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ただアゴを引いただけの筆者の写真
「“アゴを引け”という指示があった場合、みなさんが思い浮かべるのは学生時代の身長測定だと思います。しかし、写真撮影の時にただアゴを引いてしまうと、二重アゴになる人が大半です」とは、フリー写真素材サイト「ぱくたそ」を運営するカメラマンの「すしぱく」さんの弁。では、どうすれば証明写真の映りをよくすることができるの?
「そもそも、写真を撮影するときにアゴを引くのは、アゴが上がっていると、写真を見る人を見下しているようで印象が悪いから。一方、アゴを引きすぎると、今度は二重アゴになってしまったり、上目遣いになってしまったりして、それはそれで印象が良くありません。そこで、現在言われるようになったのが、“胸を張り首を後ろに引く”という指示です」
“アゴを引く”ではなく、“胸を張り首を後ろに引く”とはどのようなことだろうか。すしぱくさんの指示の下、実際にやってみた。
「まずは、正面のカメラに対して軽く胸を張ります。肩甲骨を背中の中央に引き寄せるイメージでもいいでしょう。こうすると、不自然ではない形で、結果的にアゴがちょうどいい場所に収まります」
実際にやってみると……
たしかに、二重アゴになっていない! 言われた通りにアゴを引いて、かえって映りが悪くなる悲しい事態とはこれでサヨナラだ。しかし、人生の重要な場面で使用される証明写真は、なるべく良く映りたい。すしぱくさん、他に見栄えを良くするテクニックはありますか?
「笑顔が不自然になっている人をよく見かけますね。カメラの前ではどうしても緊張してしまいますが、そんなときに自然な笑顔を作るための方法もあるのです。それはとても簡単で、“ウィーッ”と声に出してみること。こうするとほどよく口角が上がるので、そのまま歯を見せないように口を閉じます。これで写真映りがよくなるでしょう」
実は先ほどの、いい姿勢の写真を撮影する時は、すしぱくさんから「はい、“ウィーッ”」と促された状態で撮影している。自分以外の被写体を撮影する場合にも使えるテクニックだ。
「また、撮影の際にはレフ板があるとなおいいでしょう。発泡スチロールの板、プリンターの印刷紙など、白ければ基本的には何でもOK。正面から入ってくる光を写したいところに集めることができるので、顔の影がなく見栄えのいい写真にすることができますよ」
バストアップ(胸から上)の写真であれば、レフ板はこのように、お腹の上あたりで持つようにしよう。
ここまで、証明写真の映りを良くする方法について説明してもらった。しかし、証明写真の撮影は、意外と面倒なことでもある。スタジオはなかなかハードルが高いし、街中の証明写真スタンドは必要なときに見つからないこともあるし……。そんな筆者のような面倒くさがりに、すしぱくさんから「それであれば、スマホでも撮影できますよ」と衝撃のひと言が。
「実は、証明写真のスタンドと比べれば、スマホの方がカメラの性能がいいこともあるんです。だから、スマホでも本来は十分に代用できるんですよ。でも、問題は撮り方。一歩間違うと、いわゆる“自撮り”のような写真を送りつけることになり、大変失礼に当たることもあり得ます」
筆者が撮影した“自撮り”感のあるスマホ写真の例。歪みが生じている。
「どうしてこのような写真になってしまうかと言うと、スマホのカメラには広角レンズが採用されていることが多いため、近ければ近いほど被写体が歪んで映ってしまうんですね。一方、証明写真のスタンドは、撮影用レンズと被写体の距離を計算して、作られています。ですから、広角レンズで撮影する場合は、被写体が歪まないように、ある程度まで離した場所にカメラ(スマホ)を置いてください」
準備が完了したら、シャッターアプリなどで遠隔撮影をしよう。この時に必要なのは、白い壁などの背景と、まっすぐ正面にスマホを設置すること。「多少不要物が写り込んでいても、最近のスマホカメラは高解像度ですから、トリミングしても十分クオリティの高い証明写真が撮影できますよ」(すしぱくさん)
筆者がスマホで撮影し、トリミングをした写真の例。
多少アプリの機能などでレタッチをすれば、十分に遜色のない写真が撮影できる! 忙しいビジネスパーソンにとっては、画期的な方法だろう。すしぱくさん、今日はありがとうございました。
「ただし、業種などによっては、写真の質以前に身だしなみも大事です。服装や髪型、眉毛はもちろん、男性であればヒゲは入念にチェックされることをおすすめします」
最後に身だしなみを注意されてしまったが、これらの点を押さえれば、証明写真の映りを改善できそうだ。証明写真が必要になったら、あるいは写真の映りを良くしたいときは、これらのノウハウをぜひ試してみてほしい。
(朽木誠一郎/ノオト)
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