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転職エージェントは複数登録してもいい?併用する際の注意点・ポイントを解説!

転職エージェントは複数登録してもいい?併用する際の注意点・ポイントを解説!

どの転職エージェントに登録すべきか迷っており、「複数の転職エージェントに登録しても大丈夫だろうか」と不安に感じている方もいるかもしれません。転職エージェントを複数登録するメリットやデメリット、併用時の注意点について解説します。

転職エージェントは複数登録してもOK

結論からいえば、転職エージェントを複数登録すること自体は問題ありません。転職エージェントによって求人の業界や職種に違いがあるので、複数登録することでキャリアの選択肢を広げられます。

しかし、あまりに多くの数を併用すると、転職コンサルタントとのやり取りに手間がかかり、転職活動に支障が出てしまう可能性もあります。そのため、2~4社程度の転職エージェントに登録しておき、サービスを受けるなかで1社~2社に絞るのがポイントといえるでしょう。

転職エージェントを複数登録するメリット

転職エージェントを複数登録することで、どのような利点があるのでしょうか。本章では、転職エージェントを併用する主なメリットについて解説します。

応募可能な求人の幅が広がる

転職エージェントは、一般的な転職サイトでは掲載されないような「非公開求人」を独自に取り扱っています。非公開求人とは、「経営戦略と密接に関わる重要なポジションだから」「掲載すると応募が殺到する人気職種だから」といった理由でオープンにされていない求人のことです。

転職エージェントによって、非公開求人の業界や職種は異なります。そのため、複数の転職エージェントに登録しておくことで、そのぶん応募可能な求人の幅を広げられるでしょう。

幅広い観点からアドバイスを受けられる

転職エージェントに登録すれば、転職コンサルタントとの面談を通じて、今後のキャリアや転職活動の進め方について親身にアドバイスをしてもらえます。しかし、転職コンサルタント一人ひとりによって、キャリアに対する考え方や得意な業界・職種などはさまざまです。

その点、複数の転職コンサルタントに登録しておけば、それだけ多方面から有益な意見をもらえます。いくつもの可能性を事前に知ったうえで、自身にとって最適なキャリアプランを選択できるようになるでしょう。

相性の良い転職エージェントを見極められる

どれだけサービスの品質が高い転職エージェントでも、自分と相性が合わなければ満足度は低くなってしまいます。転職コンサルタントも同様で、なかには自分と考え方や価値観の相いれない担当者もいるでしょう。

その点、あらかじめ複数の転職エージェントに登録しておけば、各社の求人数やサービス内容、考え方の相性などを比較することが可能です。相性を見極めたうえで、最終的に最適なパートナーを厳選できるのも併用のメリットといえます。

転職エージェントを複数登録するデメリット

転職エージェントを複数登録することで、逆にデメリットが生じることもあります。本章では、転職エージェントを併用する主なデメリットについて解説します。

やり取りや面談に手間がかかる

複数の転職エージェントに登録すると、そのぶん転職コンサルタントとのやり取りが増えるのがデメリットです。例えば、面談日の設定や求人紹介メールへの返信、選考の進捗報告の手間が発生してしまいます。本来なら転職エージェントを使うことで転職活動を効率化できますが、併用することで逆効果になる可能性もあるでしょう。

スケジュール管理が難しくなる

登録先の転職エージェントが増えれば、自然と応募する求人の数も増えることになります。しかし、複数の選考を同時に進めるとなると、スケジュール管理が難しくなってしまうのが難点です。最悪の場合にはどうしても日程の都合がつかず、ダブルブッキングや急なキャンセルが発生してしまうかもしれません。結果的に応募先と転職エージェントに迷惑をかけてしまうため、スケジュールは厳密に管理する必要があります。

同一の求人に応募してしまうリスクがある

複数の転職エージェントに登録しても、応募したいと思える求人の職種・業界はどうしても似通ってきます。そのため、まったく気づかずに、別の転職エージェントから同一企業へ重複応募してしまうリスクもあるでしょう。

しかし、重複応募は厳禁です。重複応募が発覚すると、応募企業は面接を中断したり、他の候補者を探したりしなければいけません。応募先や転職エージェントに迷惑をかけないよう、求人選びには十分な注意が必要です。

転職エージェントを複数活用するときの注意点・コツ

転職エージェントを複数活用するときには、起こりうる問題や対策を事前に知っておくことが大切です。本章では、転職エージェントを併用するときの注意点やポイントについて解説します。

各転職エージェントに、併用の状況を伝えておく

転職エージェントを併用する場合は、各社の転職コンサルタントにその旨をあらかじめ伝えておくことが大切です。転職コンサルタントとしても、求職者が複数の転職エージェントに登録するケースは珍しくありません。そのため、問題なく了承してくれるでしょう。むしろ事前に伝えておけば、面談や選考の日程について、融通を利かせてくれることもあります。

逆に選考が佳境になってから併用していることを明かすと、転職エージェントに迷惑をかけてしまいます。併用の状況については、早めに各転職コンサルタントへ伝えておくようにしましょう。

転職コンサルタントに、こまめに報告・連絡をする

転職エージェントを併用する場合、同時にいくつもの選考が並行することになります。いつ内定が決まるかはわからないため、こまめに転職コンサルタントに状況を報告するようにしましょう。選考中の企業数や面接のスケジュール、内定の獲得数などを共有しておくことで、重複応募やダブルブッキングも未然に防ぎやすくなります。

転職活動の“軸”を明確にしておく

複数の転職エージェントに登録すると、さまざまな求人情報を紹介してもらえます。その際、求人選びに迷ってしまわないよう、転職活動の軸を決めておくことも重要です。

具体的には、応募したい職種や業界、転職で実現したい希望条件などを明確にしておきます。キャリアの方向性を事前に決めておけば、情報を取捨選択しやすくなるでしょう。

タイミングを逃さずに応募する

複数の転職エージェントに登録していると、応募のタイミングに迷うこともあります。たとえ自分に合う求人を紹介されても、「他の転職エージェントがもっと良い求人を提案してくれるのではないか」と考え、応募をためらってしまうこともあるでしょう。

しかし、同じような条件の求人を必ずしも再び紹介してもらえるとは限りません。キャリアのチャンスを逃がさないためにも、挑戦したいと思える求人に出会った際は、タイミングを逸せずに応募することが肝心です。

「断り方」も心得ておく

転職エージェントを併用していると、希望条件とはかけ離れた求人を提案されるケースもあります。その際は、誠実に断ることも大切です。転職コンサルタントに気を遣うあまり、連絡を無視してしまうと、こちらの望んでいることが正しく伝わらなくなります。

持ちを伝えたうえで、「応募を断りたい理由」を明確に伝えるようにしましょう。希望条件があらためて正しく伝われば、より条件に近い求人を提案してもらえるようになります。

相性の良い転職エージェントを見分ける“3つ”のポイント

転職エージェントを複数登録する際には、自分に合う登録先を厳選することも重要です。そこで本章では、相性の良い転職エージェントを見分ける際のポイントについて解説します。

求人の種類・幅

取り扱っている求人の種類や幅は、転職エージェントによって大きく異なります。

例えば、「総合型」の転職エージェントは職種・業界にかかわらず幅広い求人を扱っており、「特化型」の転職エージェントは特定の職種や業界に絞って求人を扱っているのが特徴です。希望しているキャリアに応じて、最適なタイプの転職エージェントを選択することがポイントといえます。また、総合型・特化型の転職エージェントを併用することで、キャリアの選択肢をさらに広げやすくなるでしょう。

転職コンサルタントの提案内容

転職コンサルタントとの相性の良さも、転職活動を成功させるうえでは非常に重要です。例えば、「じっくり時間をかけてキャリアの相談に乗ってくれるか」「自分の仕事観や希望条件を正しく理解してくれるか」「提案してくれる求人の内容に納得感があるか」などを見極めるようにしましょう。

また、よりスムーズに転職活動を進めるためには、こまめに連絡をくれて、レスポンスが早い転職コンサルタントを選ぶこともポイントです。

利用している求職者層

転職エージェントによって、ターゲットとなる求職者層もさまざまです。

例えば、若手・第二新卒向けの転職エージェントもあれば、ミドル・シニア世代向けの転職エージェントもあります。また、経営に近いポジションや専門職の求人を多く扱っている「ハイクラス人材向け」の転職エージェントも存在します。特に転職活動を通じて今よりも上の年収・役職を目指したい場合には、ハイクラス人材向けの転職エージェントを活用することで、理想を実現しやすくなるでしょう。

キャリアアップを目指すなら、ハイクラス向け転職エージェントの活用を

複数の転職エージェントに登録することで、応募できる求人の幅が広がったり、多方面からアドバイスをもらえたりと多くの利点があります。しかし、そのぶんスケジュール管理が難しくなり、連絡や報告の手間が増えてしまうのが難点です。複数の転職エージェントを活用する際は、最終的に自分に合う登録先のみに厳選するようにしましょう。特に年収アップや役職アップを目指す際は、ハイクラス向け転職エージェントの活用が有効です。

パソナキャリアは、年収アップ率「61.7%」を誇り、求人の約半数が「年収800万円以上」のハイクラス向け転職エージェントサービスです。これまで数々のキャリアアップを支援してきた転職コンサルタントが、求人紹介から履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、企業との日程・年収交渉まで一貫してサポートします。ぜひ転職活動を通じて今よりも“ワンランク上”のキャリアを目指す際には、パソナキャリアへお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者
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川口 営業統括本部シニアリーダー

法人営業、キャリアコンサルタントの経験を経て、現在は営業企画で社内業務改善やご登録者とのコミュニケーション方法の仕組みづくりなどを担当しています。産業カウンセラー試験合格、国家資格キャリアコンサルタント資格を保持。

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