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<目次>
HRとは「human resource(ヒューマンリソース)」の頭文字であり、「人的資源(人材)」という意味です。その名の通り、企業や組織において人的資源全般に関わる業務を行っています。
企業経営に必要な資源にはお金、もの、情報、時間などさまざまなものがあげられますが、最も重要とされるのが「人材」です。どれだけたくさんの資金や性能のよい設備が揃っていても、それを有効に活用できる人材がいなければ、企業経営は上手くいかないでしょう。事業を生み出し、促進していく力は人材にあり、会社の成長には人材が重要です。
HRは、人材を“労働力”ではなく企業の“資源”であると考え、資源を有効活用するために人材のもつ能力を引き出すことをミッションとしています。
最近注目が集まってきた「HR」というキーワードですが、人に関わる領域というと「人事部」をイメージされる方も多いのではないでしょうか。どちらも人的資源を扱うという点では同じですが、そのあり方は大きく異なります。
旧来の会社経営では、人事は守りの側面が強い部門でした。すでに経営陣によって決定された経営戦略にもとづいて人員計画を立て、採用活動や配置転換を行います。また、評価制度をもとに給与や職位を決定したり、労働環境を整えたり、定型的な業務も多くあります。
しかし、「人事戦略(または戦略人事)」を要とするHRが広まった近年においては、人事は攻めの側面が強くなっています。経営計画や経営目標を人事が熟知した上で、戦略的に人事業務を行うというものです。HRは、経営陣と一緒に経営戦略について議論したり、経営計画や経営目標を決定したりします。そして、企業経営において一番重要な資源である人材を最大限に活用して、経営目標の達成をしていきます。
優秀な人材の活用は会社の課題であり、今後の成長や将来性を左右するでしょう。そのためには、前述した「人事戦略」に力を注ぐことが大切です。
人事業務は、大きく5つに分類されます。
HRの考え方では、これらの業務は突発的・短期的に行われるわけではなく、企業の経営計画や経営目標と連動して中長期的に策定・遂行されます。
例えば、採用業務ひとつとっても「必要な人材は社内で確保できるのか、新規採用を行うべきか」「事業計画上、この日までに○○人の人材を確保しなければならない」などを経営戦略から人事戦略に落とし込むのです。そのため、人事業務を俯瞰してみることができ、全体最適をはかることが出来るのです。
人事の業務は、担当が明確に分かれていることが多く、自分が担当している目の前の業務のみに意識が向いてしまいがちです。しかし、どの業務も企業にとって一番重要な資源である「人材」を活かすことを目的としています。全ての業務がこの目的を果たすために、人事が経営戦略を理解して、人事戦略に落とし込むことで、結果的に人事業務の全体最適に繋がるでしょう。
人事戦略が重要なもう一つの理由として、従業員一人ひとりも自分の目標が設定しやすくなる、というものがあげられます。経営陣のみが共有していた経営戦略が明文化されることや人事業務に落とし込まれることで、従業員は、自分の会社の方向性や経営陣の思いを身近に感じることが出来ます。それにより、会社への愛着が高まり、やりがいの見いだせる目標設定が出来るようになるでしょう。
人事戦略は、人事業務の最適化を図ったり、従業員一人ひとりの目標意識を高めたり、非常に重要な役割を果たします。そのため、HRは会社においてなくてはならない存在かもしれません。
HRに求められる能力を、以下にてまとめました。
事業拡大や企業成長のために、人的資源を有効活用し、人材のもつ能力を引き出すHRにとって、上記の能力は重要だといえるでしょう。
例えば、コミュニケーション能力や調整力、洞察力は同僚や上司、役員のほか、学生や求職者、求人媒体の担当者、研修講師といった社外の人とも接する機会が多いHRにとって必須の能力です。また、主観に惑わされずに公平で公正な業務を行うためにも、正確性や厳格性、客観性も欠かせない能力といえるでしょう。
さらに、市場や時代の変化に合わせて経営戦略を策定したり、経営戦略を人事戦略に落とし込んだりと、あらゆる場面で鋭い判断が求められるHRにとって、企画力や専門知識、経営感覚もなくてはならないものです。
HR領域で活躍を目指すのであれば、これらの能力は常に磨き続けていく必要があるでしょう。
これからは、多様性の時代です。人々の価値観やあり方も少しずつ変化し、人材に関する分野も大きく変化していくでしょう。しかし、どんなに社会が変わっても会社にとって人材が大切な資源であることには変わりありません。HRは、会社の資源である人材を生かすために、経営戦略から携わり、全体を俯瞰して全体最適を図ります。これからもますます重要性がましてくる仕事だといえるでしょう。
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