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転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと“6選”!服装や話し方のポイントを解説

転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと“6選”!服装や話し方のポイントを解説

転職エージェントとの面談に臨むにあたって、「避けるべき行動や絶対にやってはいけないことはあるのだろうか」と不安に感じている方もいるかもしれません。

あくまで転職エージェントとの面談は、企業との面接と違い、本音で何でも相談できる場です。リラックスした気持ちで参加すれば問題ありません。とはいえ、面談時の態度や服装、話す内容などによっては、転職コンサルタントからの印象が悪くなってしまう可能性もあります。

「この人を企業に本気で推薦したい」と転職コンサルタントから思ってもらうためにも、面談時のマナーやルールを正しく知っておくことは非常に重要です。
そこで今回は、転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことや、転職エージェントに好印象を与えるポイントについて解説します。面談前に本番のイメージを膨らませておくためにも、参考にしてみてください。

そもそも転職エージェントとの面談とは?

転職エージェントとの面談に臨む前に、面談の目的や方法を知っておくことが大切です。本章では、転職エージェントと面談するときの目的や時間、場所などの基本的な情報について解説します。

転職エージェントとの面談は、自分のことを知ってもらうための場

転職エージェントとの面談は、一言でいえば「転職コンサルタントに自分を正しく理解してもらうための場」です。具体的には、転職コンサルタントからヒアリングを受けながら、自分の職歴や強み、キャリアビジョンなどを整理し、それをもとに一緒に希望条件をすり合わせたり、求人の紹介を受けたりします。転職コンサルタントに自分のことをより深く知ってもらうことで、希望や適性に合った転職先を紹介してもらいやすくなるでしょう。

面談の時間や場所は?

転職エージェントとの面談時間は、1回あたり1~2時間程度実施されることが一般的です。求職者側の希望条件がすでにある程度整理されており、スムーズに面談が進めば、それより短い時間で終了することもあります。

また、面談場所については、基本的に転職エージェントの面談ルームや会議室で実施されます。転職エージェントのオフィスまで距離が遠い場合は、事前に相談すれば、カフェやファミリーレストランで面談してもらえる場合もあるでしょう。最近はテレビ電話ツールを活用し、Web面談を行う転職エージェントも少なくありません。

転職エージェントと面談する際の流れ

転職エージェントとの面談にあたっては、事前に流れを頭に入れておくとスムーズに面談を受けられます。
そこで本章では、転職エージェントと面談するときの流れについて4つのステップで解説します。

お互いの自己紹介

まずは求職者と転職コンサルタントがお互いに自己紹介をして、相互理解を深めます。転職活動を円滑に進めるうえで、転職コンサルタントとの相性はとても大切です。求職者側としても、相談相手である転職コンサルタントの人となりや価値観、転職支援の実績などを知っておくことで、より信頼して本音を打ち明けやすくなります。

経歴の振り返りとアピールポイントの確認

続いては、事前に登録・提出した職務経歴書をもとにこれまでの職歴を振り返ります。職務経歴を1社ごと・担当職務ごとに丁寧に掘り下げながら、具体的な実績や身についたスキル・知識などを棚卸しするフェーズです。これまでのキャリアをあらためて確認することで、自分だけの強みやアピールポイントを見つけやすくなります。

キャリアビジョンと希望条件の整理

次は、今後のキャリアビジョンと、新しい転職先に対する希望条件を整理します。5年後・10年後に実現したい理想の姿を思い描きつつ、次の転職で挑戦したい職種やかなえたい給与・働き方などについて考えるフェーズです。希望条件を決める際は、前職の退職理由も振り返っておくことで、転職後のミスマッチ防止につながります。

最適な求人情報の紹介

最後は、あなたの希望条件やアピールポイントをもとに、転職コンサルタントが最適な求人を選び出し、紹介してくれます。紹介してもらった求人をその場で一つひとつ確認しながら、希望に合致する求人があれば選考へエントリーすることが可能です。たとえ面談当日に最適な求人と出会えなくても、面談後に転職コンサルタントがメール・電話で随時求人を紹介してくれます。多くの求人情報に触れながら、自分に合う転職先を探しましょう。

転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと“6選”

転職エージェントとの面談では、具体的にどのようなことがNGとされているのでしょうか。本章では、転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと6選を紹介します。

【絶対にやってはいけないこと1】職務経歴書を提出しない

基本的に転職エージェントとの面談前には、職務経歴書の登録・提出が求められます。職務経歴書は求職者のスキルを正しく把握したり、アピールポイントを見つけたりするために不可欠な資料です。そのため、職務経歴書を提出しないのは絶対にNGといえます。事前に提出が難しい場合は、必ず当日持参するようにしましょう。また、職務経歴書はなるべく細かく記載しておくことで、より自分の適性に合った転職先と出会いやすくなります。

【絶対にやってはいけないこと2】服装がラフすぎる

転職エージェントは各社とも、面談時の服装は基本的に自由としています。

ただし、面談時の服装によって、転職コンサルタントからの印象が決まってしまうことは確かです。例えば、Tシャツ・短パン・サンダルなど、あまりにラフすぎる服装の場合、転職活動への本気度や真摯に向き合っている姿勢が転職コンサルタントに正しく伝わらない可能性があります。そのため、面談時はできるだけスーツかオフィスカジュアルなどの服装で参加し、社会人としての礼節が身についていることを示すようにしましょう。

【絶対にやってはいけないこと3】事前連絡なしで遅刻する

転職エージェントとの面談当日、現職の業務でイレギュラー対応が発生したり、交通が遅延したりして、やむをえず遅刻するケースもあるかもしれません。その際、事前連絡なしで遅刻してしまうと、転職コンサルタントを不安にさせるだけでなく、次の順番を待っている求職者にも迷惑がかかってしまいます。「ビジネスマナーを守れない人」という印象にもつながりかねないため、遅刻する際は必ず電話やメールで事前連絡するようにしましょう。

【絶対にやってはいけないこと4】ウソの経歴やスキルを伝える

万が一面談でウソの経歴やスキルを伝えてしまうと、転職コンサルタントがそれをもとに求人を探すため、転職後のミスマッチにつながりかねません。特に経歴詐称が内定後に発覚したら、内定取り消しや懲戒解雇になってしまうリスクもあります。自分を良く見せすぎるのは避け、等身大の経歴やスキルを伝えるようにしましょう。

【絶対にやってはいけないこと5】本音を隠してしまう

面談で本音を隠して建前だけで話してしまうと、転職コンサルタントはあなたの本当の希望条件を把握できなくなります。その結果、適切な求人を見つけにくくなってしまうでしょう。そのため、転職理由や自分の弱みなど、たとえ話しにくい部分であってもできるだけ正直に伝えることが大切です。たとえ前職の退職理由や転職理由がネガティブな内容であっても、決してそのまま応募先企業に伝わるわけではないため、隠す必要はありません。

また、転職コンサルタントから求人を紹介してもらった際も、正直に要望を伝えることが大切です。例えば、「この企業には○○という理由で応募したくない」と素直に伝えたり、「応募先の職場の雰囲気を具体的に教えてほしい」と気兼ねなく質問したりしましょう。転職コンサルタントは、あなたの転職成功に本気で向き合ってくれる味方です。自分の希望や想いを具体的に伝えることで、自分に合った求人を見つけてもらいやすくなります。

【絶対にやってはいけないこと6】前職の愚痴のみに終始してしまう

面談で本音を話すことは重要ですが、前職の愚痴のみに終始してしまうと、面談時間を有効に使えなくなります。例えば、「同僚の性格が気に食わなかった。なぜなら~」「上司の自分に対する態度が納得いかなかった。具体的には~」といった不満は、希望条件を決める際にも有益とはいえません。最適な求人を見つけるためには、前職への不平や不満はできるだけ端的にまとめ、「次の転職先でどうしたいか」を前向きに考えることが肝心です。

転職エージェントとの面談で好印象を与えるポイント

転職エージェントとの面談で、逆に好印象を持ってもらうにはどのようなことを意識すればいいのでしょうか。本章では、面談で転職コンサルタントに好印象を与えるポイントについて解説します。

希望条件を面談前に整理しておく

面談中に希望条件が二転三転してしまうと、転職コンサルタントから肝心の求人紹介を受けるまでに時間がかかってしまいます。そのため、面談前に現状を振り返り、希望条件をある程度整理しておくこともポイントです。

目指したい職種や業界、希望の勤務地、給与水準、休日数、転職で実現したいことなどを、漠然とでもいいので決めておくと、転職エージェントとの面談がスムーズになります。また、事前準備がしっかりしていると、転職に対する熱意が転職コンサルタントに伝わりやすくなるため、より深く支援してもらえるようになるでしょう。

節度ある態度・言葉遣いを心がける

面談でリラックスして話すことは重要ですが、ラフすぎる言動は望ましくありません。態度や言葉遣いが砕けすぎると横柄な印象を与えてしまい、転職コンサルタントから不安視されかねないためです。そのため、相手の目を見て話したり、正しい敬語を使ったりと、転職コンサルタントにも節度ある態度・言葉遣いを心がけましょう。

面談後のレスポンスは速やかに

面談後も、転職コンサルタントは条件に合う求人をメールや電話で紹介してくれます。その際、求職者側のレスポンスが遅いと、最適な求人を見逃してしまったり、採用枠が埋まってしまったりするケースもあるでしょう。

また、メールの確認が遅いと、面接日程の調整をはじめ、選考に関する重要な連絡を見落とす可能性もあります。レスポンスが遅い場合、転職コンサルタント側もサポートに対する熱量が下がってしまいかねません。転職成功のチャンスを確実につかむためにも、転職エージェントからの連絡には速やかに対応することを意識しましょう。

転職エージェントはあなたの味方!本音で相談しよう

転職エージェントは、あなたの転職成功を全力でサポートしてくれる、心強い味方です。だからこそ、気を遣い過ぎたり、自分を過度に良く見せたりする必要はありません。転職理由や希望条件に関しても、正直に相談することが大切です。転職コンサルタントに自分の想いを正しく知ってもらうことで、より自分に合った転職先と巡り合いやすくなるでしょう。

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この記事の監修者
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パソナキャリア編集部

転職エージェントの視点から、転職活動の始め方、自己PRの作り方、面接対策や円満退職の秘訣まで、転職ノウハウをわかりやすくコラムでご紹介します。

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