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<目次>
企業研究は会社や業界に関する知識を蓄えることが目的ではありません。志望企業と自分との相性を調べたり、採用担当者が納得する志望動機を仕上げるために必要なものです。しかし、企業研究や業界研究を怠ってしまう人は多く、調べるといってもせいぜい一般に公開されているホームページの情報を斜め読みする程度の人が多いようです。
不採用になりがちな人の志望動機を見てみると、いかに企業研究が不十分であるかが分かるでしょう。
「御社の○○という経営理念に共感しました」
「御社の△△という事業内容に興味を持ちました」
確かに企業の経営理念や事業内容をいえることは大切です。しかし、それは誰にでもいえることであり、とても表層的です。これでは採用担当者に「本当にウチに入りたいの?」と疑問を持たれてしまいます。
企業研究の方法には企業のホームページや就職情報サイトなどインターネットを利用するもの、就職情報誌や会社の四季報、業界研究本などの情報誌、新聞や会社説明会など、さまざま方法があります。チェックすべき点としては、以下のものが挙げられるでしょう。
・企業・業界の特徴
・経営理念のポイント
・事業内容のポイント
・経営計画のポイント
・主力商品
・過去のヒット商品
・企業のホームページや会社案内から分かること・気づいたこと
・新聞やビジネス誌の関連情報
これだけ調べあげれば、企業の全体像が分かり、この材料を元に志望動機を作ることも可能でしょう。しかし、これでもまだ調べれば分かる内容です。独自の視点を提案しなければオリジナリティのある志望動機にはなりません。
一つ例を紹介します。大手流通系サービス業を志望するAさんの志望動機です。
「御社の商品○○と△△について実際に使用させていただき、その品質の高さに感銘を受けました。また、□□店に足を運んで陳列や販促、接客方法について研究させていただいたときも、他社とは異なる工夫をうかがえて、ますます御社で働きたい気持ちが強まりました。私は前職で営業の経験があり、○○という知識を御社で生かせるのではないかと考えております。」
この志望動機は実際に商品を体験して、店舗にも足を運んで他社との違いにも触れています。また、消費者の目線だけでなく社員の目線で話すことで、志望動機が具体的になっていることも分かるでしょう。このように志望動機は企業とのリアルな接点を持つことで説得力が増し、ほかの応募者との差別化も図ることができます。これなら、本気で志望していることも面接官に伝わるはずです。
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