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つらい月曜日を迎える前に読んでほしい 仕事への活力がわく歴史本10冊

つらい月曜日を迎える前に読んでほしい 仕事への活力がわく歴史本10冊

仕事がつらくて会社に行きたくない。月曜日のことを考えただけで胃がキリキリする。仕事がつらいと感じた経験は、多くの方があると思います。あまりにつらく慢性的な場合はお医者さんにご相談いただきたいのですが、もしかしたら世界の歴史に関する本が救いになるかもしれません。
ご挨拶が遅れました、私「歴ログ-世界史専門ブログ-」というブログを運営している尾登(おとう)と申します。ブログでは世界史の面白い逸話や人物をピックアップして紹介しています。
歴史は人類が織りなしてきた壮大な物語です。私たちが暮らしている世界よりもずっとスケールが大きく、血沸き肉躍る、漫画よりも漫画っぽい世界が、かつて存在しました。そんな歴史の世界と向き合っていると、自分が住んでいる世界が相対化されてしまうところがあります。遠い国のずっと昔の話と今を比較して、自分を取り巻く世界の小ささを痛感する。「自分がクヨクヨしていることがちっぽけなことに思える」というものです。今まで深刻に悩んでいたことは、実はそう大したことじゃないんじゃないか。そう感じることでつらさが少しでも緩和されるかもしれません。
「なるほど。そこまで言うなら、何か世界史に関する本を読んでみようか。ただなんか難しそうだし、本当に面白いの?」

この記事ではそんな疑問に応え、世界史の面白さを感じられつつ、比較的読みやすい本を紹介していきます。

笑いながらも歴史の神髄に触れられる本

世界史の本を読み始めるにあたって、読みやすいことは重要です。前知識なしでも頭に入ってきて、くすっと笑えてつらい気持ちもスッキリできる。登場人物のキャラクターが濃く、スケールの大きなことを成し遂げていくので読んでいて眠くならず、学習というよりも漫画や小説を読む感覚で楽しめるもの。歴史本のエントリーとしてぴったりな本をまずは2冊紹介しましょう。

「中国の大盗賊」/高島俊男/講談社現代新書

タイトル通り「中国の盗賊」に関する本なのですが、夜中に家に忍び込んで金目の物を盗むケチな盗賊ではなく、「国家を丸ごと盗み取ってしまう」大盗賊たちの話です。

前漢を興した劉邦、明を興した朱元璋、明を倒した李自成、太平天国の乱を起こした洪秀全、そして極めつきが中華人民共和国の建国の父、毛沢東。吹けば飛ぶような地方の弱小盗賊集団が、知恵と腕力、時の運で強大化し、有力者を抱え込み、都市を飲み込み、天下国家を盗み取っていく。そこで繰り広げられる人間模様、権力闘争、壮絶な暴力が、想像を絶するスケールで展開されます。同時に稀代の英雄たちの姿がこの上ない人間臭さとリアリティを感じさせます。著者のタッチは非常に軽快でユーモアにあふれています。

五大蜀王朝を建てた王健などは養子が四百人もあった。いずれも命知らずのゴロツキで、李破肋(肋骨破りの李)、郝牛屎(牛のクソの郝)、陳波斯(ペルシャ野郎の陳)などと、名前からしてタダモノではない。

歴史の本とは思えない軽妙さで読み進められると同時に、歴史上の中国の王権がどのような法則性をもって展開してきたか、その核心に触れられるのがこの本のすごいところです。いちいちスケールがでかい中華文明の歴史を前にすると、自分の悩みが小さなものに感じられるでしょう。

「マニ教」/青木健/講談社選書メチエ

マニ教は3世紀に現在のイランで成立し、一時はローマ帝国で大流行し、キリスト教の最大のライバルとまで言われた宗教です。マニ教の教祖マーニー・ハイイェー*1は器用な男で、一人で教義を完成させ、団体を組織し、伝道の手法を確立しました。すでに普及していた宗教の教義を少しずつ真似しながら取り入れることで人々の警戒感を下げ、世界観を言葉ではなく絵で伝えるという手法で爆発的に信者を増やしていきました。

さらには自分が死んだ後の後継者とその後の組織の運営方法まで、事細かに遺言にして残す用意周到さ。しかしあまりにも教祖がパーフェクトであったため、その後教義が一歩も発展せず、時代が発展し価値観も変わるとマニ教の教えは古くなり滅びていきます。ビジネス面でも非常に勉強になる話だと思います。

本書の作者、青木健氏はイラン宗教史が専門の学者なのですが、宗教史が専門とは思えないほど面白い文章を書く人で、私が大好きな作者の一人です。本書では、マニ教の矛盾した教えや教祖マーニーの不可思議な行動に、いちいち的確なツッコミを入れていきます。「悪魔に食われたはずなのに彼はいつ五体満足で復活していたのか謎である」「マニ教の神々は業務委託が大好きなのである」などなど。

宗教史の本はあまりなじみがないかもしれませんが、自分の常識とはまったく異なる常識があったことを知ることは、視野が大きく広がる良い経験になると思います。

命がけで理想を追求した奴らの物語

夏の甲子園で活躍する球児がなぜ私たちの胸を打つのかというと、選手たちのプレーにピュアな一生懸命さを見ることができるからだと思います。いまこの一瞬全力で燃え尽きたい。何かに夢中になれるってなんと素晴らしいことだろうと思います。そして大人になっても少年のようなひたむきさを持てるものだということを、先人たちは教えてくれます。命をかけて、ひたむきに何かを成し遂げようとする姿勢は、弱った心に光を投げかけてくれることでしょう。

「十字軍物語」/塩野七生/新潮社

「ローマ人の物語」で著名な塩野七生氏の著作で私が最も好きな本です。ここで言う「十字軍」は11世紀から13世紀までの合計7回、ヨーロッパ諸国・諸侯が、聖地エルサレムの解放を目指して軍事遠征を行った運動の総称です。本書は全3巻あるのですが(文庫版は全4巻)、個人的に一番のオススメは1巻の第一次十字軍です。

全7回行われた十字軍遠征で、軍事的成功を納めたのは第一次だけなのですが、この時の聖地奪還に燃えるキリスト教諸侯と騎士たちの、奇跡的な勝利の物語を作者は想像も膨らませて鮮やかに描き切っています。遠征当初はいがみ合っていた諸侯たちが、共に闘う中で戦友となっていく。そして第一線で活躍する大人たちが戦死・離脱する中で、若い世代がだんだんと成長して主力になっていき、時代が次に移り変わっていく。多くの仲間を失いつつも奇跡的な勝利を続け、とうとう聖地奪還に成功する。なぜここまで聖地奪還に命を張れるのか、私には感覚的によく分かりませんが、描かれているのはまさに青春群像劇です。読むと心が熱くなって走り出したくなります。

「覇王と革命: 中国軍閥史1915-28」/杉山祐之/白水社

中国史の中で人気があるのは、項羽と劉邦のいわゆる「楚漢戦争」*2、そして劉備、関羽、張飛、諸葛孔明らが活躍する「三国志」です。最近だと、漫画の影響で春秋戦国時代も人気ですね。そんな時代に勝るとも劣らない面白さがあるのに、あまり人気がないのが20世紀前半の中国、清朝崩壊から第一次国共合作(中国で成立した国民党と共産党の協力関係)までの北洋軍閥による内戦時代です。

北洋軍閥は清朝末期の軍人・李鴻章の私軍である淮軍(わいぐん)を母体とします。その後、部下の袁世凱の下で清朝の国軍にまで成長しますが、辛亥革命の勃発で革命側に立ち清朝に引導を渡します。袁世凱の死後、北洋軍閥は段祺瑞(だんきずい)、馮国璋(ふうこくしょう)、徐樹錚(じょじゅそう)、張作霖(ちょうさくりん)ら軍人らが派閥を形成して主導権争いを演じます。

ところが本人たちは争いたいとは決して思っておらず、皆が北洋軍閥は一つであるべき、中国を統一し強国に導きたいと思っているのに、ちょっとしたすれ違いや、コミュニケーションロスがきっかけでどんどん関係が悪化していく。さらにそこに中国での権益強化を狙う日本が付け入る。本書は人物描写が非常に細かく、どんな顔をしてそのセリフを言ったのか、映像になって脳裏に浮かんできます。理想のために生き、しかし不器用で願い叶わず、失意と悲しみにくれる男たち。結果はともかく、そのまっすぐな生き方そのものに美学があることを教えてくれます。

未知の領域に挑戦してみないか?

つらい時は逃げることもありだと思います。私もこれ以上は無理だと思ったらさっさと逃げてしまうこともあります。逃げた後どうするのか。もっとチャンスのありそうな、未知の領域を探してみるのです。もちろん楽しいことばかりじゃありませんが、全力で新しいことにトライしている人たちの言行録は歴史にはたくさんあります。

「ノルマン騎士の地中海興亡史」/山辺 規子/白水社

8世紀後半、ノルマン人はもともとスカンジナビア半島南部やバルト海付近にいましたが、人口増加にともない9世紀にはヨーロッパ各地への侵攻を開始。ブリテン島ではイングランド王国のハロルド2世を破ってノルマン朝を開き、一時はブリテン島、ノルウェー、デンマークを統合した北海帝国を築きました。

その後、フランスのノルマンディー地方での定住も進み、賑わいを増していきますが、フランスでの出世の見込みのない落伍者や、土地を相続できない次男三男の世代は、チャンスを求めて南イタリアに移住していきます。当時の南イタリアはロンゴバルド系諸侯国と東ローマ帝国諸侯国、イスラム勢力が割拠していました。そんな11世紀、ノルマンディー地方では貧乏騎士だったオートヴィル家の若者ロベール・ギスカールと弟のルッジェーロが裸一貫で南イタリアへやってきます。

彼らは最底辺の盗賊から腕っぷしと知略で出世を重ね、領主にまでのし上がり、最後はシチリア島を含む南イタリアを征服してしまいます。彼らがすごいのは、自分に歯向かってくるライバルを捕えて殺すのではなく、降参したら全てを水に流して許してやるところ。その寛容な精神は、ノルマン朝(オートヴィル朝)シチリア王国のカルチャーに受け継がれ、ヨーロッパとイスラムの文化が融合し「12世紀ルネサンス」と呼ばれる南イタリアの文化大国化を実現しました。そのような歴史も非常に魅力的ですが、自国での出世を諦め、異国に裸一貫で乗り込んでのし上がるサクセスストーリーには、元気が出ない人も勇気をもらえると思います。

「東南アジア紀行」/梅棹忠夫/中公文庫

本書は大阪市立大学によって実施された1957~1958年の東南アジア学術調査の模様を記録したもので、歴史書というよりは紀行文に近いものです。著者の梅棹忠夫氏は後に、国立民族学博物館の初代館長をなされ日本の民族学の発展に大きな足跡を残しました。1957年に発表した論文「文明の生態史観」では戦後の世界史の議論に一石を投じる論説を展開した人でもあります。

さて、本書は当時のタイ、カンボジア、ベトナム、ラオスの社会や町や人々の様子の貴重な記録であると同時に、独立したての東南アジアの国々に学術調査団を派遣するという、壮大な未知に挑んでいく男たちの物語です。調査費用の工面、官公庁や大学との調整、必要物資の用意、現地協力者への連絡と調整など。日本から持ち込んだ自動車を走らせる許可を得るために、お役所巡りをしてあちこち許可書を求めて駆けずり回る。

本書の大体の内容がいかに「雑務」をこなしたかの記述で、読んでいてうわー大変そう、と思うと同時に、非常にシンパシーを感じるというか、何か新しいことをやろうとしても大変さはつきまとうものだな、と良い意味であきらめに近い観念を抱きます。そして、未知に挑んでいくことの何とかっこいいことか。働く人はかっこいいのです。

もっと大変な仕事をした人がいた

なぜ自分だけがこんなにつらいのか。そう思いつめる人もいるかもしれません。そんな時は、世界に目を向けてみてはいかがでしょうか。世の中には大変な仕事をしている人がたくさんいて、歴史上には想像を絶するつらい仕事がゴマンとありました。そんな姿を追ってみることで、もしかしたらいまの自分を肯定できるかもしれません。

完訳「マルコムX自伝」/マルコムX 著,濱本武雄 訳/中公文庫

マルコムX(エックス)は、1960年代のアメリカで、キング牧師と同時代に活躍した公民権運動の指導者です。キング牧師がアメリカ社会の中での黒人の地位と権利の向上を訴えた一方で、マルコムXは黒人のアメリカ白人社会からの分離を訴えました。運動は公民権法の制定という一定の成果を上げるも、黒人の支持者も穏健派と過激派に分離していきます。一部の過激派が武力闘争に踏み切った後は尻すぼみな形で収束していき、構造的な差別解消にまでは繋がることはありませんでした。2020年に世界中に広がったBLM(Black Live Matter)運動は、長い間解決しなかった黒人差別問題が、地表に噴出したものと言えると思います。

マルコムXは非常に弁が立つ男で、所属していたネーション・オブ・イスラムの広報的なポジションでマスコミに出演したり公演をしたりするうちに、次第に教団のリーダー、イライジャ・ムハンマドとの確執が大きくなり、1964年に教団と袂を分かちます。その後、マルコムXはメッカに巡礼に赴いてイスラムの教えに開眼し、帰国後に新団体を設立しようと準備していた直後に暗殺されてしまいます。

この本を読んで言葉を失うのが、一般の白人やマスコミからの脅迫・誹謗中傷、立場の違う黒人からの非難・抗議、組織内で彼をよく思わない人物からの個人的攻撃・人格否定などなど、マルコムXがありとあらゆる憎悪を一身に浴び続けながら、それでも組織と運動のために全力で働いている点です。普通の人間であれば精神が壊れるに違いありません。会社の人間関係で悩んでいる方も多いかもしれませんが、マルコムXの自伝を読めば、その気力とエネルギーに勇気をもらえることでしょう。

「図説「最悪」の仕事の歴史」/トニー・ロビンソン/原書房

本書は、イギリスでかつて存在した「最悪の仕事」を紹介する変わった本です。掲載されている仕事の内容は3K、きつい・汚い・危険。ですがその3Kを極めたようなヤバイ仕事ばかりが載っています。例えば、ドブに入って網で流れてきた貴金属を回収する「ドブひろい」。森の中を肌をむき出しにして歩き医療用ヒルを採取する「ヒル収集人」。宴会出席者が吐いた吐しゃ物を回収する「反吐収集人」など。現代にもつらい仕事はありますが、この本を読んだらどんな職場・職種もまだまともに感じてしまうのでは。きっと「今の仕事をがんばってみよう」と思えるに違いありません。

世界史沼へようこそ

「つらさ」は、頭の中でぐるぐると考え込むことで増幅してしまうものです。外部からまったく別の刺激を与えることで、つらさのループからエスケープできる場合があります。「刺激」はいろいろありますが、せっかくですので広く深い世界史の世界から刺激を受けてみてはいかがでしょうか。

「世界史(上)」「世界史(下)」/ウィリアム・H・マクニール 著,増田義郎・佐々木昭夫 訳/中公文庫

世界史が苦手な人は「人物名が覚えられない」と言います。高校の世界史では確かに、人物名を覚えさせられるので、そこでドロップアウトした人も多いと思います。そこで世界史のエントリーにオススメしたいのが本書です。

世界史の本としては非常に珍しいのですが、歴史上の人物の名前がこの本はほとんど出てきません。そのかわり、歴史上の出来事がいつ、どこで、何が起こり、世界へどういう影響をもたらしたのか、という視点で描かれます。著者のウィリアム・マクニール氏は歴史を「池に石を投げ入れた時にできる波紋」に例えます。ある時ある場所で起こった政変・事件・発見は、波紋のように他の地域に波及し影響を与える。世界の歴史をそのようにとらえ、どのように「波紋」が発生し伝わって現代に至るかを、網羅的にまとめています。

世界史を学習する者として断言できるのですが、この本の情報の無駄のなさはすさまじいです。一行一文が膨大な知識に裏付けされており、一文だけで一つの論文になりえる情報が集約されています。世界史の流れを把握するには、本書の上下巻を買っておけばまず間違いありません。この本から、関心のある時代を勉強してみてはいかがでしょうか。

「詳細世界史研究」「詳説世界史図録」/山川出版

高校の教科書の定番・山川出版社の「詳細世界史研究」「詳細世界史図録」。地図や描画、人物像、グラフも網羅されたこの2冊を手元に置いておくと、世界史の本を読んでいく際の副読本として完璧な仕事をしてくれるはずです。本に出てくるこの地名は現在ではどこか。一瞬登場するこの人物は誰で、どういう業績がある人物か。同時代他国ではどのような王朝・王国があり、どんな文化水準にあったか。自分が気になる国や地域の歴史を学ぶときも、それがどう他の国々と関連しているか、世界的視野で把握できますので世界を視野に仕事をする上でも常用な知識が身につくはず。

また、「詳細世界史研究」に書かれている内容は歴史学会の最新の研究結果が常にアップデートされており、歴史の見方はこれを読んでおけばとりあえず、間違えることはありません。人文科学の生きた教材であると共に究極の人間賛歌である「世界史沼」を歩む際の重要なガイドマップであります。

以上、私の趣味がかなり入った選書でして、人によって好みが分かれるかもしれませんが、いずれも良書であることだけはお約束いたします。仕事がつらいと感じるときは、体のエネルギーが消耗しているので、本を読むこと自体が大変なことだと思います。読書ってかなりのエネルギーを使いますからね。

弱っている時は近視眼になりがちで、客観的に物事を見ようとする視点をどうしても忘れがちになります。そこで、大変だけれども、がんばって世界史の本を読むことは、増えるものこそあれ、減るものはまったくありません。仕事がつらくなくても、今回ご紹介した本は視点を広げるという点でビジネスマンに役に立つと思いますので、ぜひお試しください!

著者:尾登雄平

1984年福岡県生まれ。東京都内在住。タイ人の妻と犬一匹と暮らす。本業は歴史と全く関係のない広告関係の仕事。

ブログ:歴ログ -世界史専門ブログ-

Twitter:@jimanalyze

(編集:はてな編集部)

*1:「マニ」を元のシリア語では「マーニー/マーネー」と呼び、シリア語で「生きている」を意味する「ハイイェー」をつけた尊称
*2:西楚の覇王項羽と漢王劉邦との間で繰り広げられた戦争。「楚漢争覇」「項羽と劉邦の戦い」とも

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