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※「ハイクラス転職の定義」や「ハイクラス転職で“英語以外”に必要とされるスキル」を知りたい方は、「ハイクラス転職とは?一般的な転職との違いや年収の目安、成功のポイントを解説!」の記事もお読みください。
<目次>
そもそもなぜ英語を使える人材は、ハイクラス転職で需要が高いといえるのでしょうか。ここでは、ハイクラス転職において英語力が重視される理由を紹介します。
日本は海外から見れば非常に規模の大きな市場で、法規制も整っています。ビジネス環境として良好なため、外資系企業が日本への進出を果たすケースも珍しくありません。一方で、日本の人材の語学力はまだ相対的に高いとはいえず、英語の堪能な人材は不足している状況です。実際に経済産業省の調査(※)によれば、日本で事業展開するうえでの阻害要因として、外資系企業の53.6%が「人材確保の難しさ」を挙げています。今後も外資系企業の日本進出が増えることを考えると、英語力の高い人材は需要がさらに高まっていくといえるでしょう。
※参考:第54回外資系企業動向調査(2020年調査)の概況|経済産業省(PDF)
日系企業が海外のマーケットへ進出し、業績拡大を狙う例も増えています。外務省の調査(※)によれば、平成29年11月時点で海外に進出している日系企業の総数は7万5531拠点を記録し、過去最高を更新しました。特に進出先として主流な北米、ASEAN諸国などでは英語が公用語の国も多く、英語の堪能な人材は不可欠です。今後も日系企業のグローバル展開が進めば、ハイクラス転職では英語力の高い人材がより必要とされるでしょう。
※参考:海外在留邦人数・進出日系企業数の調査結果(平成30年要約版)|外務省
今以上に海外でのビジネスを加速し、グローバルスタンダードに追随することを目的とする企業は、社内の公用語を英語に統一し、外国人労働者を積極的に採用しています。なかには、人事評価で英語力の高さを加味したり、昇格の基準として「TOEICの点数」を設けたりする企業もあるほどです。こうしたグローバル志向の企業へ転職する場合は、英語が必須になるでしょう。
ハイクラス転職を成功させるには、どのくらいの英語力が必要なのでしょうか。ここでは、ハイクラス求人でよく使われる「英語力の2つの指標」や、各企業で求められている「具体的な英語のレベル」について解説します。
英語力の指標としてよく用いられるのが、「TOEIC(※主にTOEIC Listening & Reading Test)」のスコアです。TOEICの点数は、英文を「読む」「聞く」力の判断基準で活用されます。「上場/非上場」「日系/外資」など企業によって求めるレベルは異なりますが、参考までに下記にてTOEICスコアごとの英語レベルを紹介します。
◆600点~695点:複雑な英文でなければ、長文でも聞き取れる。上場企業の一般社員に求められるレベル
◆700点~795点:長文も細部まで聞き取れる。外資系企業の一般社員・上場企業の国際部門に必要なレベル
◆800点~895点:複雑な英文も聞き取り、理解できる。上場企業の海外赴任で求められることがあるレベル
◆900点~990点:語彙(ごい)・文法・構文をすべて正確に把握している。どの企業でも基準を満たすレベル
ハイクラス人材の実務においては、英語を読む・書く力というよりも、「電話で話す」「会議で自分の意見を言う」などの“会話する力”が求められるシーンも少なくありません。そのため、TOEICのスコアとは別に「英語のコミュニケーションレベル」を指標として設ける企業もあります。具体的には、以下のようなイメージです。
◆初級会話:単語を組み合わせて簡単な会話ができる。読み書きしか発生しない職務なら対応可能なレベル
◆日常会話:語彙は十分ではないが、正確に会話できる。英語を話す場面の少ない職務なら対応可能なレベル
◆ビジネス会話:ビジネスシーンで必要な語彙を用い、会話できる。外資系企業の一般社員に求められるレベル
◆流暢(りゅうちょう):どんな場面でも、柔軟に相手と意思疎通できる。海外顧客との折衝に必要なレベル
◆ネイティブ:英語圏に長年在住・勤務していた人と同等に会話できる。海外赴任でも対応可能なレベル
求められるTOEICのスコアやコミュニケーションレベルは、在籍する企業や担当職務によってもさまざまです。例えば、外資系企業に勤務していても、担当職務が「経理」で、海外本部への定期レポーティングも書面でしか行わない場合、TOEICのスコアは600点程度で十分ということもあります。逆に日系企業でも、新規開拓のセールスとして海外の支社に勤務する場合、流暢に話せるレベルの英会話力が求められるケースもあるでしょう。
あくまで英語はコミュニケーションの手段なので、求人によっては他に重視されるスキルがあるのも事実です。スキルの優先度については、転職エージェントをはじめ転職の専門家に都度確認してみることをおすすめします。
求められる英語のレベルは、「管理職/プレイヤー」といった役職によっても異なります。例えば、外資系企業に勤める場合、管理職は本国の幹部クラスと英語で会議をしたり、業績の報告をしたりという業務が発生することがほとんどです。そのため、20代でプレイヤーとして入社した時点では日常会話レベルの英語力しか求められなかったものの、30代~40代で管理職になるとビジネス会話レベルが必要とされることもあります。「将来どのようなシーンで英語を活用することになるのか」も事前に調べて、確認しておくようにしましょう。
ハイクラス転職で英語を生かせる職種には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、ハイクラス転職で英語力が求められる、代表的な7つの職種を紹介します。
英語を生かせるハイクラス求人の一つに、商社・メーカーの海外営業(機械・化学・医療品など)があります。海外営業は、海外の顧客に製品を提案したり、海外の展示会に参加して製品を買い付けたり、輸入品の貿易書類を作成したりというのが主な業務です。海外への出張・赴任の機会も多いため、英語力を存分に発揮できます。
外資系企業の経理・財務職も、英語を生かせる仕事の一つです。具体的には、国際会計基準や米国会計基準で月次・年次の決算業務を行ったり、日本拠点の決算状況を英文のレポートで海外本部に報告したりという業務が発生します。英語力も必要ですが、主に決算・会計や財務などに関する専門的な知識が求められる仕事です。
ITエンジニアや機械設計エンジニア、制御・組み込み系エンジニアといったハイクラス求人のなかには、英語を使うものもあります。例えば、外資系企業に勤務する場合は、製品の仕様書や設計図がすべて英語です。また、多言語対応のシステムを開発したり、オフショア開発の委託先とやり取りしたりする際にも英語を生かせます。
マーケティング職は、顧客の需要や市場の動向を分析するなかで、英語を使う機会もあります。例えば、海外展開を目指す日系企業では、英文の資料を読んで進出先の市場を調べたり、海外支社向けに英語で企画書を作成したりすることもあるでしょう。また、海外の展示会や見本市に足を運び、市場調査する際にも英語を生かせます。
証券・保険・投資といった金融業界のなかには、外資系企業も多く、英語を生かせる専門職も豊富です。例えば、海外の経済を分析して顧客の資金を運用する「ファンドマネージャー」、顧客の財務状況を分析する「証券アナリスト」などがあります。特に金融業界は一単語間違うだけで大問題につながるので、高度な英語力が必要です。
海外から製品を買い付ける購買・調達・バイヤーも、英語を生かせる仕事です。例えば、アパレルメーカーのバイヤーとしてブランドアイテムを買い付けたり、メーカーの購買担当として海外の企業から部品を仕入れたりします。通訳を介すことも可能ですが、価格交渉や契約をスムーズに進めるためには本人の英語力も不可欠です。
コンサルティング業界では、外資系コンサルティングファームも多く日本に進出しています。そのため、外国人上司とのやり取りや本国へのレポーティングなどで英語が必要です。また、日系企業にコンサルタントとして勤める場合にも、外資系クライアントを担当すれば、顧客への提案や経営資料の作成・読解で英語を生かせます。
英語を生かせるハイクラス求人は、管理職や高度な専門職をはじめ、経営戦略に直結するような人材の募集が中心です。そのため、競合他社に戦略が知られないよう、大半のハイクラス求人が「非公開」として扱われています。求職者が非公開求人へ応募するには、転職エージェントを活用し、求人の紹介を受ける必要があるのです。
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