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エレベーターでの一般的なマナーとしては、下記が挙げられるだろう。
「上座下座など、立場に合わせた位置をとる」
「入る時は自分が先に入り、ドアを開けておく」
「出る時は相手に先に出てもらう」
しかし、エレベーター内の混雑具合など、こういったセオリーは状況次第で柔軟に「崩す」必要がある。「一律に『こうしなければいけない』というマナーはなく、相手を思いやって行動するべき」と西出さん。
「そもそも、マナーにおいて大切なのは、型よりも『意識』です。変化する状況にあわせて、どうすれば相手の役に立てるかを意識して行動してください。ボタンの前に立って目的の階数を聞いたり、誰かが出るときにはドアを押さえたりするなどは、即実践した方がいいでしょう」
状況に合わせて相手のニーズを即座に汲み取るのは、まさにビジネススキルそのものだ。さらに、ここから一歩踏み込んで商談を仕掛ける「エレベータートーク」はどうだろう? 主に欧米でエレベーターの同乗者にする短時間のプレゼンを指す言葉だが、西出さん曰く、これはマナー上NGだという。
「日本においては、エレベータートークで始まるビジネスなんてごく稀なことではないでしょうか。大前提として、エレベーターの中では会話をしないのが本来のマナーと言われています。上司や取引先の方と一緒になったら、挨拶をしてあとは沈黙。これで問題ありませんよ」
なんと、沈黙していてOKなのであれば、コミュニケーション能力が高いとはいえない筆者も気が楽である。ちなみに、エレベーター内で仕事について話すことは、情報漏えいの恐れもあるため「絶対にNG」と西出さん。
「知り合いと二人きりなどの状況であれば会話をしてもいいですが、誰かが乗り合わせた時点で会話は止めましょう。不特定多数の人がいる状況で無理に話しかけるくらいなら、マナーを意識して沈黙している方が相手にも好印象。次のビジネスチャンスにつながりやすいです」
ただ、密室状態のエレベーターで何もしないというのも手持ち無沙汰で、かえって挙動不審になってしまいそうだ。エレベーターで相手に好印象を与えるためには、具体的にできることはないのだろうか。すぐにでも実践できるポイントを西出さんに聞いたところ、「挨拶」という答えが返ってきた。なかでも「会釈」が重要なのだとか。
「まず、エレベーターで知人と乗り合わせたら、会話はしないまでも、挨拶を必ずするようにしましょう。特に重要なのが『会釈』です。知らない人にも軽く会釈をしてエレベーターに出入りする動作は、とても礼儀正しい印象を与えますから」
細かなマナーを挙げ出すとキリがないばかりか、状況次第では役に立たないこともある。まずは挨拶と会釈だけでも徹底してみるといいだろう。仕事と同様に「相手の役に立つ」ことを意識するその姿勢こそ、本当の意味でのビジネスマナーと言えそうだ。
(真崎 睦美)
<取材協力>HIROKO ROSE株式会社
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