経歴の棚卸
職務経歴書を作成する際は、まず自分自身の経歴を棚卸します。自分のこれまでを振り返り、何をやってきたのか具体的に洗い出し、時系列で整理しましょう。業務を知らない採用担当者が見ることを想定して、職務キーワード毎にまとめると分かりやすく、印象が良くなります。
・生命保険商材(がん保険、死亡保険)
・定期訪問、電話での営業
・月間訪問数平均20件
・個人売上高1,200万円
・2021年度成績事業所内1位達成
・2020年5月ファイナンシャルプランナー3級合格
生命保険営業の職務経歴書作成のポイントです。書き方の見本、フォーマットをダウンロードして、職務経歴書を作成する上で必要なポイントをおさえましょう。
生命保険営業の職務経歴書の書き方について、書き方の見本とともに、職務経歴書を作成する上で必要なポイントを解説します。
職務経歴書はあなたを売り込むためのプレゼン資料です。企業の求める条件にマッチしたキーワードを盛り込むことで、戦力として会社のために貢献できる人材であることをアピールできます。
フォーマットをダウンロードして利用することにより、簡単に職務経歴書を作成することができます。また、生命保険営業への転職に有利な資格も紹介します。
生命保険の営業の職務経歴書を書く際は、どの商材を担当し、誰に販売していたかを記載します。生命保険の商品は、医療保険や介護保険、死亡保険などさまざまです。また、担当した顧客が個人か法人かを明らかにすることで、人事採用担当者はイメージしやすくなります。
実績については、契約成立数や金額、営業達成率など、具体的な数字を記載し、きちんとアピールすることが大切です。さらに月間の平均アポイント数も記載しておくと説得力が上がります。
自己PRでは、ファイナンシャルプランナーなどの取得した資格や、トレーナーへ昇格といった実績を中心に、業務の中で工夫した点や意識した点など、努力したポイントを盛り込みましょう。
生命保険の営業をする人を正式名称で「生命保険募集人」と言い、「生命保険外務員」とも呼ばれています。「生命保険募集人資格」とは、生命保険協会が実施する一般課程試験を合格し、金融庁への登録を経て得られる資格の正式名称です。職務経歴書に記入するときは正式名称で記載しましょう。
取得した「生命保険募集人資格」は、生命保険の営業として社員で働いている限りは有効ですが、退職すると失効してしまいます。ただし、退職から2年以内に転職した場合、転職先で再登録することで、再度資格を得られます。
退職すると同時に資格が失効するため、履歴書には記載ができない点に注意が必要です。
生命保険/損害保険/医療保険/介護保険/がん/死亡保険/終身/定期/学資/年金/代理店/契約/成立/達成率/売上/ファイナンシャルプランナー/一般課程試験/専門課程/応用過程/生命保険大学/新規/顧客/個人向け/法人/訪問/アポイント/電話/飛び込み/見積もり/コンサルティング/人生設計/公的保険アドバイザー など
職務経歴書は、企業から指定されない限り、手書きとパソコンどちらで作成をしても問題ありません。手書きの方が書き手の個性や人柄が伝わりやすい、意欲や丁寧さが伝わる、などのメリットもありますが、誤字や脱字の修正ができない、文字があまり美しくない場合は採用担当者が読みづらく感じるといったデメリットもあります。
手書きの方が良いとされる企業や、その逆の風土の企業もあるため、職務経歴書の作成に不安を感じる場合には転職コンサルタントに相談をしてみると良いでしょう。
企業の求める条件にマッチしたキーワードを盛り込むことで、専門的な知識の有無や経験業務の幅広さをアピールします。ご自身の経験に応じて、下記を参考に文面を作成してください。
職務経歴書を作成する際は、まず自分自身の経歴を棚卸します。自分のこれまでを振り返り、何をやってきたのか具体的に洗い出し、時系列で整理しましょう。業務を知らない採用担当者が見ることを想定して、職務キーワード毎にまとめると分かりやすく、印象が良くなります。
・生命保険商材(がん保険、死亡保険)
・定期訪問、電話での営業
・月間訪問数平均20件
・個人売上高1,200万円
・2021年度成績事業所内1位達成
・2020年5月ファイナンシャルプランナー3級合格
職務経歴書に必要な項目としては大きく以下の4つです。
・職務要約
・職務経歴
・活かせる経験・取得資格・知識・スキル
・自己PR
それぞれの項目で読みやすくまとめることが大切です。それぞれのポイントを確認していきましょう。
職務経歴書の書き出しは、まず「職務要約」から始めます。3~4行程度で、生命保険の営業としての経験業務や実績を記載します。自分のアピールしたい内容をシンプルに記載し、興味を持ってもらえるようにしましょう。箇条書きではなく文章で記載する方が望ましいですが、あくまでも要約のため長くなりすぎないよう注意が必要です。
株式会社○○に入社後、4年間医療保険、介護保険などの生命保険商品の個人向け営業を担当しています。既存顧客の定期訪問の他、電話での新規開拓業務を月5件ほど手掛けています。2020年にはファイナンシャルプランナー3級を取得し、アフターフォローの充実に努め顧客との信頼関係を深めました。2021年度には営業成績の事業所内1位を達成しています。
職務経歴の冒頭には、勤務先の企業情報を記載します。会社名は正式名称で記載しましょう。また、事業内容や資本金、従業員数等、公開されている情報を具体的に記載します。
株式会社○○(2018年5月~現在)
事業内容:保険業
資本金:3億5千万円 売上高:100億5千万円(2020年3月)
従業員数:500人 上場区分:東証一部上場 雇用形態:正社員
企業情報の下に、自分の職務経歴を表などで記載します。所属部署や期間、担当企業など、履歴書との齟齬がないようにまとめましょう。
業務内容や取扱商材、営業スタイル、主な実績を章立てて分かりやすく記載し、どのような仕事を、どのように工夫して行い、どんな実績を出したかを具体的に記載します。根拠となる事例や、数字で記載できるものは明示しましょう。
特に営業職の場合は、営業成績について記載しておくとアピールにつながります。契約金額や社内での成績順位、目標達成率など客観的な指標も併せて記載しておくと効果的です。さらに新規契約の獲得方法など業績アップのために取り組んでいる内容や、その成果を記載すると、担当者にもモチベーションが伝わりやすいでしょう。
【営業スタイル】
新規のお客様に対し、電話営業を実施(売上割合約60%)。要件を短く伝え、後日の訪問へつなげられるよう意識した。既存のお客様に対しては、半年に一度定期訪問を実施し、生活状況に変化がないかなどの確認を行う。お客様にとって気軽に相談できる相手になれるよう、信頼関係の構築に努めた。
【主な実績】
2020年度 予算達成率112%(契約金額1,500万円、事業所内36人中4位)
2021年度 予算達成率120%(契約金額1,800万円、事業所内36人中1位)
ここでは自分が持っているビジネススキルを分かりやすくアピールすることが大切です。主にPCスキルや取得資格、語学力などを記載します。特に資格は、有効期限はないが退職すると失効する生命保険募集人資格など、業務で取得した資格も記載しましょう。保険営業では、持っている資格によって扱える金融商品が変わるので、保有資格は関連するものを優先して、取得した順に記載します。
【PCスキル】
Word:報告書、見積書、礼状などの社内外文書の作成可能
Excel: VLOOKUP関数、IF関数の使用や表計算、グラフ作成が可能
PowerPoint:図形やアニメーションを使った会議資料、プレゼン資料が作成可能
【資格】
・生命保険協会一般課程試験 2018月5月合格
・ファイナンシャルプランナー3級 2020年3月合格
・普通自動車第一種運転免許 2016年2月取得
【語学力】
英語:日常会話レベル(TOEIC 580点)
●業界共通教育制度
一般社団法人生命保険協会が運営する、生命保険業界共通の教育制度です。体系として全部で5つの課程と3つの称号があります。「生命保険一般課程試験」は必須ですが、以降の受験は任意です。
1. 生命保険一般課程試験
保険募集人になるために必ず受ける試験です。この試験に合格し「生命保険募集人資格」を得なければ生命保険の営業行為は行えません。
2. 生命保険専門課程試験
生命保険販売に関する専門知識と周辺知識を問う試験です。この試験に合格すると「ライフ・コンサルタント」の称号を得られます。
3. 生命保険応用課程試験
保険の知識を活かし、応用力・実践力を測る試験です。この試験に合格すると「シニア・ライフ・コンサルタント」の称号を得られます。
4. 変額保険販売資格試験
変額保険の販売に必要な知識の習得と販売資格を得るための試験です。この試験に合格すると変額保険の営業を行えます。
5. 生命保険大学課程試験
生命保険の提供に必要とされる、さらに高度な専門知識の習得に必要な試験です。この試験に合格すると「トータル・ライフ・コンサルタント」の称号を得られます。
●ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナーとは、税金や投資、相続など生活の上でお金に関する知識を持つエキスパートのことです。この資格を持っていれば、顧客のライフプランに合わせた商材の提供を行える専門知識を備えている証になります。試験の正式名称は「ファイナンシャル・プランニング技能検定」と言い、職業能力開発促進法に基づく国家資格です。この試験に合格すると「ファイナンシャル・プランニング技能士」の称号を得られ、3級~1級までのFP技能検定とAFP、国際的なライセンスCFPの5つに資格が分かれています。
●公的保険アドバイザー
公的保険アドバイザーとは、健康保険や雇用保険といった公的な保険に関し幅広い知識を持っていることを証明する資格です。民間の生命保険を営業するためには、ベースとなっている公的保険について詳しく知っていることが必須となります。公的保険でまかなえないリスクについて民間保険を設定・提案することで顧客の満足度につながるので、転職時もアピールとなるでしょう。
自分がどのように成長し何を学んだのかを詳細に説明できるのが自己PR欄です。その上でどのように活躍していきたいか、転職先にどのように貢献できるのかをアピールをしましょう。注目してほしい実績やスキルを中心に、読みやすさを意識してまとめることがポイントです。
6年に渡り、医療保険やがん保険を中心に個人向けの生命保険商品の営業を担当してきました。その中で特に意識したことは、信頼関係の構築による新規顧客の獲得です。営業アプローチは初回ではあえて保険の話はせず、日常生活の困りごとや心配ごとを伺い顧客の意向をつかみ、それぞれのライフプランに合わせた商品の紹介を心掛けました。保険やお金に関する説明が分かりにくく不安に感じられる顧客に出会った経験から、さらなる知識を備えることが大事と学び、2020年にはファイナンシャルプランナー3級の資格を取得しました。結果として2021年度の事業所内成績1位の達成に結び付いたと自負しています。
【キャリアビジョン】
現在は公的保険アドバイザー資格、生命保険専門課程試験への勉強を進めております。資格取得後も、さらに保険に対しての知識を深めたいと考えています。貴社に入社後は、法人営業職として、これらの専門知識を強みに個人営業で培った新規開拓力や商談力を活かして、売り上げに貢献できると考えています。
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