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仕事が終わって、まっすぐ帰らない「フラリーマン」が増えているらしい。働き方改革で仕事が早く終わったけど、家に早く帰るのもなんだか気が進まない。そんな人たちが外で時間をつぶしているそうだ。
せっかくできた余暇の時間、なんとなく過ごしてしまってはもったいない。オフタイムを全力で楽しめば、明日からの仕事がさらに楽しくなるのでは?会社帰りに気軽に立ち寄れて、気分転換できる、そんな空間はどこかにないだろうか。
そこでたどり着いたのが「ミニ四駆バー DRIBAR」。その名の通り、店内でミニ四駆を楽しむことのできるバーである。
1980~90年代に一大ブームを巻き起こしたミニ四駆。30~40代なら一度は触れたことがあるのではないだろうか。この店は、そんな懐かしいミニ四駆に再びアツくなれる場所だという。さっそく現地へと向かった。
場所は、池袋駅から徒歩3分。エレベーターに乗り、ビルの6階へ向かうと、エントランスには、カーレースを彷彿とさせるチェッカーボードが設置されていた。
店内に足を踏み入れると、約100平米ある店の3分の1を占める巨大なサーキットが目に飛び込んできた。
さらに、店内の壁にはバンパー、シャーシ、タイヤといったミニ四駆のパーツがずらり。これらは全部で200種類以上あるそうだ。
まさか、ビルの一角がこんなスペースになっているとは……。なぜ、バーとミニ四駆をかけ合わせたのか、店長の保土田直人さんに詳しくお話を伺った。
――都内にこんな場所があるなんて知りませんでした。こちらにはどのようなお客さんがいらっしゃるんでしょうか?
昔ミニ四駆にハマった30~40代のお客さんが多いですね。仕事帰りに立ち寄って、お店でマシンをカスタムしたりお客さん同士でマシンのレースをしたりと、皆さん童心に返ったように楽しんでいます。
――仕事帰りに立ち寄られるお客さんが多いんですね。
もちろん休日もいますが、仕事帰りに鞄からミニ四駆を取り出して楽しんでいく方が多い印象ですね。友達に誘われて来店される方や、海外からこのお店目当てに訪れてくれたお客さんもいます。
当店では工具を貸し出し、作業スペースでマシンを調整できるようになっています。ミニ四駆キットの販売も行っているので、まったくミニ四駆に触れたことがない人でもキットを購入し、組み立てて実際に走らせることができますよ。
こちらの壁にあるステッカーは、すべてお店に来たお客さんが貼っていったもの。全国からこれだけのミニ四駆ファンが集まってくれているのは、素直にうれしいですね。
――保土田さんが考えるミニ四駆の魅力って何だと思いますか?
単純に走らせてカッコいいのはもちろんですが、僕はミニ四駆って「誰とでも仲良くなれるコミュニケーションツール』だと思っているんです。子どもも大人も、会社の上司も部下も、ミニ四駆の前ではすべての関係がフラット。子どもが大人にカスタムを教えてもらったり、またその逆もあったりと、ミニ四駆を通じて分け隔てなく切磋琢磨し合える友達のような関係を築くことができる。それがミニ四駆の一番の魅力ではないでしょうか。
――なるほど、まるでみんなの遊び場なんですね。
ミニ四駆の本体は1,000円程度で購入できるので、あまり気負うことなく気軽に始められます。もっと多くの人にミニ四駆を知ってもらって、楽しさを伝えられる場所作りができたらと考えています。
ちなみにドリンクは飲み放題形式で、アルコールからソフトドリンクまで好きなものを楽しめる。通常のバーとは異なり、必ずしもお酒を飲まなくてもいいので、あまりお酒が飲めない人でも安心だ。
今回の取材では、初めてのミニ四駆づくりにもチャレンジしてみた。保土田さんの解説に店内のお客さんも交じり、マシンキットを選んでもらった。
初心者にもおすすめという、赤いボディが印象的な「DCR-01(デクロス-01)」を保土田さんに選んでもらった。
まずはニッパーで部品を切り離していく。「先に全部パーツを切り離すと失敗する」とは保土田さんの談。バリが残らない切り方を教えてもらい、組み立てていく。
初心者ということで、本体を組み立てている間に、ボディステッカーの装飾を保土田さんにお願いした。一方、こちらはミニ四駆の土台であるシャーシを組み立てていくのだが、どうしてもうまくできない……。という状況を見かねたお客さんが手伝ってくれることに。「ここはこうするといいよ」と優しくアドバイスをくれた。
まるで先輩に教えてもらう後輩の気分……。こうして初対面のお客さん同士が密にコミュニケーションを取れる場はなかなか珍しいのではないだろうか。
お客さんの助けを借りて、だんだん完成に近づいてきたミニ四駆。肝心要のモーターを装着すると、パチンッと音を立ててがっちりとはまった。手伝ってくれたお客さんいわく、「マシンに魂がこもる瞬間」だ。
作ってもらったボディを被せて完成! 製作時間は合わせて1時間ほどだった。
その場のお客さんの手を借りながら作り上げた自分のマシン。並々ならぬ愛着を感じるとともに、ミニ四駆という沼に片足を突っ込んだような、不思議な心持ちがした。
みんなでレースコースを走らせることに。ミニ四駆の駆け出しとしての自分が、熟練のミニ四駆レーサーたちと横一線に並ぶ。「ミニ四駆の前ではすべてフラット」という保土田さんの言葉がオーバーラップする。準備ができたら、レーススタート。
自分のマシンが抜け出た! と思ったらすぐに抜き返されてしまった。作ったマシンがうなりを上げて走る様子を、まるで親になったような気持ちでしみじみと見守る。
想像していたより速く走るミニ四駆。難所のカーブもジャンプポイントも、軽やかに走り抜けていく。より安定するようにカスタマイズしたり、ボディペイントにこだわったりするなど、楽しみ方はどんどん広がっていくそうだ。
最後は皆さんのミニ四駆と一緒に記念撮影。使い込まれた機体の中で、新参マシンは少し浮いているように見えるが、これから遊ぶごとにだんだんと馴染んでいくのだろう。ミニ四駆のおもしろさとカッコよさを感じることができたひとときだった。
初心者から上級者まで楽しめる「ミニ四駆バー DRIBAR」。昔ミニ四駆にハマった人も、そうでない人も、仕事終わりに立ち寄ってみてはいかがだろうか。きっといつもとは違った世界を楽しめるはずだ。
(取材・文:神田 匠/ノオト)
取材協力:「ミニ四駆バー DRIBAR」
住所 〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-13-17 MASHITA5ビル6階
電話 03-5927-8847
▼営業時間
月曜日~木曜日 18:00~23:00
金曜日 祝前日 18:00~翌5:00
土曜日 15:00~翌5:00
日曜日 祝日 15:00~23:00
▼料金
基本料金90分 1500円(延長30分 500円)飲み放題・コース走らせ放題
※小中学生のお客様は90分 750円(延長30分 250円)
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