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経理のやりがい・魅力って?向いている人の5つの特徴もご紹介

経理のやりがい・魅力って?向いている人の5つの特徴もご紹介

経理の仕事をしていく中で、改めて「経理の仕事のやりがいとは何だろう」と立ち止まって考えることがあるかもしれません。日々の業務では、コツコツとした地道な作業が多い経理ですが、会社の経営を支える重要な役割を担っています。経理としてのスキルを高めたり、経営層と関わったりする中で、やりがいや達成感、充実感を得ながらキャリアを築くことができるでしょう。

そこで今回は、経理のやりがいや魅力、向いている人の5つの特徴についてご紹介します。ご自身の仕事を客観的に見つめ直し、今後、経理としてのキャリアを考える上での参考にしてみてください。

経理のやりがい・魅力とは?

経理の仕事のやりがいはどこにあるのでしょうか。日々、仕事をする上でやりがいは非常に重要です。仕事に取り組むモチベーションにも繋がりますし、キャリアアップするための目標にもなるでしょう。ここでは、経理のやりがい・魅力をまとめました。

会社の経営に携われる

経理の主な業務は、「会社にどのくらいの資産があり、どれだけ利益が出ているのか」といったお金の流れを把握して、数値化・管理することです。お金は、会社の経営方針を考える際の重要な要素のひとつであるため、経理は経営層から意見を求められることもあるでしょう。経営層と同じ立場から会社を見たり、経営層の近くで仕事に取り組めたりするのは、経理ならではの魅力です。そのため、責任もありますが、会社の経営や将来を担っているというやりがいも大きいといえるでしょう。

さまざまな部署から感謝されることが多い

経理に限らず、どの職種においても感謝されることはやりがいにつながります。特に経理は、全社のお金の管理を行っているため、様々な部署の活動をサポートしています。お金の管理は重要な業務であり、現場で片手間にできるものではありません。経理がいるからこそ、現場の業務に集中できるという点で、様々な部門から感謝されています。

特に、「会社のリスクになり得る状況を回避できたとき」に感謝の声を多くもらうでしょう。
例えば、取引先の入金遅れが発覚したとき、すぐに営業へ与信調査を行うよう助言しなくてはいけません。万が一、取引先の経営が悪化していた場合は、前金取引に変更するなどの対策を早急に行う必要があります。経理がきちんと取引先からの入金の管理を行っているからこそ、会社にとっての大きな損失を避けることができるのです。
このように、経理はお金の管理業務を通して感謝されることが多く、大きなやりがいを感じることができるでしょう。

ミスなく完遂することで達成感を感じられる

経理の仕事は、「お金の流れを把握して数値化・管理すること」であるため、ミスは許されません。請求書・帳簿と実際にある金額を照らし合わせて、相違があれば「どこにその原因があるのか」を明確するなどの細かい作業も多いです。そのため、高い集中力が必須であり、肉体的にも精神的にも負荷がかかることがあります。しかし、その分ミスなく完遂できたときには大きな達成感を味わうことができるでしょう。

専門的な知識やスキルが身に付く

経理は専門性の高い仕事であるため、経理の知識やスキルを身につけると自身の武器になります。簿記に関する知識や技術、Excel・Wordなどのパソコンスキルは、独学で勉強することもできますが、日々の実務で活用できるかが重要です。日々の業務で自身の経理としてのスキルの向上を感じることはやりがいに繋がるでしょう。また、身につけた知識やスキルが評価されれば、ワンランク上の経理業務や組織のマネジメントなども任せてもらえるようになり、さらなるやりがいを得られます。

経理の仕事について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。会計や財務との違いや各業務の重要性についても解説しています。

経理に向いている人の5つの特徴

経理のやりがいを認識した上で「自分は経理に向いているのだろうか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、経理の仕事が向いている人の特徴をまとめました。ご自身に当てはまる部分を見つけてみましょう。今後の業務の中で意識すると、業務のモチベーションアップや経理のスキル向上に繋がるかもしれません。

数字に強い

経理は仕事をするうえでお金と密接に関わるため、数字に強い方は経理に向いているといえるでしょう。また、ただお金の計算をするのではなく、お金に関するデータを活用しやすいように数値化したのち、それをもとに改善点を見つけたり解決策を提案したりします。つまり経理は、数字から「おかしな点がないか」を判断し、「どのように改善できるか」を考える能力が求められます。そのため、数字一つひとつの意味を考えたり、数字を分析・比較したりするのが好きな方は、経理に向いているといえるでしょう。

学ぶことを苦に感じない

経理の仕事では専門的な知識を必要とするため、学ぶことに意欲的な方は経理に向いているといえます。会計基準の変更や税法改正など学ぶべきことは変化していきます。そのため、最新の情報をキャッチアップし、学び続ける姿勢が重要です。
また、キャリアアップや転職の際に資格が有利に働くことがあります。資格の取得に向けた勉強も前向きに取り組める方は、経理としてのキャリアパスが広がるでしょう。

企業を俯瞰的に見られる

経理と言うと、どうしても「コツコツと細かい作業を行う」というイメージを持たれがちですが、必ずしもそうとは限りません。目の前の数字と向き合う業務ももちろん重要ですが、数字を通して導き出した会社の課題解決について経営層へ意見を提示することも大切です。そのため、経理には企業を俯瞰的に見れる方が向いていると言えます。

地道にコツコツと作業するのが得意

上記で、経営視点が重要だと述べましたが、やはりコツコツと地道な作業があるのも事実。デスクで長時間の作業も苦でない方は経理に向いているといえるでしょう。また、高い集中力を必要とするため、上司や同僚、後輩との会話が少ない日もあります。そのため、チームで協力して作業をすることもありますが、1人でコツコツと作業をすることも多いです。メリハリをつけて働ける方は経理に向いていると言えます。

コミュニケーション能力が高い

経理は1人でコツコツとした作業がある一方、チームで協力して作業をすることもあります。そのため、コミュニケーション能力が高い方は経理に向いているといえます。また、他の部署からあがってくる数字を取りまとめるため、他の部署の社員とコミュニケーションを取ることもあるでしょう。業務を滞りなく進めるには、相手の意図していることをくみ取ったり、自分の意図していることを正確に伝えたりするコミュニケーション能力が重要です。

経理のキャリアパスとは

一般的に経理のキャリアパスは、以下の2つが考えられます。

・企業で着実に昇進を目指す方法
・キャリアを生かして転職する方法

転職によって経理のキャリアアップを目指す際には「日商簿記検定1級」や「税理士」「公認会計士」などの資格の取得は役に立ちます。持っていると転職活動を有利に進められる場合があります。そのため、積極的に資格取得に取り組むことも大切です。

経理のキャリアや資格については以下の記事も参考にしてみてください。
経理のキャリアをどのように歩んでいけばいいのか悩まれた際には、一度エージェントのキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。

まとめ

経理の仕事は細かな作業が多く、日々の業務のなかでやりがいを見失うことがあるかもしれません。しかし、会社の経営を支える重要な仕事であることや様々な部門から感謝される、会社にとってなくてはならない仕事だといえるでしょう。専門的なスキルを身につけ、キャリアアップをすることも可能です。

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