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栄養ドリンク片手に、ロクな食事も取らず、PCに向かう……そんなイメージを持たれがちな「エンジニア」という職業。しかし、一部のエンジニアはその課題解決能力をフル活用し、グルメにもこだわりを持つという噂を聞きつけた。その真相を確かめるべく、彼ら・彼女らのおすすめする飲食店とそのメニューを直撃取材。題して『エンジニア飯』である!
第6回は、前回登場の株式会社デザインワン・ジャパンの小峯将威さんからご紹介いただいた、株式会社ミクシィの杉田絵美さんにお話を伺った。
杉田さんが働く株式会社ミクシィは、日本製SNSの草分け的存在である「mixi」をはじめ、スマートフォンゲーム「モンスターストライク」など、数々のウェブサービスやアプリをリリースしている会社。現在、同社のエンターテインメント事業領域を担う“ XFLAG™スタジオ”で、技術広報・リクルーターとして働く杉田さんは、これまでアプリケーション・エンジニアとして「mixiモール」などの立ち上げや新規事業の企画・開発に携わってきた人物である。
そんな杉田さんが「パワーチャージしたい!」と思ったら、迷わず足を運ぶのが、JR渋谷駅新南口すぐにある、フレンチビストロ「GABURI SHARE(ガブリ シェア)」だ。
こちらのお店のオーナーは、茨城県の老舗肉問屋を実家に持つ。特別なルートで仕入れることで、低価格で良質な和牛肉を実現しているそうだ。「良いお肉は、良い技術があってこそ旨くなる」という理念のもと、肉が持つ本来の旨味を損なわないよう、徹底した品質管理と卓越した調理技術で、これまで多くの美食家たちの舌を唸らせてきた。
店内には暖色系の温もりのある調光に、木材を中心としたこだわりの家具が並ぶ。居心地も抜群だ。
ディナータイムに登場する「肉ボード」は、肉の部位に値段を記載。明朗な値段設定で上質な肉を楽しめる。ワインセラーも完備し、上質な大人の時間を過ごすことができる。
杉田さんがお店で一番のお気に入りというのが、ランチタイムに数量限定で提供されるこの「自家製ハンバーグステーキ」。
「ナイフを入れると、肉汁が溢れだして、たまらないんです」と杉田さんはニッコリ。お店の方にその秘訣を聞くと、ポイントは時間をかけて行う「練り」の作業と、手間をかけた「焼き」の工程にあるという。
まずは「練り」。ハンバーグに使われるひき肉は、練れば練るほど粘りが出る。仕込みに時間をかけて「練り」を行うことで旨味を閉じ込め、しっかりとした弾力のある食べごたえを実現している。
そして、「焼き」。丁寧な「練り」で成形したタネの外側を、まずはフライパンでサッと焼く。そこから、やや低温のオーブンでじっくりと焼き上げることで、閉じ込められた肉汁が外に逃げ出ないようになるのだ。
しっかりと「練り」、じっくりと「焼き」あげたハンバーグは、ナイフを入れた瞬間ではなく、口の中で噛み締めた瞬間に初めて肉汁が飛び出す。つまり、肉の旨味を余すことなく、味わうことができるのだ。
アメリカでの留学経験がある杉田さんは、その当時食べた本場の肉料理も及ばないほど、こちらの肉汁の虜になっているそうだ。
杉田さんにとって「野菜もたっぷり食べられる」ことも、お店選びのポイントの1つ。
こちらのお店は、ランチタイムに数種類の野菜が選べるサラダバーがセットになっている。ご飯を控えてサラダを多くすれば、ダイエッターにとってもありがたいメニューになるだろう。
セットはさらに、おかわり自由のスープと、大盛り無料のライスまで含まれているため、ガッツリ食べたいビジネスパーソンにもおすすめだ。自家製ハンバーグ150gは1000円(税別)、同じセット付きの「GABURIランチステーキ」は1100円(税別)からと、本格肉料理がお手頃価格で食べられる。男女問わず、肉好きなら要ブックマークのお店なのは間違いない。
杉田さんが、初めてコンピューターに触れるきっかけは「音楽」だった。
中学1年生の頃、当時ファンだったTM NETWORKに影響され、同グループの小室哲哉氏がプロデュースしたシンセサイザー「YAMAHA EOS B200」を祖父に買ってもらう。曲の打ち込み(コンピューターに自動演奏させるプログラミング)や、オリジナルの音作りなど、最先端のテクノロジーが生み出す魔法のような時間に没頭したという。
やがて情報処理系の大学に進んだ杉田さんは、プログラミングといったエンジニアとしての技術を本格的に学ぶ。ところが、アルバイトで経験したマーケティングの世界に興味を抱き、就職活動はエンジニア業ではなく広告業を目指すことに。そして様々な会社を受けた中から、最終的に就職したのが交通広告を主事業とする会社だった。
マーケティング部門を希望していた杉田さんだったが、入社していくつかの部署を渡り歩いたあとに配属されたのが「ネットワーク事業部」だった。この部署は、交通広告系クライアントのウェブサイトなどを構築する部門。杉田さんは、ここで再びエンジニアとしての道を歩みはじめる。
当時はまだ、ウェブエンジニアという言葉すらないような時代。当時は「サーバーの管理やサイト制作もしていました」と語る杉田さんが配属された部署では、自社のウェブサービスとしてグルメサイト「ぐるなび」が立ち上がったばかりだった。
時代の流れとともに、杉田さんの部署の業績は順調に伸びていく。順風満帆のように見える日々。しかし「自分の力量に疑問を感じていた」と、当時を振り返る杉田さんは、30歳を目前に控え「行くなら今しかない」と会社を辞め、「プロジェクト・マネジメント」を学ぶための留学を決意。サンフランシスコ近郊にある大学が提供するビジネス・ディプロマ・プログラムへ参加するために、単身渡米した。
約1年のアメリカでの生活を終え、日本へ戻ってきたのが2009年。杉田さんの新天地となったのが、現在勤めている株式会社ミクシィだ。
同社に入社後は、アメリカで学んだプロジェクト・マネジメントのスキルを活かし、様々な部署で力を発揮してきた。今年の7月からは、社内のジョブチェンジシステムを活用し、「技術広報・リクルーター」として社内の開発チームの支援や技術に特化した広報業務を担当している。
ここで前回登場してくれた、株式会社デザインワン・ジャパンの小峯さんから預かった質問をぶつけてみた。
Q.会社がベンチャーと呼ばれる存在から大手になっていく過程で、何か変化はありましたか?
「会社が大きくなるにつれ、一つひとつの物事の影響力も大きくなっていきます。現場では関係者が増えることでコミュニケーションの難易度も上がり、チーム力を維持・向上させる難しさも感じるようになりました。また、最近では、新規事業の立ち上げも経験したことで、事業の成功には、その時の状況に応じた“チームづくり”や“仲間集め”が必要なことを痛感しました。今の技術広報・リクルーターという仕事が、事業成長のための一端を担えればいいなと思っています」
最後に杉田さんに、自身の将来像について伺った。
「もっと“面白い”と思えるものを、世の中に広めていきたいです。今は自分がエンジニアとして最前線で戦うのではなく、そこは才能ある若い方たちに任せ、彼らが持っている技術や素晴らしいアイデアの数々を形にする手助けができる存在でありたいな、と。日本だってサンフランシスコに負けていられません。もっと日本発の技術やサービスを世界に向けて発信できるよう、その一助になりたいですね」
丹精込めて練りあげられた肉と、その旨味を引き出す最高の技術。さらなる高みを目指し、世界をライバルに奮闘する杉田さんのエンジニア道は、そんなGABURI SHAREの自家製ハンバーグの肉汁のように、アツアツの情熱がほとばしる。
■紹介したお店
渋谷 フレンチビストロ GABURI SHARE(ガブリ シェア)
住所:東京都渋谷区渋谷3-27-11 GEMS渋谷1F
電話番号:03-6418-8971
(黒宮丈治+ノオト)
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