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渋谷の穴場店! 野菜の旨味たっぷりな『兄夫食堂』のユッケジャン 〜エンジニア飯 vol.1

渋谷の穴場店! 野菜の旨味たっぷりな『兄夫食堂』のユッケジャン 〜エンジニア飯 vol.1

栄養ドリンク片手に、ロクな食事も取らず、PCに向かう……そんなイメージを持たれがちな「エンジニア」という職業。しかし、一部のエンジニアはその課題解決能力をフル活用し、グルメにもこだわりを持つという噂を聞きつけた。その真相を確かめるべく、彼ら・彼女らのおすすめする飲食店とそのメニューを直撃取材。題して『エンジニア飯』である!

 

記念すべき第1回目は、株式会社サイバーエージェント・アドテクスタジオで働く、茅野祥子さんに話を伺った。

 

辛さはあくまでマイルド! 野菜のうま味溶け込むスープへのこだわり

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サイバーエージェントは、ブログサービス『アメブロ』やインターネットテレビ局『AbemaTV』を運営している東証1部上場企業で、1998年の創業当時からインターネット広告事業を手がけている。茅野さんは、最新のテクノロジーを活用し広告開発を行うエンジニアの横断組織、アドテクスタジオにおいてサーバーサイドエンジニアとして働いている。

 

「座ったままの作業が多いため、食事における栄養のバランスは意識しています。でも、やっぱりストレスなどが溜まることもあるので、そんなときにぴったりなのがこちらのお店です」と茅野さん。彼女のおすすめメニューは、渋谷駅から徒歩で約5分、道玄坂交番付近の韓国料理屋・兄夫食堂(ヒョンブショクドウ)・渋谷店にある。

 

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「仕事やプライベートなど、モヤモヤした時は、辛いものを食べて爽快な気分になりたい」そんな茅野さんが、必ずと言っていいほど注文するのが、人気メニューの「ユッケジャン」だ。

 

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茅野さんは、実は辛いものがそこまで得意ではないという。しかし、「野菜の甘みが溶け込んでいて、辛さがマイルドで食べやすいんです。スプーンが止まらなくなっちゃいます!」と、熱々のスープに舌鼓を打ちながら答えてくれた。

 

店主によれば、このユッケジャンは、前日から余熱でじっくりと煮込んだ野菜スープと、動物系スープを提供する直前にブレンド。余熱で煮込むことで、野菜の食感もほどよく残し、食べごたえのある一品に仕上げている。

 

「座ったままで動きも少ない仕事なので、健康のために、野菜は意識して取るようにしています」と語る茅野さん。この野菜たっぷりのスープなら、彼女が選ぶ理由もうなずける。

 

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有名人御用達!? 居心地の良い穴場店

同店の壁面には、お忍びで訪れる芸能人や著名人のサインで埋め尽くされている。もちろん、美味しいとの評判を聞きつけて来店するのだ。

 

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行列必至かと思いきや……茅野さん曰く「大通りから少し入ったところにあるので、知る人ぞ知る“穴場店”なんです」とのこと。静かすぎず、ゆっくりと話せるところが、特にお気に入りだそうだ。

 

辛さの中にうまみたっぷり! 特製キムチも食べ放題

今回紹介した「ユッケジャン」をはじめ、人気の「サムゲタン」や「プルコギ丼」など、ランチメニューなら1000円前後で食べられる。定食ならご飯のお代わりも自由で、卓上に置かれた自家製のキムチも食べ放題。コストパフォーマンスの高さも大きな魅力だ。

 

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茅野さんは、会社の同僚と食事に行く際は、必ずお店の候補に入れるそうで「本当は、あまり教えたくなかったので、今回紹介するか迷いました(笑)」と話してくれた。

 

茅野さんのエンジニア道 - エンジニアと「バンド活動」との意外な共通点とは?

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茅野さんがエンジニアとして働き出したのは2010年。大学卒業後に、情報処理系の仕事に就きたいと考え、前職の会社に新卒のエンジニアとして入社。PHPなどを扱う現場で働きながら技術を身につけていたが、さらなるスキルアップを目指して2014年2月、現在の会社に転職した。

 

茅野さんがエンジニアに進むきっかけの1つは、高校時代のバンド活動だという。当時、音楽バンドでベースを弾いていたという茅野さんは、自分たちのバンドのホームページを作って以来、パソコンを使った仕事に興味を抱くようになった。

 

「バンド活動は、エンジニアの仕事の原点かもしれません。1人では演奏できないバンドと、それぞれの技術や意見を持ち寄り、チームで1つのものを作り上げるエンジニアは良く似ています」

 

茅野さんはさらに「エンジニアは1人きりで黙々と作業するイメージを持つ人もいるけど、開発はチームでやるもの。むしろ会話のほうが多いです。チームワークの向上を図るためにも、エンジニアにとってコミュニケーションは重要です」と話してくれた。

 

茅野さんの職場では、チームでの食事代の補助や、月に1度に社内でピザを一緒に食べるイベントなど、社員同士の交流を福利厚生でサポートしている。「会社が交流を後押ししてくれるので、とても働きやすいです」

 

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最後に茅野さんへ、自身のエンジニアとしての将来像について聞いてみた。

 

「会社に“自分より技術力の高いエンジニア”は沢山います。エンジニアとして技術力を高め、上を目指すことも重要だと思っていますが、同時に、チームの優秀なエンジニアを支えられる存在にもなりたいです。そこで、チームビルディングや開発手法の勉強もしています。チームワークを向上させ、自分がいることによってみんなが働きやすくなる、そういう存在になれたらいいなと思っています。」

 

熱々のスープの中で、辛さと甘さが、それぞれの役割を担いつつ、1つの味を完成させる。彼女にとって、エンジニアの仕事の醍醐味は、まさにこの「ユッケジャン」の魅力と同じなのかもしれない。

 

 

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紹介したお店 

 

兄夫食堂・渋谷店

住所:東京都渋谷区道玄坂2-15-1 ノア道玄坂B1-3

電話番号:03-5728-7097

 

(黒宮丈治+ノオト)

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