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「ウェブ業界」の仕事にはどんなイメージがあるだろうか。「ハイテク」「華やか」と言われることもあるが、一方でネットなどでは「ブラック」「サービス残業」のようにネガティブな表現を見かけることもしばしばだ。
もちろん、ウェブ業界とひと口に言っても、サービス開発者やサイト制作者、運営・管理者、営業担当者など、その職種は多岐にわたる。その辺りも踏まえた上で、ウェブ業界で働く以下3名に、業界の気になる噂の真相や実際の仕事状況について伺った。
<取材協力>
Tさん(ウェブコンサル会社5年目/ウェブディレクター)
Oさん(ウェブサービス開発会社2年目/エンジニア)
Kさん(モバイルアプリ開発会社4年目/デザイナー)
まず伺ったのは、社内の雰囲気から。3名の回答に共通していたのは「自由」「風通しが良い」ことだった。服装は基本的に私服で、上下関係もそこまで厳しいわけではない。年齢やスキルによらず、フランクに話せる風土があるようだ。
特にOさんの会社では、外国人のエンジニアも多く、グローバルで陽気な雰囲気らしい。
「ただ、雰囲気は部署によって違います。営業チームはスーツだし、数字を追っているのでピリピリした雰囲気がありますね」(Oさん)
これにはデザイナーのKさんも同意見で、「たまに『クリエイター側はゆるい雰囲気ですみません』と申し訳なくなります(笑)」とのこと。
次の質問は「未経験でもやっていけるのか」。3名のうち、ディレクターのTさんとデザイナーのKさんは業界未経験。ウェブの知識がほぼない状態で、現在の会社に入社したという。
「デザイナーの先輩がいちから教育をしてくれました。おかげで今は一人でも仕事を回せるようになっています」(Kさん)
Tさんは裁量権の大きさに惹かれて今の会社に入社したが、本当に自分だけですべての仕事を回さなければいけない状況だった。
「若いベンチャー企業だったので、教育制度も何もなく、先輩に質問しても『自分でググって』と言われていました(笑)。最初の1年は業務時間外も寝ずに勉強していましたが、2年目にはある程度知識をつけて、仕事も回せるようになりましたね」(Tさん)
なお、Tさんの会社に未経験で入った新卒社員は、全員すぐに辞めてしまったそうだ。同じ未経験入社でも、教育制度の有無と組織風土によってその後の結果が左右されてしまうのだろう。
「残業」の有無も気になるところだろう。3名が所属する各会社はすべて、想定される残業時間分の残業代を予め支払う「みなし残業制」だ。
「新規サービスリリース前や問題発生時は朝まで仕事をすることもありますが、この就業システムでは正確な残業代はつかないので、『サービス残業だ』と愚痴をもらす社員もいます」(Kさん)
逆にTさんは、自分である程度コントロールの効くこの制度を上手く活用している。「早く帰りたいときは遠慮なく帰ります(笑)。忙しくて帰れないときや家で深夜も仕事をすることもありますが、どれだけ働くかも自分の裁量次第なので、特につらいとは思いません」と話す。「『やらされ感」の強い人にはおすすめできない環境」と付け加えてくれた。
「ウェブ業界はどんな人に向いているか?」と聞いてみたところ、Tさんは「柔軟性」という言葉を挙げてくれた。
「この業界では、グーグルがアルゴリズムを変更すれば、今までの正解が一転します(苦笑)。その変化に『よし! いち早く順応して他社に差をつけよう!』と考えられる柔軟性があると強いですね」(Tさん)
一方、クリエイターのOさんとKさんは「学習欲・好奇心」と回答してくれた。
「ウェブ業界には日々新しいプロダクトが生まれます。また、社内に新しいツールを取り入れることも多いです。その流れについていくためには、まず自分でしっかり勉強をすることが大事。新しいものにワクワクできる好奇心があれば、楽しく仕事できると思います。(Oさん)
最後の質問は、「ウェブ業界で働くことはおすすめできる?」。これに対して、Tさんは「ものすごくおすすめです!」と断言してくれた。
「この業界はスタートしてまだ20年。成長スピードは今後も計り知れないですし、マーケットもすごく広い。スキルを身に付けて実績を積み重ねれば、仕事に困ることはないと思います」(Tさん)
リアルな激務事情が垣間見えたが、将来性については3人とも意見が一致した様子。異業種でも比較的参入しやすい業界でもあるようだ。もし転職を検討することがあれば、ウェブ業界を候補に入れてみてはいかがだろうか。
(真崎睦美)
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