し、その中で手応えを感じた業務まで整理することで、次に活かしたい経験が見えやすくなります。
| 価値を発揮してきた局面 | 経験の見え方 | 次に活かしやすい方向 | 整理したい問い |
|---|---|---|---|
| 建物・設備を守る | 設備保全、ビル管理、委託先管理、安全衛生、稼働の維持 | 設備管理責任者、ファシリティ運用統括、BCP・安全管理 | 運用の専門性を、自分の強みの中心にしたいのか |
| 働く場をつくる | オフィス構築、レイアウト、移転プロジェクト、働き方に合わせた空間づくり | ワークプレイス戦略、オフィス構築の推進、総務・ファシリティ責任者 | 場づくりや働き方への貢献を、どこで活かしたいのか |
| 不動産・拠点を最適化する | 拠点戦略、賃貸借、面積最適化、ポートフォリオの見直し | CRE・不動産戦略、拠点統括、経営企画と連携する役割 | 経営や不動産戦略に近づきたいのか |
| コスト・投資を管理する | ライフサイクルコスト、中長期修繕計画、予算管理、投資対効果の整理 | ファシリティコスト統括、CRE、経営企画と連携する役割 | 数字で経営に貢献する役割を担いたいのか |
| 環境・リスクで全社に関わる | 省エネ、脱炭素、エネルギー管理、BCP、防災、サステナビリティ | サステナビリティ推進、ファシリティ責任者、リスク管理 | ファシリティ経験を、全社方針にどう広げたいのか |