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小さい頃に夢に描いていた職業に就いていますか?約半数が「全く関係のない職業に就いている」と回答

小さい頃に夢に描いていた職業に就いていますか?約半数が「全く関係のない職業に就いている」と回答

「大きくなったらパイロットになりたい」「お花屋さんになりたい」
幼稚園や小学生のときに、「大人になったら何になりたい?」と聞かれた経験はほとんどの方があるのではないでしょうか。
いつからか、その時の「大人」に近づいてきて、そして社会人になり。そして、毎日の生活に一生懸命の方もいるのではないかと思います。
小さい頃描いていた職業は、今のあなたの仕事ですか?と聞かれたら、あなたは何と答えるでしょうか。

今回は、「あなたは小さい頃夢に描いていた職業についていますか?」という問いに対して、20代から40代の男女にアンケート調査を行いました。

Q.あなたは小さい頃夢に描いていた職業についていますか?

  • 全く関係ない職業についている 48.8%
  • 小さい頃に描いていた夢がなかった 34.0%
  • 近い職業についている 9.8%
  • ついている 7.4%

一番多い回答は「全く関係ない職業についている」で48.8%。

「全く関係ない職業についている」と回答した男性は50.4%、女性は47.2%、平均で48.8%と一番多い回答という結果となりました。
フリー記述のアンケートでは、下記のような意見がありました。

【20代】

  • パイロット→鉄鋼業/研究開発(20代男性)
  • 獣医の夢だったが今は製造。勉強してれば違ったのかなぁ(20代男性)
  • プロ野球選手→商社マン。サラリーマンになりたくないと思っていたがサラリーマンになったんだな、と感じた。(20代男性)
  • 小さい頃は、建設系重機のオペレーターが夢でしたが、現在は鉄道関連の仕事に就いています。(20代男性)
  • 漫画家になりたかったが、OLになった。私には漫画家は向いていなかったと思う(20代女性)
  • 子供の頃の夢はバックパッカー、海外を自由に行き来する職。今はアパレル(20代女性)
  • 漫画家→一般事務員。高校を卒業する際に夢も卒業した。家族を養っていけるならばどんな仕事でも良いと思っていたが臨機応変さが必要とされる事務仕事につくことが出来たのは自分自身としても予想外で、良い経験だったと今では思う(20代女性)

【30代】

  • 小さいころは電車の運転士になりたかった。しかし、現在は公務員である。幅広い仕事ができるので、やりがいを感じる。(30代男性)
  • 夢は医者とか弁護士になりたかった。 現在は、内容は全く違うが技術職の専門なので満足はしている(30代男性)
  • 子供のころは絵を描くことの仕事をしたいと思っていたがあくまでも趣味の範囲で終わりました。結局事務職として働きたいと思い事務職として働いています。(30代女性)
  • 警察官→民間企業の経理。小さいころには知らなかった簿記に魅力を感じたから(30代女性)

【40代】

  • 小さい頃は、パイロットになりたかったが、 色弱のため、断念。現在は、システムエンジニアです。(40代男性)
  • エンジニアのような仕事を夢見ていたが、公務員になった。 結果としては良かった(40代男性)
  • 動物関連の仕事をしたかったが、現在は病院の事務職なので、夢はかなわなかった(40代女性)
  • 小さい頃は看護師→総務事務。最初は地味で大変な仕事だと思っていたけれど、とても奥が深くやりがいを感じています。(40代女性)

「小さい頃に描いていた夢と全然違う職業に就いている」と聞くと、「夢は叶わなかった」と思う方もいるかもしれませんが、アンケートでは「結果として良かった」や「今は満足している」など、ボジティブな意見も多く見られました。

また、「小さい頃には知らなかった職業」という回答がありましたが、昔は「プロ野球選手」や「ケーキ屋さん」など身近に感じる職業を夢見ていた人が、大人になるにつれ様々な職業があることに気がついたという方もいらっしゃいました。

10年後には新しい職業が多く生まれている、という意見もあるように、この変化の時代は職業の選択肢も増えていることも理由の一つかもしれません。

約一割の方が「近い職業に就いている」と回答。

小さい頃の夢とは違う、という意見が多いですが、そのほかの意見もあり「近い職業に就いている」と回答した方は9.8%でした。
男性は6.8%、女性は12.8%と、男性に比べて女性の方が高い回答率となりました。
こちらを選んだ方のアンケートには下記のような意見がありました。

  • 幼い頃から絵を描いたり、ものを作ることが好きだったのでデザイナーになりたかったです。今は空間ディスプレイ等(20代女性)
  • 思っていた地方自治体の公務員だが、配属先は違う。だが、現在の仕事にもやりがいを感じている。(20代女性)
  • 人の役にたてる仕事→放射線技師(30代男性)
  • 小さい頃は映画監督→現在は裏方スタッフ。エンターテイメントの業界はシビアできつい仕事も多いがやりかいも沢山(30代女性)
  • アナウンサー⇒経理職につきながら司会業を副業している(40代女性)
  • 小さいころは教師や保育士が夢→通信教育の添削指導員 高校教師の免許を生かした仕事でもあり、家庭との両立もできるので 満足しています(40代女性)

またアンケートから、女性は男性よりも似ている点を探すのが上手い印象を受けました。
幸せ探しと同じかもしれませんが、同じ職業であったとしても捉え方は人それぞれ。その中で、女性は幸せに感じる捉え方が優れているのかもしれません。
ちなみに、職業別で見てみると、「夢に描いた職業についている」「近い職業についている」と回答した割合が高かったのは、医療関係・公務員 であり、逆に低かったのは建設・不動産という結果になりました。

これは、「看護師」や「市役所の職員」は、小さい頃から触れ合う機会があり、イメージしやすい職種であることが理由として考えられます。

このことからも、小さい頃から様々な仕事に触れることは、子供の夢の選択肢を増やしていくことになると言えるのではないでしょうか。

今回のアンケートでも分かれたように、小さい頃描いていた職業に就いている人も、違う職業についている人もいると思います。

職業ではなく、その頃の自分に今の自分を見られたときに、「かっこいい大人」と思われるような、そんな働き方を意識してみてはいかがでしょうか。

【インターネット調査】2016年1月
調査対象:20~49歳の男女 500名

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