【職務内容】車室内モニタリングシステムの量産ソフトウェアのシステム設計を担当いただきます。≪具体的には≫ 下記業務に関し、チームリーダー指導のもとで1機種あるいは特定の顧客向けの複数機種を担当いただきます。・要求分析(要求仕様書を元に、機能目的・ユースケースなどをヒアリングし、機能・非機能要件を合意)・システム設計(H/W仕様書を元に各マイコンに機能を割り付け、ソフトウェアのアーキテクチャを定義)・プロジェクト/客先との調整(開発日程の整合、客先とのQ&A、技術説明資料作成など)・協力会社との調整(要求仕様定義、ソフトウェア制作の発注、進捗フォローなど)【魅力】・車両のドライバーや乗員状態のセンシング技術を通じて交通死亡事故ゼロ化に貢献するという、社会的意義の高い業務です。・新たなセンサデバイスの導入やセンシング技術の開発・導入など、最先端の技術開発に携わることができます。・顧客の要求分析・仕様整合などを通じてエンドユーザーに提供する価値を具体的にイメージしながら開発できます。・国内だけでなく北米、欧州、中国、インドなど世界各国に納品しており、グローバルに活躍できるチャンスがあります。【採用背景】当社は自動車機器の開発・生産を行っており、その中でも近年は特に安全運転をサポートする先進運転支援システム(ADAS)関連製品の開発に注力しています。今回は、カメラやミリ波等で乗員をセンシングし、脇見運転や居眠り運転の検知等、乗員の状態推定を行う車室内モニタリングシステムの量産開発におけるシステム設計担当を募集します。車室内モニタリングシステムは法制化などに伴い今後世界的にも市場規模拡大が期待されるだけでなく、新たな技術の導入、法規用件やサイバーセキュリティ、機能安全など業界標準への対応など、開発対象は多岐にわたります。今後の事業拡大を見据え、開発体制を強化したいというのが今回の募集背景となります。●組織のミッション我々の部の理念は、当社センシング技術を通じて、あらゆるシーンで一人一人の安全を追求、死亡事故ゼロ化に貢献することです。その中でも我々の課は、関係部門(センシング技術開発課、H/W設計課、機構設計課)と連携しながら、量産S/W開発を完遂(QCD目標達成)させることがミッションです。●使用言語、環境、ツール、資格等社内のコミュニケーションに使用する言語は基本的に日本語ですが、顧客やサプライヤによっては英語も使用します。設計文書類には自然言語(日本語・英語)の他、SysMLなどのモデリング言語も一部使用されます。製品に組み込まれるソフトウェアの開発言語は主にC,C++ですが、原理検証や評価・分析にはPythonやExcelマクロなども適宜使用されます。●想定される時間外時間年間平均:約40時間/月繁忙期:約60時間/月●キャリアステップイメージ3~6か月程度は機能や役割を限定する形でシステム設計に参画いただき、その後は1機種あるいは特定顧客向けの複数機種のシステム設計全体を取りまとめていただきたいと考えます。その後は適性や本人の希望も考慮しながら、セキュリティや機能安全、アーキテクチャ設計など特定分野のエキスパートの道へ進む、プロジェクトリーダーや管理職への登用、研究所や海外拠点への異動などの可能性もあります。三菱電機モビリティ株式会社は、2024年4月1日に三菱電機株式会社の自動車機器部門が分社・独立して発足し、三菱電機グループの自動車機器事業を担う事業会社として新たなスタートを切りました。100年に1度と言われる自動車産業の構造転換を成長のチャンスととらえ、これまで培った技術力・ものづくり資産を深化・革新し続け、事業を通じて豊かなモビリティ社会の実現に貢献していきます。(新会社出向中の賃金、福利厚生等の処遇は三菱電機基準、今回の分社化を理由にした勤務地変更なし)※詳細は、「23年4月24日ニュースリリース『自動車機器事業の構造改革について』」を参照https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2023/0424.pdf
- 勤務地
- 兵庫県
- 年収
- 500万円~1000万円
- 職種
- ソフト設計・制御設計