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<目次>
転職を考え始めるきっかけは人によって違いますが、なかでも業界・年代にかかわらず特に多い理由トップ3があります。
回答全体の傾向で見ると、「仕事の幅を広げたかったから」(49.9%)、「会社の将来性に不安を感じたから」(46.3%)、「年収・待遇面を向上させたかったから」(44.5%)の3つの理由が突出して多くなっています。
上位3つから20%以上減少し、「やりたい仕事が別にあったから」(20.1%)が続き、以降「評価への不満を感じたから」(18.0%)、「残業時間が多いから」(18.0%)という理由でした。
業界別で見ると、IT業界と流通・サービス業界で「年収・待遇面を向上させたかったから」がトップとなり、それぞれ55.6%と52.7%。「仕事の幅を広げたかったから」は金融業界と管理部門でトップになっており、製造業では「会社の将来性に不安を感じたから」が特に多い53.6%で、全業界で最も高い数値となっています。
年代別でも転職を考えるきっかけの上位3つは同じですが、それ以下の順位が多少入れ替わっています。他の回答と合わせて、年代別の傾向を見てみましょう。
「仕事の幅を広げたかったから」がトップとなっており、半数の50%を超えています。上位3つ以外では、「残業時間が多いから」「人間関係」など職場環境の悩みが多く、現在の不満を解消できるかどうかが転職を考えるポイントになっているようです。
30代も20代と同じく、「仕事の幅を広げたかったから」がトップです。しかし「会社の将来性に不安を感じたから」が20代に比べ10%程度アップしており、自分自身や自分の仕事に直接関係すること以外にも目を向け始める年代であることがわかります。
また、「評価への不満を感じたから」がほかの年代に比べて高く、30代は自分のキャリアアップを特に強く意識する時期であることが表れているといえるでしょう。
40代以上の特徴は、上位の3つの中でも「会社の将来性に不安を感じたから」が特に高い数値になっている点です。ほかの2つを10%以上も上回っています。家庭を持つ人が多い年代のため、地位や役職、収入の安定性が大切になり、会社の将来性という観点が働き続ける条件として重要になってきます。
一方、「やりたい仕事が別にあったから」もほかの年代に比べて高くなっています。他社に引き抜かれるということでもなければ転職が難しくなる年代でもあるので、ラストチャンスを掴みに行きたいと考える人も少なくないようです。
転職を考え始めたきっかけがそのまま転職を決意するきっかけになるとは限りません。2つのきっかけの違いについてご紹介します。
転職を考えるきっかけは、日々の業務の中に往々にしてあるものです。「評価への不満を感じたから」「人間関係」「勤務条件(休日や、勤務時間帯)があわなくなったから」といったことが日々の不満として積み重なってはいても、改善が期待しやすいためか、行動を起こす決定的な理由にはなっていません。
しかし、日々の小さな不満が改善されずに続くときや、同期だけが昇進したり、部署の異動で希望していなかった業務になったりと、何か大きな出来事があったときなどに実際に転職活動を始めようと決意するようです。全体の傾向を見ても、転職を考えるきっかけとなった上位3つ「仕事の幅を広げたかったから」「会社の将来性に不安を感じたから」「年収・待遇面を向上させたかったから」が、決意のきっかけとしても高くなっています。
「会社の将来性に不安を感じたから」「仕事の幅を広げたかったから」といったことは、劇的に状況が変わることはあまり考えられないので、転職を決意するきっかけになりやすいのです。
男女別で見てみると、男性は転職を考えるきっかけと決意するきっかけに大きな違いは見られません。一方、女性の場合は、「残業時間が多いから」「勤務条件(休日や、勤務時間帯)があわなくなったから」がそれぞれ4位、5位となっています。これは決意のきっかけでも同じ順位になっていて、家庭での子育てや家事の負担が重くなりがちな女性は、働く環境などの改善を求める前に、現実的な選択として、自ら働き方を変えていることが読み取れます。
転職のきっかけや理由は年齢や立場などで変わります。しかし、仕事により良い環境を求めるのは誰でも同じです。
自分のステップアップのために行う前向きな転職が理想的ですが、人間関係の悩みや待遇・条件の不満を解消したいというのも立派な転職の理由です。ポジティブな理由だから良いというものではなく、ネガティブな理由でも転職に踏み切るのが間違いだということはありません。
しかし、実際は理由によって転職への決意のしやすさが違うことは確かでしょう。仕事への向上心が転職のきっかけならば周囲の理解も得やすく、本人の転職活動も前向きになって志望動機や面接で話す内容にも説得力が出ます。
一方、人間関係が上手くいかなかった、ミスなどで立場が悪くなった、勤務条件が悪く体調を崩したなどのネガティブな理由では、「転職しても大して変わらないのではないか」「面接で退職理由をどう話せば良いのか」という不安が生まれやすくなるため、転職を決意しにくいという傾向があります。
ネガティブな理由での転職の場合、「とにかく今の環境から抜け出したい」という思いで頭がいっぱいになりがちです。まずは、一旦冷静になり、新しい職場でどんな仕事をしたいのかを考えてみてください。不満が解消された理想の職場ならば、集中して仕事に取り組めるでしょう。そこでどんなことを実現したいかを検討し、志望動機を作成します。
転職のきっかけがネガティブな理由であっても構いません。その上で、もう一つ、自分の仕事への理想を反映した動機を作り出してしまえば、それも立派な転職理由になります。例えば、人間関係の悩みが原因で転職したいと思った場合でも、それとは別に「転職して新たなスキルを身に付けたい」といったポジティブな動機を自分の中でしっかり確立することで、自信を持って転職活動ができるようになるでしょう。
自分の能力をもっと活かせる場所を求めたり、働きやすい雰囲気の職場を探したり、給料のアップを望んだりと、何を理由に転職するかは人それぞれです。転職を考えるきっかけや決意した理由はどんなものでも構いません。大切なのは、転職後に自分がどうしたいかを考えることです。
「なんとなく」や「今の職場が嫌」なだけでは、転職活動は成功しません。まずは、自分の考えを整理する必要があります。新しい資格を取得してスキルアップを目指したり、キャリアチェンジに挑戦したりとポジティブに考え、志望動機をしっかり固めることで、満足できる転職につなげることができるでしょう。
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