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履歴書の日付はいつにするべき?正しい書き方・注意点・提出後のミス対処法を解説

履歴書の日付はいつにするべき?正しい書き方・注意点・提出後のミス対処法を解説

履歴書の日付を記載するとき、「日付は現在?それとも提出日にすべき?」「書き方のルールが分からない」とお悩みではありませんか。履歴書の日付の書き方が採用合否に直結する可能性は低いものの、不要なマイナス評価を避けるためにも、マナーを備えておくことは大切です。

履歴書の日付の正しい書き方をはじめ、注意点や提出後に日付欄のミスに気づいたときの対処法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

履歴書の日付は提出日を記載する

履歴書の日付は、提出日を記載します。履歴書がいつ時点の情報かを示すためです。提出日は、「自分の手元を離れる日」とするとよいでしょう。

履歴書の提出方法によっては、どのタイミングが提出日にあたるか迷ってしまうことも考えられます。本章では、記載すべき日付の見極め方を提出方法ごとに紹介します。

メールで送る場合は「送信日」を記載

履歴書をメールで送る場合、日付は「メールの送信日」を記載します。作成日ではない点に注意してください。

応募先の採用ページなどに履歴書データをアップロードして提出するケースでは、アップロード日を記入します。

パソコン作成用の履歴書フォーマットの場合、仕様によっては日付が自動入力されます。正しい日付が入力されているか、提出前にチェックしましょう。

郵送する場合は「投函日」を履歴書と封筒に記載

履歴書を郵送で提出する場合は、ポストへ投函した日付(または郵便局に持ち込んだ日付)を記載します。履歴書だけでなく、封筒にも日付を記載することが大切です。封筒に記載する際は、裏面に日付を記してください。

手渡しする場合は「持参日」を記載

面接時などに履歴書を持参し、先方に直接手渡しするケースもあるでしょう。手渡しの場合、日付は「持参日」を記載します。

面接日が未定または変更になる可能性があるときは日付欄を一旦空欄にしておき、確定後に記載することがおすすめです。

【表記マナー】履歴書の日付の書き方

履歴書の日付欄を記入する際に、押さえておきたい表記マナーを紹介します。

ほかの書類の日付と統一する

履歴書の日付は、ほかの提出書類に記載する日付と統一させる必要があります。

  • ● 送付状
  • ● 職務経歴書
  • ● 封筒(封筒の裏面に記載)

など、各書類で日付がバラバラにならないよう気を付けましょう。

和暦・西暦を統一する

「年」は、和暦(令和〇年)と西暦(20XX年)、どちらを用いても構いません。書きやすい方で記載しましょう。

ただし、選んだ書き方は履歴書内だけでなく、すべての提出書類で統一させてください。和暦・西暦が混在すると、採用担当者に「配慮が足りない」「仕事が粗い」というマイナスイメージを与えてしまう恐れがあるためです。

算用数字で記載する

履歴書の日付に限らず、横書きする数字は基本的に「1・2・3」といった算用数字を使用します。ただし、下記のケースでは「一・二・三」といった漢数字で記載してください。

  • ● 封筒に日付を縦書きするとき
  • ● 固有名詞に含まれている漢数字(例:四万十市(しまんとし)

履歴書の日付のマナー違反は評価を下げる恐れあり

履歴書の日付の書き方が採用合否に直結する可能性は低いとはいえ、マナーに反する書き方は評価を下げる恐れがあるため注意が必要です。

たとえば古い日付の履歴書を提出した場合、採用担当者から「履歴書を使いまわしていて、自社の優先度は低いのでは?」と疑われてしまうかもしれません。応募先に不要なマイナスイメージを与えないよう、履歴書の日付欄へのマナーも意識しておきましょう。

経営層・管理職などのハイクラス転職を目指す場合は特に、応募書類の細かいところまで配慮することをおすすめします。

履歴書の日付で注意すべきNG事項3つ

履歴書の日付を記載する際、特に気を付けるべきNG事項を3つ紹介します。

【NG例1】誤った状態のまま提出する

下記例のように、日付欄が誤った状態のまま提出することは避けるべきです。

  • ● 間違った日付(例:西暦が異なる)
  • ● 日付欄が空白(例:記載漏れ)
  • ● 古い日付(例:作成から時間をあけて提出)

記載情報に誤りがあると、応募先の選考過程に影響を与えかねません。また、応募者の事務処理能力を不安視される恐れもあります。

【NG例2】修正ペンや修正テープで書き直して提出する

日付を書き間違えたとき、修正ペンや修正テープで書き直すのはマナー違反にあたります。

なかには、二重線を引いた上に訂正印を押して対応できるケースもありますが最善策とはいえないでしょう。書き損じたときは、可能な限り新しい用紙に書き直してください。

【NG例3】日付のみ手書きで提出する

履歴書をパソコンやスマートフォンなどで作成する場合、日付のみを手書きすることは避けるべきです。「履歴書を使いまわしているのでは?」と、採用担当者から転職意欲を疑われてしまう可能性があるためです。

【Q&A】履歴書提出後に日付欄のミスに気づいたときの対処法

履歴書の提出後に日付欄のミスに気づいたときの対処法を紹介します。

日付を書き間違えて提出してしまったらどうすればよい?

日付が1~2日ずれる分には、致命的なミスではありません。大きなずれがある場合は、正しい日付の履歴書を作成して再提出することがベストです。ただし、再送前に採用担当者にメールや電話で連絡を取り、再送許可を得ることがポイントです。説明もなく突然新たな履歴書を送ることは、非常識にあたるため控えましょう。

日付を書き忘れて提出してしまったらどうすればよい?

基本的には、お詫びの連絡を入れる必要はありません。面接などで採用担当者と顔を合わせるタイミングで「履歴書に日付を書き忘れてしまい失礼いたしました」と伝えるとよいでしょう。

履歴書に記載した日付に投函できなかったらどうすればよい?

履歴書に記載した日付に投函できなかったとしても、1~2日ずれる分には問題ありません。

記載日当日にポストに投函したとしても、集配のタイミングによっては翌日の消印が押されることがあるためです。また、通年で採用活動を行うケースが多い中途採用では、「厳格に投函日をチェックする」といった対応は少ない傾向にあります。

履歴書の日付はマナーを守って正確に書こう

履歴書の日付欄は、「履歴書がいつ時点の情報か」ということを判断するために設けられています。そのため、記載すべき日付は「提出日(履歴書が自分の手元を離れる日)」となります。採用担当者から悪い印象を抱かれないよう、マナーを守って正確に記載しましょう。

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この記事の監修者
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斉藤史郎マーケティング統括部

主に、IT/Web業界担当として法人営業、キャリアコンサルタントの経験を経て、現在は法人マーケティングに従事。

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