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「また今日もあの上司と顔を合わせるのか……」と迎える憂うつな朝。苦手な上司とストレスなく付き合うには、どうすればいいのだろうか? そんな悩めるビジネスパーソンに「人間関係を操縦するコツは、正面から受け止めすぎないこと」とアドバイスしてくれたのは、フライト4500回の経験を持つ元CAで、現在はマナー講師として活躍する『気遣いのキホン』の著者・三上ナナエさんだ。
三上さんいわく、「相手は自分を映す鏡」。まずは、人付き合いをする上で大切な基本を押さえておこう。
「『嫌だ』という感情は、自分が思う以上に相手に伝わっています。苦手な上司を好きになるのは無理でも、ほんの一歩だけでいいので、自分から近づいてみましょう。そして、相手の言動を100%で受け取らないこと。適度にかわす意識を念頭に置くとよいです」
この基本を踏まえ、一般に「苦手」と思われる上司を5タイプに分類。それぞれの対応策を三上さんに解説してもらった。
(1)指示がコロコロ変わる
「まず、その上司を気分屋だと決めつけないことが大切です。もしかしたら上司には、あなたに言えない事情や深い考えがあるかもしれません。納得できないときは、『差し支えなければ、変更になった経緯を伺ってもよろしいですか?』と、丁寧に聞いてみましょう。また、単なる気分屋である場合ももちろんありますが、そのときは天気と同じ自然現象だと受け止めて、晴れ間が出ているタイミングを見計らって話しかけるのが一番です」
(2)部下に責任を押し付ける
「ある程度は『世の中は理不尽なものだ』と達観するのも大切ですが、これを押し付けられたらたまらない! という場面もあるでしょう。普段から指示はすべてメモをする、確認事項は口頭だけでなくメールする、などをしておくと、大きなトラブルに発展しそうになったとき、『このように指示を受けたかと思うのですが……』と確認できます。ただし、攻撃的な伝え方にならないよう気を付けてください」
(3)叱りも褒めもせず、部下に無関心
「このタイプの上司は、自分自身が細かく指示されるのを好まない傾向があったり、部下を信頼して仕事を任せているつもりだったりする場合があります。いずれにせよ、何かしらのフィードバックがほしいなら、自らアドバイスを求めるなど、上司にどんどんアピールしましょう。自分が上司に望むスタンスを、日頃から伝えていくことが重要です」
(4)やたらと飲みに誘うなど、絡みが多い
「上司と飲みに行きたくないなら、無理をして付き合う必要はありません。参加するのは歓送迎会や忘年会のみで、それ以外の飲み会は参加しないといった具合に、自分の中で線引きをしておくといいでしょう。上司にあらかじめ『夜は習い事がある』『家庭の事情であまり外出できない』など、飲みに行けない事情を伝えておくのもオススメ。ただ、完全にシャッターを下ろしたままでは上司との距離がどんどん開いてしまいます。『ランチならぜひ』など、時には代替案を出すようにしましょう」
(5)生理的に受け付けない
「苦手だと感じる原因が事実なのか主観なのか、一度書き出して整理してみるといいかもしれません。『清潔感がない』『言葉遣いが乱暴』など、いろいろな理由があると思いますが、客観視することで、気にしすぎであることがわかったり、印象が緩和されたりすることがあります。ここで重要なのは、上司を完全にシャットアウトしないこと。関り合いになることは免れ得ないので、『1日1回は話しかける』など、無理のない距離感で接しましょう」
CA時代にさまざまなクレーム応対を経験した三上さんは、「苦手な人に接するときは、毅然としていることが大事」だと悟ったそうだ。
「こちらのリアクションが大きくなればなるほど、相手の心に火を付けてしまうんです。逆に涼しい顔をしていると、相手の感情に飲み込まれず、応対しやすくなります。上司の理不尽な怒りには、『怒りの感情を引き越こしてしまったこと』にお詫びをし、『自分が悪い』と思い詰めなくて大丈夫。自分で自分を責め続けてしまうのが、人間関係で苦しむ原因のひとつです」
上司を上手く操縦するには、まず自分の感情をコントロールする必要がありそうだ。相手は自分を映す鏡のようなもの。上司が苦手だと感じたときは、まずはリラックスして、自分自身を見つめ直すことから始めてみては?
(小林香織+ノオト)
取材協力:プロマナー講師 三上ナナエ
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